真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960
  • 値引き

真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

作者名 :
値引き価格 654円 (595円+税) 5月26日まで
通常価格 935円 (税込)
紙の本 [参考] 990円 (税込)
獲得ポイント

3pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

日本の左翼は何を達成し、なぜ失敗したのか?
――忘れられた近現代史をたどり、未来の分岐点に求められる「左翼の思考」を検証する壮大なプロジェクト。

深刻化する貧困と格差、忍び寄る戦争の危機、アメリカで叫ばれるソーシャリズムの波。
これらはすべて、【左翼の論点】そのものである!
激怒の時代を生き抜くために、今こそ「左の教養」を再検討するべき時が来た――。

◇◇◇◇◇

戦後復興期に、共産党や社会党が国民に支持された時代があったことは、今や忘れられようとしている。
学生運動や過激化する新左翼の内ゲバは、左翼の危険性を歴史に刻印した。
そしてソ連崩壊後、左翼の思考そのものが歴史の遺物として葬り去られようとしている。

しかし、これだけ格差が深刻化している今、必ず左翼が論じてきた問題が再浮上してくる。
今こそ日本近現代史から忘れられた「左翼史」を検証しなければならない。

「日本の近現代史を通じて登場した様々な左翼政党やそれに関わった人たちの行い、思想について整理する作業を誰かがやっておかなければ日本の左翼の実像が後世に正確な形で伝わらなくなってしまう。私や池上さんは、その作業を行うことができる最後の世代だと思います。」(佐藤優)


【本書の構成】

◇日本共産党の本質は今も「革命政党」
◇社会党栄光と凋落の背景
◇アメリカで社会主義が支持を集める理由
◇野坂参三「愛される共産党」の意図
◇宮本顕治はなぜ非転向を貫けたか
◇テロが歴史を変えた「風流夢譚事件」
◇労農派・向坂逸郎の抵抗の方法論
◇「共産党的弁証法」という欺瞞
◇労働歌と軍歌の奇妙な共通点
◇共産党の分裂を招いた「所感派」と「労農派」
◇毛沢東を模倣した「山村工作隊」
◇知識人を驚愕させた「スターリン批判」
◇天才兄弟と称された上田耕一郎と不破哲三
◇黒田寛一と「人間革命」の共通点
◇現在の社民党は「右翼社民」

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 教育
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社現代新書
ページ数
240ページ
電子版発売日
2021年06月16日
紙の本の発売
2021年06月
サイズ(目安)
10MB

真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

    Posted by ブクログ 2022年03月16日

    2000年生まれで共産党と社会党の違いもわからず、冷戦の雰囲気も肌で感じ取ったことのない世代ですが、その当時の左翼の人々が何を感じて、実際にどんな行動を取ったのかを少し感じることができました。続編も楽しみです。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年02月24日

    ロシア人が国境を線ではなく面でとらえる、日本社会党は国際情勢で左派と右派に分裂したという話は興味深かった。
    日本社会党の戦後の流れ、新左翼の諸団体との関係を知ることができたのはこの本の大いなる収穫。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年01月11日

    池上彰x佐藤優の対談が好きなので、好み補正もあっての★5つ。
    でも、この2人の対談本は高度な内容なのにわかりやすくて、すごく好き。

    右翼左翼はいつもわからなくなって調べるんだけど、やっぱりよくわからない。
    本書でも正直明確に理解できたとは言い難い。
    しかし、左翼=リベラルと言いつつ、複雑な経緯を経...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    共産党、社会党、新左翼の歴史がよくわかった。
    自民党に対峙できる政党がなくなった中で、共産党の役割の需要性が増しているが、本質を理解して支持すべきかどうかを考えていきたい。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年09月06日

    1,2世代前の人たちの日本観が我々平成世代と捉え方が全く違う(であろう)理由は、この本を読むと肌感覚で分かる。戦後史の理解にも役立つ。
    よく名前が知られた若い層の現代知識人も左翼の流れを汲んで活躍していることを知って、世の中の見方がちょっと変わったかも。
    しかし、左翼知識人は昔も今もシュッとして格好...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年08月02日

    左翼本はこれまでちょくちょく読んできたつもりだったが、社会党についてはほぼ知らなかったなあ。と痛感し反省。共産党よりずっとインテリで議席もずっと多かったのか。ソ連を取り巻く空気感も書物を通してしか想像できないな。

    「左翼=平和路線ってなってるけど本来の左翼は革命のためなら暴力は辞さないし自分たちが...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年07月28日

    戦後の社会党と共産党の成り立ち、及び新左翼の誕生する過程について書かれています。学校では学べない左翼の成り立ちについて学べます。

    そもそも社会党と共産党のスタンス違いが分からない人であっても、基本から書いてあるのですごく読みやすいです。

    左翼についてあやふやな概念しか持っていない人や、政治に少し...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    数多く出版されている佐藤・池上対談の中でもかなり硬派な部類に属する一冊。
    時代を行き来しながら、主に敗戦後すぐの時期の左派の動きを社会党・共産党両面で語られている。
    ある年齢層以上の方には常識であり肌感覚で理解していることかもしれないが、左派が力を失った時代以降に物心ついた私にとっては大変新鮮な内容...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年04月23日

    左翼=戦争反対、社会主義と共産主義、社民党と共産党など、間違えた理解をしている人に対する解説本。佐藤優と池上彰の頭の良さにひたすら感心。自分の理解が追いついたからはともかくわかりやすく興味深く読むことができる。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年04月11日

    池上彰氏の本も佐藤優氏の本も何冊か読んでいるが、両氏ともここ10年くらいの言動には「長いものには巻かれろ」という態度が感じられたので、両氏を敬遠する気持ちが出てきていた
    それでも、興味のあるテーマだったので読んでみる

    佐藤氏の共産党嫌いが言葉の端々に滲み出ているというより溢れ出ているが、客観的な事...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング