「右翼」の戦後史

「右翼」の戦後史

880円 (税込)

4pt

戦前右翼、反米から親米への転換、政治や暴力組織との融合、新右翼、宗教右派、そしてネット右翼・・・。戦後右翼の変遷をたどる。

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「右翼」の戦後史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    880

    安田浩一
    1964 年生まれ。静岡県出身。「週刊宝石」などを経てフリーライターに。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で2012 年の講談社ノンフィクション賞を受賞。2015 年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(

    0
    2024年07月01日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦後、日本はアメリカの統治下に置かれた。そこで、アメリカからの統治を拒絶し、旧来からの日本の伝統を取り戻し、日本国民で国を守るというスタンスで「右翼」が形成されたのは知っていました。しかし、今の右翼団体を見ると、アメリカを迎合している状態。もっといえば、アメリカの手下になって、中韓を威圧

    0
    2022年01月19日

    Posted by ブクログ

    本書を読んで初めて知ったが、敗戦直後には松江事件など、やはり負け戦を受け入れられない連中による騒動が続発していた。確かにマヌケだったりただただ陰惨だったりはするのだが、それでも時代に流されるまま親米右翼にかじを切り組合や左翼叩きに熱を上げてきた連中よりは人間として評価すべきところは多いだろう。しかし

    0
    2020年12月19日

    Posted by ブクログ

    【右翼とはいっても,すべてが同じ色に染まっているわけではなかった】(文中より印象)

    街宣車や拡声器,そして時にはネトウヨという言葉に代表されるようなイメージで語られてしまう戦後の「右翼」。敗戦後の混乱から現在に到るまで,多様な潮流を生み出したその思想的な歩みを眺め,今日的意義を考える作品です。著者

    0
    2019年09月18日

    Posted by ブクログ

     ジャーナリストが足で書いた歴史。取材して書かれた箇所は抜群に面白い。
     印象に残ったのは、時対協の定例会議(p85〜)と沖縄基地に反対する花瑛塾(p273〜)の場面。ネトウヨ・行動右翼とは異なる反骨精神のある右翼には、不思議な魅力がある。

     恥ずかしながら、安田氏の著書を読んだのは初めて。もっと

    0
    2018年10月07日

    Posted by ブクログ

     戦前から戦後、現在に至る右翼の歴史と変遷が分かりやすいまとめられていた。
     戦後の言論の自由、民主主義、人権、反戦平和に、右翼は"壊されていく国体"を見、あるべき日本が失われていくのを感じたーという説明は納得できる。しかし、最近のネトウヨの差別、暴言、排除はどう考えても理解も共

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    右翼の戦後史について、実際に活動に携わった人々に対して多くの取材しながら描き出す。
    出版順は逆だが、同じ講談社現代新書の日本左翼史シリーズを読んだことでこの本も読むことに。

    興味深いのは、日本左翼史シリーズは(特に佐藤優が顕著だが)徹底的に文献・論文にあたるのに対し、本書の著者の安田は果敢に取材を

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    右翼の流れがわかりやすい。

    右翼は歴史と伝統を重んじた保守であり、異なる他者に対しては排他的で、復古主義であり、理念というよりも情念に近い。

    日本右翼の源流は、江戸時代末期の水戸学にあるとされる。儒学を基盤に、神話や道徳を尊重し、身分や社会の安定を説くもの。吉田松陰や西郷隆盛らの幕末の志士に大き

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    右翼、そして左翼。

    よく聞くけれど、その実はよく知らないという方は多いのでは?

    4月29日昭和の日、右翼団体と思われる人たちが一日中何かを騒ぎ立てていた。
    5月1日、仕事の為外出すると官公庁の前で「恥を知れ!」と黒塗りの街宣車に乗ってきた人たちが怒鳴り立てていた。

    単純に疑問に感じたので、本棚

    0
    2020年05月05日

    Posted by ブクログ

    地道に活動する日本会議が最も怖い右翼団体であることがよく分かった。ただ、戦前のテロを起こすような右翼団体よりはましか。
    本来の右翼はそれなりに理論があり、首尾一貫した主張もあったが、今の右翼にはそれはなく、単なるマイノリティ排斥しかなく、多くの既存団体もそこに近づいているようで情けない。
    声も大きい

    0
    2019年02月14日

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