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  • 半グレと芸能人
    3.2
    市川海老蔵、宮迫博之、田村亮……。 なぜ芸能人は半グレ=反社会的勢力と接点を持ってしまうのか? 『週刊文春』の特派記者として15年のキャリアを積んだ筆者が、あまり報じられることのない取材の裏側を明かしつつ、芸能人と半グレたちの“夜の生息域”に迫る! ・関東連合を芸能人や起業家らと結びつけた“黒幕”の正体 ・市川海老蔵事件の取材で厄介だった関東連合の情報操作 ・芸能人、スポーツ選手、政治家が集った「西麻布迎賓館」の実態 ・金塊強奪犯は、なぜ芸能人と写真を撮れたのか? 第1章 関東連合を六本木に連れてきた男 第2章 折口雅博が築いた西麻布の“城” 第3章 市川海老蔵事件と関東連合崩壊の予兆 第4章 六本木フラワー襲撃事件 第5章 西麻布迎賓館事件 第6章 半グレ最新事情と金塊強奪犯
  • 半暮刻
    4.2
    1巻2,090円 (税込)
    ●あらすじ  児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。 ●担当者より  本作の主人公は二人の青年です。一方は施設育ちで貧困の連鎖の中にいます。いくら努力しても、彼の出自、彼の過去が彼自身を縛りつけていきます。もう一人は何不自由なく育ち、それでも上を目指して日々〈学び〉を怠らないよう努力をしています。努力をしている、という点は二人とも共通ですが、この二人を「日本社会」という入れ物に入れたとき、理不尽な現実が襲い掛かってきます。同じ半グレのもとで出会った二人がどんな人生を歩んでいくのか――著者である月村了衛さんが脱稿後「格別の手ごたえがあります」とおっしゃった力作、ぜひご一読ください。
  • 反撃のレスキュー・ミッション
    3.7
    1989年、SASがレバノンで行なった人質救出任務で、三人の隊員が死亡した。その責任者と見なされたSAS隊員ジョン・ポーターは、やがて除隊し、酒びたりとなって、17年後の今では路上生活を送っている。そんな折、レバノンで英国人女性が誘拐された。それは17年前の悲劇に深い関係をもつ事件だった。汚名をそそぐ機会を得た彼は政府と交渉し、困難きわまりない救出任務に単独で挑む!男の再生を描く冒険アクション。
  • 半減期を祝って
    3.4
    1巻1,353円 (税込)
    30年後のニホンの未来像を描き絶筆となった表題作ほか、強くしなやかに生きる女性たちの姿を追った「ニューヨーク、ニューヨーク」「オートバイ、あるいは夢の手触り」を収録。女性や弱者、辺境のものたちへの優しい眼差しと現状への異議──。日本を超えて世界規模の視野を切り拓き続けた津島文学のエッセンスがここにある!
  • 叛骨〈上〉 陸奥宗光の生涯
    3.0
    外交のカリスマ、いざ政争へ 盟友・龍馬の死と不遇の青年時代を乗り越え、近代日本を創った男の怒涛の前半生を描く! 陸奥宗光の生涯を通じての行動は、前途を塞ぐ不正な権力を打破することであった。 宗光は、父・宗広から受け継いだ非凡な知能と先見性を武器に、政争に敗れた父の仇を討つべく、勉学に励みながらも尊王攘夷運動に没頭し、やがて海軍熟で学ぶと、その後は海援隊で活躍する。 しかし、坂本龍馬の暗殺によって唯一の後ろ盾を失ってしまい、窮地に陥るが……。
  • 叛骨の宰相 岸信介
    3.8
    国民生活を安定させ、経済政策が最もうまくいっていた岸時代。先見性と実行力で国民を幸せにすることこそ宰相の条件である。人気評伝作家による白洲次郎、吉田茂に続く、昭和史を築いた政治家の傑作評伝。
  • 犯罪
    4.0
    一生愛しつづけると誓った妻を殺めた老医師。兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の末っ子。彫像『棘を抜く少年』の棘に取り憑かれた博物館警備員。エチオピアの寒村を豊かにした、心やさしき銀行強盗。――魔に魅入られ、世界の不条理に翻弄される犯罪者たち。高名な刑事事件専門の弁護士である著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描き上げた珠玉の連作短篇集。クライスト賞ほか文学賞三冠、2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に輝いた傑作。単行本より改訂増補された最新決定版!/解説=松山巖
  • 犯罪者書館アレクサンドリア ~殺人鬼はパピルスの森にいる~
    3.4
    父親が多額の借金を残して死んだ。神田六彦はその肩代わりとして殺されかけるが、突如として現れた夏目と名乗る女によって、彼女の経営する店で働くことを条件に命を救われる。 しかし、そうして足を踏み入れたアレクサンドリアは、殺し屋を始めとする非社会的な人間だけが利用する言わば犯罪者書館。常識も法律も通用しないその店では、シャーロック・ホームズを名乗る殺人鬼によって次々と常連達が消され始めていた。 本好きの悪い奴しかいない。そんな店で神田が出会うのは、名探偵を愛する犯罪者達と、それに纏わる薄暗い物語。
  • 犯罪小説家 <新装版>
    3.6
    新鋭作家である待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主催者の“伝説の死”に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。はたしてその思惑とは――? 予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!
  • 逃亡小説集
    3.5
    映画原作『犯罪小説集』とあわせてシリーズ累計20万部突破! 著者のライフワーク第2弾 「もう、逮捕でもなんでもしてくれんね」 高校卒業後、地元の北九州を出て職を転々としてきた福地秀明。特に悪いことをした覚えもないのに不幸続きで、年老いた母親と出口のない日々を送る秀明は、一方通行違反で警察に捕まった時、ついに何かがあふれてしまった。そのまま逃走を始めた秀明は……(「逃げろ九州男児」)。 職を失った男、教師と元教え子、転落した芸能人、失踪した郵便配達員――日常からの逸脱を描く4つの物語。 「小説の最前線に位置する短編集」(解説より)   酒井信(文芸批評家)
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 少女 上
    3.5
    父親、母親、そしてふたりの息子。その家では一家四人が無残な死体で発見された。凶器は散弾銃、怪しい人物はすぐに挙がった。違法狩猟をめぐって、殺害された一家ともめていた男がいたのだ。だが、事件への関与を証明するのは困難。現場のトシュビー市の市長の夫で、捜査責任者のエリック・フロディーン警部は外部から応援を要請する決心をした。昇進したての彼は、なんとしてでも早急に事件を解決し、自分の昇進が妻のコネではないことを証明したかった。そこで呼ばれた最高の人材、それがトルケル率いる国家刑事警察殺人捜査特別班だった。凄腕の迷惑捜査官、本領発揮! 人気シリーズ第4弾。
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン 模倣犯 上
    4.1
    出張帰りの夫の目に飛び込んできたのは、妻の無惨な死体。ふつうならこれだけでトルケル率いる殺人捜査特別班が呼ばれることはない。被害者が自宅の寝室で縛られ、首をかき切られていたのでなければ。その状況は、かつてセバスチャンがつかまえた連続殺人犯ヒンデの手口に酷似していた。だが、ヒンデはレーヴハーガ刑務所で服役中のはず。一方、ある動機で、ふたたび殺人捜査特別班に加わろうと企むセバスチャンは、渋るトルケルに売りこみをかけた。凄腕だが自信過剰の迷惑男セバスチャンの捜査が始まる!
  • 犯罪の回送
    3.8
    北海道の北浦市長春田は陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野の林で絞殺体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合いに浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋立計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道―東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。1991年に改稿に着手、執拗なまでに推敲し完成させた著者最後の推理作品。
  • 反射
    4.2
    〔競馬シリーズ〕交通事故で死んだ競馬写真家の自宅に、二日連続で強盗が押し入った。いったい何の目的で? 彼の遺した大量のフィルムを手にしたアマチュア写真家で騎手のノアは、自らの知識を駆使して、そこに潜む秘密の解明に挑んでゆく。複雑なパズルを解いたノアが目にした物は、驚くべき画像だった!/掲出の書影は底本のものです
  • 繁殖
    3.3
    「感染」「転生」に続く仙川医療ミステリー第3弾農村風景が未だ残る関東のとある幼稚園で食中毒事件が起きた。園児の症状から、おにぎりの杜撰(ずさん)な管理による単純な食中毒だと思われたが、のちにカドミウム中毒だと判明した。安易な発表が農家の風評被害につながることを怖れた病院、保健所、警察は慎重に捜査を開始する。毒を盛ったのは一体誰か? そもそも毒はどこに潜んでいたのか……? 大ヒット『感染』『転生』の著者が贈る医療ミステリー第3弾がいよいよ登場! 善意が犯罪を加速する新感覚の展開に目が離せない!

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  • 半身
    3.7
    門をいくつも抜け、曲がりくねった小径をたどった奥にある石の迷宮――ミルバンク監獄。1874年の秋、テムズ河畔にそびえるこの牢獄を慰問のために訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。19歳のその娘シライナは、監獄じゅうの静けさをかき集めたよりも深い静寂をまとっていた。なぜこんな人が、こんなところに? すると、看守から聞かされた。あの女は霊媒なの。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる……。魔術的な筆さばきの物語が終局に至って突きつける、青天の霹靂のごとき結末。サマセット・モーム賞など多くの文学賞に輝く本書は、魔物のように妖しい魅力に富む、絶品のミステリ!
  • 半自叙伝
    5.0
    現代日本文学最高峰の作家は、時代に何を感じ、人の顔に何を読み、そして自身の創作をどう深めてきたのか――。老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。
  • 反人生
    3.7
    「人生作り」には興味がない。流れる季節を感じるだけで、世界は十分面白い――。夫を亡くしてひとり暮らしの荻原萩子・五十五歳が抱く、バイト仲間の年下女子・早蕨へのときめきと憧れ。――「反人生」/世界を旅する寅次郎、ユーモアのセンスあふれる桃男。男友だちから新たな感覚を学ぼうとする大沼の行く末は……。――「越境と逸脱」など全4編。男と女、親と子、先輩と後輩、夫と妻。無意識に人々のイメージに染み付いている役割や常識を超えて、自由でゆるやかな連帯のかたちを見つける作品集。
  • 半生の記
    4.2
    日本が破滅に向って急速に傾斜していった時代、金も学問も希望すらもなく、ひたすら貧困とたたかっていた孤独な青年松本清張。印刷所の版下工としてインクにまみれ、新聞社に勤めてからも箒の仲買人までしながら一家八人の生活維持に苦しんだその時代が今日の松本文学を培(つちか)ったのであった――。本書は、社会派推理小説の第一人者である著者が若き日を回想して綴る魂の記録である。

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  • ハンナのいない10月は
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    大学の万年講師・森川譲は猫のハンナと研究室で暮らす変わり者。ある日学長から、大学に潜むスパイを探せと命じられ、次々起きる大学存亡の危機に立ち向かうことに――感動の青春ミステリ! 猫部屋と化した研究室には、今日も厄介な客が訪れる。 狙われた大学公印、頻発する謎の停電、潜り込んだスパイ、学生自治会長選挙の不正疑惑、大学御用達の定食屋の後継者問題、女子学生の洋服盗難、学生への不公平な単位付与問題—―続発する大学存亡の危機に立ち向かうはめになった万年講師・森川と愛猫のハンナ。彼らがたどり着いた、事件の裏にある切なくて苦い真実の数々とは? 切ない真相に不意打ちされる、優しい涙が溢れる傑作!
  • 反日種族主義との闘争
    4.4
    1巻1,599円 (税込)
    日韓関係に破綻をもたらした大法院(最高裁)の判事たちは、恥を知らなければならない―― 韓国の歴史認識を徹底批判、日韓両国で大ベストセラーとなった『反日種族主義』。寄せられた批判に答える! 『反日種族主義』には、韓国内から強烈な抵抗と罵倒が寄せられた。 第二弾となる『反日種族主義との闘争』は、降り注いだ批判に誠意を持って答え、 あらためて5つのテーマで韓国に根付いた「嘘」を実証的に明らかにする、刺激的な歴史書だ。 ・慰安婦強制連行説に対する再批判――強制動員拡大解釈の問題点 ・日本に行ったらみな強制動員なのか? ・韓国大法院の判事たちは恥を知らなければならない ・国際社会を説得できない独島(竹島)固有領土説 ・日本の植民地“支配”ではなく、移植された“制度”が近代化をもたらした 第1編 日本軍慰安婦 第2編 戦時動員(強制徴用) 第3編 独島(竹島) 第4編 土地・林野調査(収奪論) 第5編 植民地近代化 特別寄稿 作られた中国の反日感情 解説 久保田るり子(産経新聞編集委員)
  • 反日種族主義と日本人
    4.0
    40万部超のベストセラーとなった『反日種族主義』の日本人のための公式副読本。 韓国で出版された『反日種族主義』の日本での翻訳出版を執筆者たちに薦めた産経新聞編集委員の久保田るり子氏による書き下ろし。『反日種族主義』執筆者6人へのインタビューも収録。 文在寅政権は韓国の歴代政権の中でも最も「反日」を前面に押し出している。韓国で「反日」がここまで大きくなった背景には、戦後日本の新聞や政治家、左派文化人による言動がある。日韓を離間させようとする北朝鮮や朝鮮総連の思惑を後押ししてきた戦後日本の左派勢力の責任を問う一冊。 慰安婦問題や徴用工問題で日本の左派勢力がどんな役割を果たしてきたのか、日本人として知っておかなければならない事実を提示する。
  • 反日種族の常識
    3.7
    どこまでタガが外れてしまうのか?  本書はすべて、韓国メディアが報じた驚愕の事件や出来事で構成されています。 日本のテレビや新聞は直視したがらない、隣国のありのままの実態をまとめました。 「韓国に関しては、事実であっても書いてはいけないことがある」と自制しているうちは、文在寅政権の暴走は止まらないでしょう。 反日が常態になりすぎて、日本に対してどんな無法も許されてしまう国とは、関係を見直すしかないのかもしれません。 今も奴隷がいる/人糞を投げつけてくる/不衛生大国/赤ん坊輸出大国/病名は憤怒調節障害/自営業者大国、貧困のブラックホール/開き直る泥棒族/「旭日旗狩り」の実態/反日ガラパゴス国家の反日教育/ここまで劣化した反日/韓流は対外愚民化政策/乗ってはいけない航空機/恐怖の高速鉄道/汚染水を垂れ流すケンチャナヨ原発/韓国海軍の笑えない現実/美容整形する弱軍弱兵/地に堕ちた「外交王」/不買運動で困るのは韓国だけ
  • 犯人は僕だけが知っている
    3.9
     過疎化する町にある高校の教室で、一人の生徒が消えた。最初は家出と思われたが、失踪者は次々に増え、学校は騒然とする。だけど――僕だけは知っている。姿を消した三人が生きていることを。  それぞれの事情から逃げてきた三人は、僕の部屋でつかの間の休息を得て、日常に戻るはずだった。だが、「四人目」の失踪者が死体で発見されたことで、事態は急変する――僕らは誰かに狙われているのか?   壊れかけた世界で始まる犯人探し。大きなうねりが、後戻りできない僕らをのみこんでゆく。  発売直後から反響を呼び大重版が続き15万部を突破した『15歳のテロリスト』の松村涼哉がおくる、慟哭の衝撃ミステリー最新作!
  • 半端者
    3.6
    若き日の〈俺〉が、高田が、桐原がススキノの街を走りぬける……デビュー作『探偵はバーにいる』の前日譚が電子書籍版で登場!
  • 半パン・デイズ
    3.9
    東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。慣れない方言、小学校のヤな奴、気になる女の子、たいせつな人との別れ、そして世の中……。「青春」の扉を開ける前の「みどりの日々」をいきいきと描く、ぼくたちみんなの自叙伝。
  • 反悲劇
    4.0
    本来反小説な神々や英雄の悲劇の世界を、現代小説に直接「移植」する試みのなかで、古代ギリシャ人の行動様式や神話的モチーフは、そのグロテスクな陰惨さのままに、今もわれわれの内に息づき生き延びているのではないかということを問いかける。「向日葵の家」「酔郷にて」「白い髪の童女」「河口に死す」「神神がいた頃の話」の5篇から成る連作集。
  • 半分のぼった黄色い太陽
    4.4
    犠牲者数百万といわれるナイジェリアのビアフラ戦争。この内戦の悲劇をスリリングなラブストーリーを軸に、心ゆさぶられる人間ドラマとして描く。最年少オレンジ賞受賞。映画化。
  • はんぶんのユウジと
    3.2
    1巻1,300円 (税込)
    絶妙な毒とユーモアで贈る、待望の連作短編小説 新婚早々見合い結婚した夫を亡くし、悲劇の未亡人というレッテルを貼られたイオリ。悲しむこともできず、夫の遺骨と暮らし始めるが。
  • 半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編
    4.0
    SF史上最も恐れられた〝予感の書〟復刊。 日本SF界初の直木賞作家・半村良。戦慄のビジョンが令和に蘇る!  油田開発を巡りテロの標的となった日本が再軍備「いつか来た道」を逆走する(『軍靴の響き』)。 豊かな地方都市が濃霧に包まれた夜。山中の研究所で生物学者が謎の集団自殺。 豹とナマケモノを用いた謎の実験は、巨大な政治的陰謀へ繋がっていた(『不可触領域』)。 権力と嘘に翻弄されるディストピアの悪夢、ここに集成。(解説 マライ・メントライン) トクマの特選! カバー・口絵イラスト 慧子 〈目次〉 〝 21世紀?セレクション 半村良編 編纂にあたって PART1 黒い陰謀 フィックス 不可触領域 賄賂のききめ PART2 闇の中の戦争 Essay 凡人五衰 軍靴の響き 怪談桜橋 解説 マライ・メントライン
  • 半翼の逃亡者
    4.0
    和平交渉のさなか、何者かに襲われた女性外交官フェリータ。目を覚ました彼女が見たのは、相手方の大使アンドレアの遺体だった。しかも、殺人の容疑で捕縛されたフェリータの前に現れたのは、アンドレアの亡霊で!?
  • 氾濫
    3.0
    1巻935円 (税込)
    実業家・真田佐平、俗物教授・久我象吉とその家族たちを中心に、現代人のさまざまな生活や偽装、金銭、名誉、地位、セックスへの欲望といったものを大胆に描いてゆく。人間の真実の姿をどこまでも追究して一切の虚飾をはぎとり、内面に隠された心理をあばくことで、エゴイズムの醜さ、いやらしさを徹底的なまでにえぐり出して、心理的リアリズムの極致を現出せしめた大作である。
  • ハーディ短編集
    3.0
    不幸な人間たちをあやつるのは、愚鈍なる運命とサイコロを振る「時」の二者にほかならない――。「妻ゆえに」「幻想を追う女」「わが子ゆえに」「憂欝な軽騎兵」「良心ゆえに」「呪われた腕」「羊飼の見た事件」「アリシアの日記」の8編を収録。
  • HEARTBEAT
    3.9
    優等生の委員長と不良少女の淡い恋。できすぎたシチュエーションかもしれないけれど、すべてはそこから始まった。彼女が自力で自分の人生を立て直すことができたなら、十年後、あるものを渡そう――そして十年が過ぎ、約束の日がやってきた。しかし彼女は姿を見せず、代わりに彼女の夫と名乗る人物が現われる。彼女は三年前から行方がわからなくなっていた。居場所を捜し出そうと考えたとき、協力者として僕の脳裏にひとりの同級生が思い浮かぶ。かつて僕に、ブックマッチの恰好良い火の点け方を教えてくれた男が――。約束を果たすため、ニューヨークの〈暗闇〉から帰ってきた青年が巡り合う少年少女たち、そして最高の「相棒」。『東京バンドワゴン』で脚光を浴びた名手による、約束と再会の物語。

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  • ハートフル・ラブ
    3.6
    『イニシエーション・ラブ』著者が放つ珠玉のミステリ7篇 日本推理作家協会賞候補となった「夫の余命」のほか、名手の技が冴える驚愕ミステリ連発! 最新書き下ろし収録のオリジナル短篇集。
  • ハードボイルド/ハードラック
    3.8
    「ハードボイルドに生きてね。どんなことがあろうと、いばっていて。」最後になった電話でそう言っていた千鶴。彼女のことを操り返し思い起こす奇妙な夜を描く「ハードボイルド」。死を待つ姉の存在が、ひとりひとりの心情を色鮮やかに変えていく季節を行く「ハードラック」。闇の中を過す人々の心が光り輝き始める時を描く、二つの癒しの物語。
  • はーばーらいと
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    信仰と自由、初恋と友情、訣別と回復。 淡々と歌うように生きるさまが誰かを救う、完全書き下ろし小説。
  • ハーレム・シャッフル
    4.0
    アメリカ文学最高峰のピュリッツァー賞を受賞した『地下鉄道』の著者が放つエンタメ小説!表向きは、誠実な家具販売員。裏の顔は、盗品の仲介人。街をゆるがす強盗事件の渦中、その男が進むのは、表の道か裏の道か――。
  • ハーレムの無垢な薔薇
    4.5
    無垢なレディが囚われたのは、砂漠のプリンスのハーレム! シーリアは英国随一の政治家である父親が決めた縁談に従った。“おまえは妹たちほど美人ではないのだから、わたしの見込んだ男と結婚するのが間違いない”と言われて。けれど、初夜から3カ月過ぎても、夫は肌を重ねようとはしない。そんななか、夫の仕事でアラビアの王国に渡ることになったシーリア。恐ろしいことに到着早々、夫は砂漠で賊に襲われ、非業の死を遂げた。そしてシーリアにも危険が迫ったときだった――まるで魔法のように現れ窮地を救ってくれたのは、伝統的な白いローブ姿の男性。気を失った彼女はしかし、目覚めるやいなや驚愕の事実を告げられる。そこは砂漠の王国、アカディズの宮殿。シーリアは、シーク・ラミズのハーレムに囚われてしまったのだ! ■彩り豊かな表現力と、官能的なラブシーンで読者を魅了するマーガリート・ケイ。砂漠の地で花開く、英国の薔薇と傲慢なシークの恋をご堪能ください。本作は「シークの愛の奴隷」に続く関連作です。
  • ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
    3.0
    本書は、ハーヴァード大学(およびアメリカの有名大学)の役割と思想を解剖した画期的1冊である。「第1部『アメリカの代理人』養成所としてのハーヴァード大学」では、最近、「アメリカの代理人」の世代交代が起き、今やその中心に楽天の三木谷浩史氏が座ったこと。また、ハーヴァードを中心に育成された「日本操り人材」がどんな歴史を刻んできたかを丁寧に読みぬく。「第2部アメリカの大学で学ぶということ」では、なぜアメリカが優秀な留学生を受け入れたいかと、その実態はいかなるものかを、著者自身の経験に照らして描く。「第3部ハーヴァード大学の知的パワーを象徴する学者たち」では、文明の衝突を予言したサミュエル・ハンチントンと、現在、最も力のあるジョセフ・ナイについて詳述する。「第4部ハーヴァード大学で真に教えたいこと」では、マイケル・サンデルで有名な共同体優先主義と、究極の政治思想である合理的選択論を解説する。

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  • 梅雨と西洋風呂~松本清張プレミアム・ミステリー~
    4.3
    1巻660円 (税込)
    水尾市の市会議員である鐘崎義介は酒造会社と市政に批判的な新聞社を経営するやり手。だが、温泉で出会った女・カツ子が自室の西洋風呂で見せる、若く奔放な姿態に溺れる。地方の名士である男は、都会的なものの虚飾に魅せられて破滅の道をたどり、やがて殺人を招き寄せていく! 地方政界に渦巻く欲望と利権を描くとともに、“アリバイ崩し”にも挑んだ本格推理長編。
  • バイオリニストに花束を
    4.0
    だれも信じてくれないが、私は十歳でバイオリンを始める前は、一日に一言も口をきかないような、青白い子供だった――「スーダラ節」に救われた修業時代、もぐりで聴いたカラヤンの「とてつもない何か」、愛憎こもった指揮者の思い出、感動のフィナーレに客席デビュー。元N響バイオリニストがのびやかな筆致で綴る音楽的日々雑記。
  • 売春論 LOVE FOR SELL
    3.0
    あなたはそれでも、売春しようと思いますか?儲かる売春、儲からない売春、プロの売春、アマの売春、リスクの高い売春、低い売春、売春に向くコ、向かないコ…。変容する売春ビジネスを具体的に提示し、彼女たちの複雑な心理を鮮やかに描く、元風俗嬢による渾身のノンフィクション。
  • バイター
    4.3
    伊豆半島沖の大川豆島にゾンビが大量発生!? 政府によってバイター(=他の人間を咬む者)と名付けられたゾンビは血肉を求めて人を襲い、島内は凶暴なバイターで溢れた。そんな折、相澤総理大臣の娘・彩香が島に滞在していることが判明する。絶望的な状況のなか、自衛隊と警察の混成チーム「ブラッド・セブン」が結成された。彼らに課せられた密命は「彩香の救出」。7人の精鋭は死地から彩香を救出することができるのか!?
  • ばいにんぶるーす
    4.0
    1巻660円 (税込)
    野獣のように一人きりで生きている勝負師たちの哀歓。風来坊・ロッカ、元役人・立花、非情なノミ屋・和合、ムショ帰りの鉄五郎老人ら、いずれ劣らぬ一匹狼たちが麻雀、競馬、闘犬、無尽、ルーレット、トランプ、チンチロリンなどでくりひろげる、喰うか喰われるかの凄絶なギャンブル世界を鮮やかに描くロマン。
  • バイバイ
    3.8
    1巻396円 (税込)
    はじめて会った日から1年、付きあいはじめてからは7、8か月が過ぎても、喧嘩らしい喧嘩は一度もなかった。勝利と朱実のあいだはとてもうまくいっていたはずだった。「結婚」ということばこそ、ふたりのあいだで口にのぼることはまだなかったが、どちらかがいつ言い出してもおかしくないような雰囲気だった。何の問題もない恋人同士のように見えたはずだ、と勝利は思う。たったひとつの問題は、勝利に、朱実以外にもそういう付きあいをしている女性が、あとふたりいることだった……。
  • ばいばい、バッグレディ
    3.0
    高校2年生のあけびは両親をうらんでいた。自分を捨てて台湾で女優の道を進んだ母に、それをよしとしている売れないエッセイストの父に。そんなとき、父親がとんでもない災難を拾ってくる――様々な袋を大量に抱えた老人・バッグレディをマンションに連れて来た!?米国人の著者が日本語で書き上げた青春小説
  • バイバイ・バディ
    3.8
    謎の男たちに追われる、大学生の三咲。 あやうく捕まりかけたところを、ミツルという名の変人に救われる。 三咲は、ミツルがたった一人の「友達」であった海斗と交わした約束を守るために、かつての同級生である成瀬を止めようとしていることを知るが――。 それぞれの切ないまでの“友情”が胸を打つ青春群像劇。
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>
    3.7
    星野一彦の最後の願いは、何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気「上品」──これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。ふたりのなんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー 。<特別収録>伊坂幸太郎ロングインタビュー。
  • バイブを買いに
    4.0
    おちんちんは本当にわかりやすい。わたしのことを思って、わたしとしたいと思って大きくなっているおちんちんは、いつだってわたしの胸を打つ。かわいくって、ぐっとくる。まるで、しっぽをふりっぱなしのバカな犬みたいだ――。好きな人と一緒にいるしあわせ、体をくっつけている安心。痛々しいほどまっすぐに綴られる「この人が愛しい」という思い……。ごく普通の女の子のありのままの恋愛、ほんとうのセックスを、やさしくやさしく大事に切り取った、八つの恋の物語。
  • バイロケーション
    3.8
    画家を志す忍は、自分と同じ人間が現れる奇妙な事態に遭遇。同じ境遇で悩む人々は、それをバイロケーションと呼んでいた。新たな二重存在を提示した、第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞の新感覚ホラー!
  • バウドリーノ 上
    3.7
    時は中世,十字軍の時代――.神聖ローマ皇帝フリードリヒの養子となった農民の子バウドリーノが語る数奇な生涯.驚異に満ちた東方世界で出会う一本足の俊足スキアポデス,一角獣を連れた美女,胸に顔があるブレミエス族,大耳を広げて滑空するパノッティ族など,史実と伝説とファンタジーを織りまぜて紡ぎだす破天荒な冒険ロマン.(全二冊)

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  • バカの国(新潮新書)
    3.7
    バカが溢れている。何でもいちゃもんをつけて炎上させるクレーマー・バカ、SNSで自らの愚かさを世に知らしめる新手のバカ、常人には理解不能な真正のバカ。だが、笑ってばかりもいられない。血税を食い潰す役人、保身しか頭にない政治家、危機管理能力のない政府……バカは、いまやこの国の中枢まで侵食しつつあるのだ。ベストセラー作家がツッコミながらも警鐘を鳴らす、笑いと怒りの123篇!
  • ばかもの
    3.8
    高崎で気ままな大学生活を送るヒデは、勝気な年上女性・額子に夢中だ。だが突然、結婚を決意した彼女に捨てられてしまう。何とか大学を卒業し就職するが、ヒデはいつしかアルコール依存症になり、周囲から孤立。一方、額子も不慮の事故で大怪我を負い、離婚を経験する。全てを喪失し絶望の果て、男女は再会する。長い歳月を経て、ようやく二人にも静謐な時間が流れはじめる。傑作恋愛長編。

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  • バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。
    4.6
    高校時代、自分の名前しか漢字が読めない、どうしようもないヤンキーだった20代の青年が、家族の助けや仕事を通じて気持ちを入れ替え、死ぬ気で勉強にはげみ、公立大学世界ランキング1位の名門大学UCバークレー校に入学。 世界のインテリたちと闘い人生を変えた話。
  • 麦酒の家の冒険
    3.5
    ドライブの途中、4人が迷い込んだ山荘には、1台のベッドと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。ベッドと96本のビール、13個のジョッキという不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理するうち、大事件の可能性に思い至るが……。ビール党に捧げる安楽椅子パズル・ミステリ。(講談社文庫)
  • 爆走社長の天国と地獄 ~大分トリニータv.s.溝畑宏~(小学館新書)
    4.3
    地方創世を問う傑作ノンフィクション。 「地方から世界へ」のスローガンを掲げ、キャリア官僚・溝畑宏の熱意によって創設されたプロサッカーチーム大分トリニータ。宴会では裸踊りも辞さないドブ板営業で溝畑はスポンサー集めに奔走。ついにはW杯の大分招致を果たし、さらにナビスコ杯を制しチームは日本一に。しかし翌年チームは経営破綻し溝畑は社長を辞任、その後はチームも低迷し、2015年にはついにJ3に降格した(昨シーズンにはJ2復帰を決めている)。  Jリーグ屈指のホームスタジアムを持ち、充実した育成システムで日本代表選手も数多く輩出、一度は日本一にも輝いたトリニータが迷走した理由は何か。溝畑はなぜ追放されたのか。チーム創設から現在までの22年を追うことで、地方でのプロスポーツチーム経営の難しさ、ひいては日本の「地方創世」の実態が見えてくる。ベストセラー『オシムの言葉』の著者が2010年に刊行した傑作ノンフィクションに、その後の取材を加えた増補版。
  • 貘の檻
    3.8
    1年前に離婚した大槇(おおまき)辰男は、息子・俊也(しゅんや)との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子(そぎみねこ)を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ――。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が……。薬物、写真、地下水路。昏(くら)い迷宮を彷徨(さまよ)い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!
  • 獏の掃除屋
    4.7
    1巻1,617円 (税込)
    「俺が喰ってやるよ。あんたの悪夢をさ」 身近な人にやるせない感情を抱く4人の依頼者たち。 “獏”は彼らの夢に共に入り、劣等感に、罪悪感に、無力感に喰らいつく!! 「獏憑き」の黒沢彩人は従兄弟の桂輔が社長を務める白木清掃サービスで、悪夢の原因となる穢れを取り除く「夢祓い」を行っている。 実家のパン屋を継ぐ夢を絶たれた館平奈々葉、 妻子と別れ、占い屋を営む根津邦雄、 四歳の娘にどうしても優しくできない笑原香苗ーー 獏憑きは穢れを喰べるほどに寿命が縮む。 しかし彩人には、残された時間でどうしても喰べたい悪夢があったーー
  • 貘の耳たぶ
    3.9
    自ら産んだ子を「取り替え」た、繭子。発覚 に怯えながらも、息子・航太への愛情が深ま る。一方、郁絵は「取り替えられた」子と知 らず、息子・璃空を愛情深く育ててきた。そ れぞれの子が四歳を過ぎた頃、「取り違え」 が発覚。元に戻すことを拒む郁絵、沈黙を続 ける繭子、そして一心に「母」を慕う幼子た ち。切なすぎる「事件」の、慟哭の結末は……。
  • 爆発の三つの欠片
    4.0
    豚の頭をかぶる男、病気の患者を演じる女……。英国SF界のトップランナー、チャイナ・ミエヴィルが、人間のもつシュールで残酷な面を鋭く描き出し心に爪痕をのこす28の物語を収録した短篇集。
  • 幕府軍艦「回天」始末
    3.8
    歴史に秘められた事実を掘り起こした傑作長篇。 明治二年三月二十五日の夜明け。 宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を 旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った――。 箱館に立てこもった榎本武揚、土方歳三らは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、新鋭艦・開陽丸なきあと二番手の軍艦だった「回天」を使い、大胆な奇襲に賭けたのだった。 奇襲には成功したが、外輪船で小回りが利かない「回天」は、新政府艦隊に包囲されて集中砲撃を浴びる――。 一切作者の主観的視点は入れ込まず、事実のみをたどり、「回天」の運命を追いながら、初めて海上から箱館戦争が描かれた。 後に書かれる『天狗争乱』につながる、隠れた名作。 薩摩藩領宝島において、外国の捕鯨船員と島の警備の日本人との間の、小規模ながら戦闘がおこなわれた様子を描く「牛」を併録。 解説・森 史朗
  • ちょっと徳右衛門 幕府役人事情
    4.0
    八十石取りの与力・浜野徳右衛門32歳。日々のお役目は無難にこなし、偉くなるより家庭円満の暮らしを愛していたが、ある日、息子の慎之介が上役の息子にイジメられていることを知り……出世を望む妻、上司や同僚の視線、人情が呼ぶ意外な事件。右往左往の徳右衛門、ささやかな幸せを守れるか!? 剣の腕は確かで上司の信頼も厚い、マイホーム侍、見参。新感覚時代シリーズ初登場!
  • 幕末 暗殺!
    4.2
    幕末維新期には、日本人同士が殺し合い、多くの血が流されました。おのおのが大義を掲げ、あるいは武士としての矜持から、刃を向けたということなのでしょう。とりわけ、要人の暗殺事件は、歴史を大きく動かすことになりました。現代において、暗殺は決して肯定されるものではありませんが、歴史小説のテーマとしてはとても魅力的です。 作家集団「操觚の会」に集う7人が、7つの暗殺事件を題材に、大胆な想像力と推理を駆使して作品を書き下ろしました。いずれの事件も謎に満ち、真犯人についても諸説ある、作家としての創作意欲をかき立てるものばかりです。はたして、どのような展開と結末が待っているのか!? 幕末史の暗部に真っ向勝負を挑んだ、粒揃いの作品をご堪能ください。 谷津矢車  竹とんぼの群青   ◆桜田門外の変 早見 俊  刺客 伊藤博文   ◆塙忠宝暗殺 新美 健  欺きの士道     ◆清河八郎暗殺 鈴木英治  血腥き風      ◆佐久間象山暗殺 誉田龍一  天が遣わせし男   ◆坂本龍馬暗殺 秋山香乃  裏切り者      ◆油小路の変 神家正成  明治の石      ◆孝明天皇毒殺
  • 幕末神妙記1 両国の笛吹きと占い師
    4.0
    想い人を亡くして江戸に来た翠は、楽才で身を立ててきた。時が経ち、大家の仁之助と婚姻も考えるが決心できない。そんな時、二人の従兄弟を連れた美しい少女・環と出会う。環は過去も未来も見通す、占い師。失くした笛が見つかる日を予言し、怪異好きの仁之助が持ち込む事件も占いで解決する。謎の少女の正体とは――。不思議で切ない人情時代小説。
  • 幕末銃姫伝 京の風会津の花
    4.0
    戊辰戦争末期、自ら銃を取り大砲を指揮して戦った女性がいた――激動の幕末を生き抜き、自らの手で未来を切り拓いた山本八重の前半生を描く歴史長篇。

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  • 幕末ダウンタウン
    3.0
    新撰組の隊士が謎の元芸妓と漫才コンビを組んで寄席に出る!? 笑いがつぎつぎと炸裂!前代未聞のお笑い時代小説 選考委員の満場一致で小説現代長編新人賞に輝いたデビュー作 著者は良質な漫才を思わせる精次郎、文枝、松茂登らの掛け合いを使ってテンポよく物語を進め、 さらに幕末の芸能史や新撰組の事績といった史実の中に矛盾なくフィクションを織り込んでいる。 そのためユーモア小説としても、歴史ものとしても絶妙で、 一気に物語の世界に引き込まれてしまうだろう。――末國善己(文芸評論家)
  • 幕末遊撃隊
    4.2
    心形刀流・伊庭道場の後つぎ伊庭八郎。ある理由から剣ひとすじに生きると決め、精進を重ねてきた腕は、不羈の才と評判をとっていた。動乱騒擾の絶え間ない幕末を迎え、八郎は将軍上洛に伴って京へ。幕府の崩壊を目の当たりにし、江戸っ子侍気質そのまま、同士を募って遊撃隊を組織し、怒涛の進撃を続ける官軍に挑む。武士の矜恃を胸に、短く壮烈に生きた美剣士の意気地を雄渾に描く青春幕末秘伝。
  • ばけたま長屋
    4.0
    浅草の裏長屋に仕事場を構えた指物師の弦次。ところが長屋は空き部屋ばかり。住人たちが次々と引っ越したのは、木戸口から数えて四つ目の閉じられた部屋と関わりがあるらしい。入居日の夜、弦次はその部屋でこの世の者とは思えない女を見てしまう。怖がりだが根が真面目な弦次は、不真面目な先輩住人の三五郎、幽霊画を描くのにどうしても本物を見たい町絵師の朔天とともに、原因究明という名のおばけ退治に乗り出すが……!?
  • 化け猫島幽霊分校の卒業式
    4.0
    ある事情で子供の頃からの夢だった教職を辞め、フリーター生活を送っていた青年、生田覚は、友人から離島での教師の職を勧められる。 島を訪れた覚を待っていたのは、たくさんの猫と美しい巫女。そして、天国に旅立ち忘れた4人の子供達の幽霊だった。そう、覚が頼まれたのは、「幽霊の子供達の先生」になることだったのだ。 最初は拒否する覚だったが、子供達と交流するうち、彼らを新しい世界へ卒業させることを決心するのだが――。 猫の住む島を舞台に、青年と子供達の心の再生を描いた優しい愛の物語。
  • ばけばけ
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    氷室大造、75歳。妻に先立たれてから、楽しみといえば近所の公園で老人仲間と会うことくらい。このまま静かに人生の幕は閉じていくように思われたが、晩春のある夜、とんでもない「まさか」が起きる――。騙されることへの不思議な感覚、亡き妻への思い、罠を逆手にとる知恵。独居三老人が繰り広げる「詐欺」の物語は、ユーモアと切なさを漂わせつつ、ついに唖然とする結末を迎える。人生の味がする熟成エンタテインメント小説。
  • バケモノの子
    4.0
    1巻616円 (税込)
    この世界には、人間の世界とは別にもう1つの世界がある。バケモノの世界だ。ある日、ひとりぼっちの少年がバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹の弟子となり、九太という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった――。
  • 化物蝋燭
    4.8
    当代一の影絵師・富右治に大店から持ち込まれた奇妙な依頼とは(「化物 燭」)。越してきた夫婦をめぐって、長屋連中はみな怖気を震うがその正体は?(「隣の小平次」)。名手が江戸の市井を舞台に描く、切なく儚い七つの大江戸奇譚集。
  • バゴンボの嗅ぎタバコ入れ
    4.0
    世界中を旅する男が、久しぶりに元妻のつつましやかな家庭を訪れた。生活に疲れた元妻に、男は胸躍る冒険の数々や、途上国での豪奢な暮らしなど夢のような土産話を披露する……ユーモアに辛辣さを織り交ぜた表題作ほか、著者自身の戦争体験を反映した「記念品」、音楽を愛するあまり暴走する高校教師の苦悩を描く「女嫌いの少年」など、ヴォネガットならではの、優しくも皮肉な視点で描き出される珠玉の初期短篇を23篇収録。
  • 場所
    4.3
    父は労働者階級出身だった。 十二歳で学校を辞めさせられてから、農場で雇われ、その後は工場に勤務、母と結婚してからは小さな町で店をもった。フランス語の綴りもままならず、ずっと知識階級に引け目を感じていた人生だった。一人娘が学校で優秀な成績を収め、特に国語に秀でていることが分かってからも、娘が図書館に行ったり、家で本を読むのを嫌がった。そんな父も、娘がエリート出身の男と結婚して孫が産まれてからは、少しずつ娘が仲間入りを果たした知識階級へのコンプレックスとうまく折り合いをつけていったが――。 フランス人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した著者が、自分よりも上の階級に行こうとする娘へのわだかまりを抱える父を見つめる自伝的小説。1984年、ルノードー賞受賞。
  • 芭蕉 おくのほそ道 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄
    4.2
    人生を「旅」と観じ,自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿.紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとした.美しく味わい深い文章,構成の巧み,磨き抜かれた芸術精神,それらが生み出した「幻術」の世界がここにはある.旅の実録『曾良旅日記』,秀れた古注釈書『奥細道菅菰抄』を併収.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 馬上少年過ぐ
    3.9
    戦国の争乱期に遅れて僻遠の地に生まれたが故に、奥羽の梟雄としての位置にとどまらざるをえなかった伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』。英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐって、あわただしい動きを示す坂本竜馬、幕閣、英国公使らを通して、幕末の時代像の一断面を浮彫りにした『慶応長崎事件』。ほかに『英雄児』『喧嘩草雲』『重庵の転々』など全7編を収録する。
  • バジリスク 寄生生物
    3.1
    女子高生・優奈は、ある日帰宅する途中、ミステリアスな雰囲気を纏う生物教師・伊賀野に呼び止められた。優奈は伊賀野に屈辱的な身体検査を受けるが、その真意とは……「生物教師」ほか、恐怖の5話!
  • バスクル新宿
    4.0
    たくさんの人々が行き交うバスターミナル「バスクル新宿」。 それぞれの目的地を持つ人々がひととき同じ時間を過ごし、同じ事件に巻き込まれてーー 「メフィスト」掲載の連作短編集が待望の書籍化!
  • バスは北を進む
    4.3
    雪が降っている。スケートリンクを整備する人がいる。エンジンのかからない車がある。吹雪の中で信号機が光る。やがて曇り空しか見えなくなる……故郷で暮らした時間より、出てからの方がずっと長いというのに、思い出すのは北海道東部「道東」の、冬にはマイナス20度以下になる、氷点下の世界で過ごした日々のこと。センチメンタルエッセイ集。
  • 馬超 曹操を二度追い詰めた豪将
    3.7
    黄巾の乱を横目に少年期を過ごした馬超――“無様な死に方だけはしたくない。圧倒的に強くなってやる”と、心に誓った彼は、父・馬騰の盟友である韓遂から刀を習う。そして半年で、泳ぐ魚を斬るほどの腕を身につけた馬超は、西暦194年、二百騎を統率して長安を攻め、大将の首を七つ取るという見事な初陣を飾るのであった。その後も厳しい修練を積み、西暦202年の「汾水の戦い」を経て、めきめきと頭角を表していった馬超は、西暦211年、曹操率いる二十万の大軍と激突する。世にいう「潼関の戦い」である。騎馬隊の先頭で、十万の大軍を指揮する馬超は、疾風の如く馬を走らせ、凄まじい活躍を見せる。そして、宿敵・曹操をあと一歩のところまで追い詰めるのだが……。屈強な肉体と際立つ腕っ節、あでやかな姿から「錦馬超」と称えられ、恐れられた豪将・馬超。戦場を駆け抜けるその勇猛果敢な姿を描ききった長編力作小説。
  • バッカイ バッコスに憑かれた女たち
    5.0
    「それ行け バッカイ 行け バッカイ」。木ヅタの冠、皮の衣、からだに蛇を巻きつけて、女たちは家を飛び出し山野を疾走する。「小賢しいことは知恵ではない」――陶酔と理性、自然と人智のはざまで、優しく恐ろしい神ディオニューソスと人間の直接対決がはじまる。ギリシャ三大悲劇詩人エウリーピデースの最後の悲劇。

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  • 罰金
    3.8
    〔競馬シリーズ〕記事を金にするな。絶対に自分の魂を売るな――そう言いざま競馬記者のバートはビルの七階から転落した。同僚のジェイムズの背中を冷たいものが走った。裏に何かある! 競馬をめぐる不正行為に彼が加担していたのか? ジェイムズは記者の良心に誓って、一人敢然と事件の謎を追いはじめた!/掲出の書影は底本のものです
  • バットランド
    3.0
    コウモリが舞い、量子がもつれ、車椅子のマッド・サイエンティストが笑い、認知症の老人詐欺師が駆ける!山田正紀、瞠目の最新SF作品集。 表題作他、全5編。
  • 【新装版】BAD KIDS
    4.3
    1~2巻638~891円 (税込)
    気がついたら好きだった。ただ、それだけ――。20歳も年上の写真家に振り回され苦悩する、高校写真部の部長・都。彼女が新たな被写体に選んだラグビー部の同級生・隆之は、同性のチームメイトに密かな恋心を抱き、葛藤していた。傷ついた心をいたわり合うふたり。やがて、それぞれに決断の時が訪れ……。愛に悩み、性に戸惑いながらピュアに生きる18歳の等身大の青春像を瑞々しく描く、不朽の青春小説、待望の新装版(重複購入にご注意ください)。
  • バッドビート
    4.0
    てっぺん取れなきゃ、人生じゃねえ! 幼馴染みのワタルとタカトは、ヤクザの下仕事をするチンピラ。将来の希望もなく、ぱしりとして使われながら「ここではないどこか」に行きたいと願っている。ある日、兄貴分から荷物運びを頼まれた2人。簡単な任務に思えたが、気づくと目の前には3人の遺体が――。疾走感溢れる、ノンストップミステリー。
  • アナザー・マインド ×1捜査官・青山愛梨
    3.3
    1~2巻704~748円 (税込)
    警視庁捜査一課殺人班に配属されて一週間。青山愛梨は殺人事件の現場に臨場した。被害者は、心療内科クリニックの医院長・武田紀一。捜査本部が置かれた目黒署で、愛梨は三年前に別れた夫の父親・吉澤と再会し、コンビを組むことに。捜査が難航するなか、被疑者の精神鑑定や被害者のカウンセリングなどで実績のある精神科医・渋谷も参加し、違う線から捜査を進める──。そこには、ひとりの女性をとりまく衝撃の事実が隠されていた……。
  • バナタイム
    3.9
    将来への強大なエネルギーを感じとったプロポーズの瞬間から、新しい生命が宿るまで。人生最大のターニングポイントを迎えた著者の胸ときめく日々。幸福な場所、大好きなイタリアのこと、人間の気品と風俗についてなど……。幸福の兆しを読みとることの大切さを伝える24章。奥深い考察と力溢れるメッセージ満載のエッセイ集!
  • バナナ剥きには最適の日々
    3.8
    円城塔の作品世界は難解ではない――格好の入り口となる全10篇を収録する第3作品集!/掲出の書影は底本のものです
  • ばにらさま
    3.9
    二度読み必至! 伝説の直木賞受賞作『プラナリア』に匹敵する、 光と闇が反転する傑作短編集。 1,「ばにらさま」  僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい……。 2,「わたしは大丈夫」 夫と娘とともに爪に火をともすような倹約生活を送る私。 3,「菓子苑」 気分の浮き沈みの激しい女友だちに翻弄されるも、放って置けない。 4,「バヨリン心中」 余命短い祖母が語る、ポーランド人の青年をめぐる若き日の恋。 5,「20×20」  主婦から作家となった私は、仕事場のマンションの隣人たちと……。 6,「子供おばさん」 中学の同級生の葬儀で、遺族から形見として託されたのは。 以上6編を収録。 日常の風景の中で、光と闇を鮮やかに感じさせる凄み。 読み進むうちにぞっと背筋が冷えるような仕掛け。 「えっ」と思わず声が出るほど巧みな構成。 引きずり込まれる魅力満載の山本文緒文学! 2021年10月に惜しくも逝去した著者最後の小説集。 解説=三宅香帆 ※この電子書籍は2021年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • バブル
    4.0
    幻冬舎創業期を支えた元ベストセラー編集者山口ミルコ、ボスとの出会いから別れまで――。「会社は幻?」「会社を愛して頑張る――それ一本でやってきた、そんな社員はもういらないのだろうか」「なんで会社をやめたのか?」……〈会社ラブ〉をつらぬいたカンパニーウーマンの終焉。これはあなたの物語。同時代を生きた女性たちの発言を織り込みながら自らの会社人生を綴る、異色のストーリー。
  • バブル・コンプレックス
    3.6
    子どもに就活アドバイスができずに悩む「親バブル子ゆとり」、平野ノラの芸がイタくもあり嬉しくもある「ディスコの灯を守り続け」、とんねるずとフジテレビの運命に無常を見る「女子大生ととんねるず」、奥田民生に学べ!バブル崩壊後のナチュラルブーム――「ナチュラルの波を乗りこなせ」……など、全20章を収録。受験戦争はらくらく通過、就職活動は売り手市場。苦労知らずで、おめでたくて、50代になっても後輩気分……そんな駄目な世代を自認する酒井順子が見る、バブル世代の功罪とは。団塊・新人類世代と氷河期・ゆとり世代にはさまれたバブル世代。消費に積極的でコミュニケーション能力が高くて肉食、というイメージはどうしてできたのか。メディア、ファッション、名付け、IT、出世……あらゆるテーマでバブル世代を振り返る、バブル世代もそうでない世代も、おもわず頷く新しい愛ある世代論!
  • バブルでしたねぇ。
    3.5
    1990年8月2日、イラクがクウェートに侵攻。この日を境に株価は下降の一途を辿り、1億2000万人が底抜けのノーテンキさで謳歌したバブル景気は一瞬の夢と弾けた――。ワンレンボディコン、ティラミス、東京ラブストーリー、24時間タタカエマスカ、オヤジギャル……その全てを目撃&体験した著者が綴る、とことんバブリーな痛快エッセイ。
  • バブルと寝た女たち
    4.0
    バブル愛人たちの「SEX・金・恋愛」 大金が勝手に転がり込んできた「普通の女たち」はその時どうしたのか。バブルがはじけた今、彼女たちが「絵空事のような現実」を語りはじめた。衝撃のレポート。
  • バブル―日本迷走の原点―(新潮文庫)
    3.7
    1980年代後半、金融自由化・国際化の中、地価と株価が急上昇し、日本全体は陶酔的熱狂(ユーフォリア)に浸った。当時、住銀、興銀、野村、山一などの銀行や証券会社と大蔵・日銀、政治家、「バブルの紳士」が繰り広げた狂乱の時代とはなんだったのか? 現場を見続けた「伝説の記者」が日本独自の資本主義システムまで議論を深め、「失われた20年」と呼ばれるデフレを招いた原因を捉える〈平成〉史決定版。(解説・勝英二郎)
  • バベルの末裔
    3.8
    人間の意識はどのように生まれるのか? その謎は解明されないまま、PPC(パンパシフィックコンピュータ)社のニューロン型コンピュータに意識が発生した。死者であれモニターを通して永続的にコミュニケートできるという画期的な技術は、開発者の思惑を超えて暴走を始める。近未来サスペンス長編。
  • バラ色の未来
    4.4
    カジノ誘致に失敗し、身を滅ぼした元町長の鈴木一郎は、総理官邸前で「大嘘つき!」と叫んだ。東西新聞社の記者・結城洋子は、彼の境遇を知り、統合型リゾートの暗部を探る。だが、社の内外で無数の壁に阻まれ取材は難航。一方、華やかな表舞台の裏側では、それぞれの思惑を抱えた政治家や外資系企業が蠢いていた。記者たちは矜持にかけて、闇に潜む真相の解明に挑む!
  • 薔薇色の門 誘惑 遠藤周作初期中篇
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    単行本未収録の幻の中篇二篇を収録。代表作の一つ『わたしが・棄てた・女』にも繋がる秘められた重要作。冴え渡るエンターテインメントの世界!
  • バラカ 上
    4.0
    1~2巻737~792円 (税込)
    出版社勤務の沙羅は40歳を過ぎ、かつて妊娠中絶した相手の川島と再会。それ以来、子供が欲しくてたまらなくなってしまった。非合法のベビー・スークの存在を聞きつけ、友人・優子とドバイを訪ねた。そこで、少女「バラカ」を養女にしたが、全く懐いてくれない。さらに川島と出来婚をしていたが、夫との関係にも悩んでいた。そんな折、マグニチュード9の大地震が発生。各々の運命は大きく動き出す。
  • 薔薇忌
    3.9
    降りしきる薔薇の花びらに埋もれて死ぬことを夢見た劇団員(「薔薇忌」)、濃密な淫夢に日常を侵される歌舞伎小道具屋の娘(「紅地獄」)、元スター歌手の再起に賭ける芸能プロデューサー(「化鳥」)……舞台芸能に生きる男女が織りなす世界を、幻想的な筆致で描いた珠玉の短編集。著者の独創性を世に知らしめた柴田錬三郎賞受賞作。

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