犯罪小説家 <新装版>

犯罪小説家 <新装版>

792円 (税込)

3pt

3.6

新鋭作家である待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主催者の“伝説の死”に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。はたしてその思惑とは――? 予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!

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犯罪小説家 <新装版> のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ネットの自殺サイトが話題になった時代の作品なのかな?掲示板の雰囲気とかが懐かしい。
    想定していたより殺人数が少なかったのと、最後の件はやはり処罰できなかったんだろうなあ。
    奇才がすぎるのと、作家が付き合いすぎの感じはしたけれど、そこに現実感出すと小説にならんものなあ

    0
    2023年01月31日

    Posted by ブクログ

    前半はオノミツが『凍て鶴』に強引でしつこく落花の会を絡めてくるのが本当に不快だった。
    汚い言葉ですみませんが、本当にウザイ奴だな!!って。

    落花の会が自殺願望者が集うサイトなので、いくら主宰者が人間的に魅力的だったとしても、陰鬱で読み進めるのに頭痛に似た感覚があった。
    誤解を恐れずに言うと、こっち

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    小説家・待居は、自身渾身の作品である「凍て鶴」で文学賞を受賞。数々の文学作品を映画化しヒットさせてきた小野川は「凍て鶴」を映画化しようと待居に接近を試みる。
    小野川は「凍て鶴」から、以前世間を騒がせた自殺サイト「落花の会」の事件をリンクさせ、待居に対して「落花の会」への関与を訊いてみるのだが、真っ向

    0
    2021年08月19日

    Posted by ブクログ

    完読しました。
    読みはじめてすぐからストーリーを想像できてしまったし、いつからくりが明かされるのかと焦ったく、悶々と死にたい人達の思いを読み進める感じでしたが、結果中盤からは一気読みでした。
    極める究極のこだわりや熱中や陶酔は狂気の入口となりうるのだろう。
    ラストには色々納得できました。
    結果、面白

    0
    2020年10月29日

    Posted by ブクログ

    想像と違って小説も映画もそんなに関わってこなかった。たいしたきっかけもなくいきなりカルト集団にインスパイアされ、そのまま最後まで突っ走った展開が意外すぎて。

    0
    2020年04月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったーーーー!
    雫井さん、森系が好きなのかな?私が大好きな「火の粉」も同じような茂ったところでのシーンがあったからハラハラドキドキが止まらなかった

    0
    2020年12月31日

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