馬超 曹操を二度追い詰めた豪将

馬超 曹操を二度追い詰めた豪将

550円 (税込)

2pt

3.7

黄巾の乱を横目に少年期を過ごした馬超――“無様な死に方だけはしたくない。圧倒的に強くなってやる”と、心に誓った彼は、父・馬騰の盟友である韓遂から刀を習う。そして半年で、泳ぐ魚を斬るほどの腕を身につけた馬超は、西暦194年、二百騎を統率して長安を攻め、大将の首を七つ取るという見事な初陣を飾るのであった。その後も厳しい修練を積み、西暦202年の「汾水の戦い」を経て、めきめきと頭角を表していった馬超は、西暦211年、曹操率いる二十万の大軍と激突する。世にいう「潼関の戦い」である。騎馬隊の先頭で、十万の大軍を指揮する馬超は、疾風の如く馬を走らせ、凄まじい活躍を見せる。そして、宿敵・曹操をあと一歩のところまで追い詰めるのだが……。屈強な肉体と際立つ腕っ節、あでやかな姿から「錦馬超」と称えられ、恐れられた豪将・馬超。戦場を駆け抜けるその勇猛果敢な姿を描ききった長編力作小説。

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馬超 曹操を二度追い詰めた豪将 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    馬超の幼少から最期までのオリジナルが入った小説。個人的に初恋の人・楊葉との絡みが好きです。不慣れな環境の中で見た絆と、悲しい位に曹操を追いかける馬超の姿は見ていて痛々しく悲しかったです。「蜀に降った事こそが不幸」というのは 残念だけどそう思います

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    馬超の少年時代から死までを描いた小説。最初に読んだ時、この著者は少年を書くのが上手いと思った。文章も読みやすく、あっという間に1冊読み終わってしまったが、物語の最後は少し駆け足になっていて、少々物足りなく感じた。馬超とホウ悳の関係(対比)に焦点を置いている為か、不自然なくらい馬岱が出ていなかった点も...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    見所は楊葉さんとの掛け合い。幼少期がごっさ可愛かった。
    あと、後書きの「馬超にとっての不幸は〜」って話に妙に納得してしまった。
    もっとこういうの増えて欲しいです。逸話というか武将外伝。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    『三国志』の英雄の一人、流浪の豪将・馬超の生涯を描いた小説。

    中国の北西・涼州で曹操軍に対し叛乱に立ち上がるも、そのせいで血縁者の多くを失い、結局は敗残して蜀の国に流れ着いて劉備の下で五虎将軍の一人に任じられれる馬超。基本は史実ベースで、正史に記載されているエピソードは一通りカバーされている。なの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    情報が少ないから仕方ないかもですが、荀イクと同じくちょっと話がとびとびで薄い、かな…風野さんは戦国系のお話の方が生き生き書かれるなあ。

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    Posted by ブクログ 2010年10月22日

    数少ない馬超の歴史小説。
    〇ページ数も丁度いいし読みやすい。
    4569663346  275p 2005・2・16 1版1刷

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