霧をはらう(上)

霧をはらう(上)

700円 (税込)

3pt

4.0

小児病棟で起きた点滴殺傷事件。4人の子供の点滴にインスリンが混入され、2人の幼い命が奪われた。物証がないまま逮捕されたのは、生き残った女児の母親。献身的な看病のあまり、周囲との軋轢も生んでいた彼女は取り調べで自白するが、後に否認する。娘を懸命に支えていた母親は冷酷な殺人犯なのか?弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!

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霧をはらう のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 霧をはらう(上)
    700円 (税込)
    小児病棟で起きた点滴殺傷事件。4人の子供の点滴にインスリンが混入され、2人の幼い命が奪われた。物証がないまま逮捕されたのは、生き残った女児の母親。献身的な看病のあまり、周囲との軋轢も生んでいた彼女は取り調べで自白するが、後に否認する。娘を懸命に支えていた母親は冷酷な殺人犯なのか?弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!
  • 霧をはらう(下)
    700円 (税込)
    点滴殺傷事件で母親が逮捕された由惟は不登校の妹を養いながら職場での嫌がらせに耐えていた。母親の無実を信じる弁護士の伊豆原は検察の立証を崩すべく、病院関係者の証言集めに奔走する。有罪率99%の刑事裁判で無罪を勝ち取る打開策は見つかるのか。驚愕の真実まで一気読み必至!信じることの困難さと尊さを描く著者渾身の記念碑的傑作。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

霧をはらう(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長女の由惟がとにかく不憫でならない。
    また母親のキャラクターも相まってほんとに冤罪なのか否かモヤモヤしたまま上巻を読み終えた。
    下巻を読み終えた時にこのモヤモヤとした霧ははらわれるのだろうか。
    下巻への期待を込めて評価は4とした。

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    99.9%有罪の刑事裁判に立ち向かう弁護士を主人公にした、リーガルミステリー。
    担当になる弁護士伊豆原柊平と、事件の時入院していた小南紗奈と彼女の姉由惟そして彼女たちの母親で犯人と目された野々花を中心に、物語は展開する。
    伊豆原は友人の弁護士枡田が国選で担当する点滴殺傷事件に関わることになる。入院患

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    小児病棟で起こった点滴殺傷事件。
    4人の子どもの点滴にインスリンが混入、2人の子どもの生命が奪われることに。

    証拠もないまま、被害者のひとり・紗奈の母・野々花が逮捕される。
    そして、野々花は自供するが…
    一転否認。

    弁護士・伊豆原は野々花の弁護団に加わり、事件の真相を追い求める…

    野々花は冤罪

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    小南さんみたいな人、いるよなーと思いながら読み進めた。
    ただそれも受け取り方や見方で印象は変わることもよくわかった。
    ミステリーだけど人間の心の動きがよくわかる話だった。

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の母親は殺人犯なのだろうか冤罪なのだろうか。

    加害者目線、加害者の家族目線、そして、弁護士目線のそれぞれの立場で進んでいく本作。最後の最後まで本当に冤罪事件なのか?を引っ張ってくれたのが面白かった。また、最後の真相も良かった。だから、ここで、あいつは足を引っ張ったのか、と。

    あの判決があった

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルの意味、弁護士は依頼主にかかった霧(嫌疑)を取りはらって、真実と依頼主の人となりを明らかにすることだ、というのが心に響いた。(意訳したかも)
    下巻も楽しみです!

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小児病棟で起きた事件、被害者家族であり容疑者家族でもある、長女と、その事件の弁護士、2人の視点で物語は進みます。

    事件後、長女は妹を守る為の感情、行動は読んでいて辛いですね。

    母は有罪か無罪か、信じれるか、信じきれないか。

    人間誰しも、その時発した回答・行動によって、本人にとって望んでいない状

    0
    2024年09月07日

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