半身

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作品内容

門をいくつも抜け、曲がりくねった小径をたどった奥にある石の迷宮――ミルバンク監獄。1874年の秋、テムズ河畔にそびえるこの牢獄を慰問のために訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。19歳のその娘シライナは、監獄じゅうの静けさをかき集めたよりも深い静寂をまとっていた。なぜこんな人が、こんなところに? すると、看守から聞かされた。あの女は霊媒なの。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる……。魔術的な筆さばきの物語が終局に至って突きつける、青天の霹靂のごとき結末。サマセット・モーム賞など多くの文学賞に輝く本書は、魔物のように妖しい魅力に富む、絶品のミステリ!

ジャンル
出版社
東京創元社
掲載誌・レーベル
創元推理文庫
ページ数
494ページ
電子版発売日
2015年04月17日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    マーガレットは初めてミルバンク監獄にやってきた。囚われている女囚の慰問のために。盗人、赤ん坊殺し、詐欺、色々な過去を持つ女囚のなかで、一人静謐な雰囲気を持つ女囚がいた。その名はシライナ・ドーズ。霊媒だったという。彼女に引き寄せられながらマーガレットはミルバンク監獄に慰問に通う。そしてだんだんと生活の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月14日

    入院のお供
    丁寧に丁寧に話は語られ、少しづつ少しづつ進んでいく。面白かった。読み始めから何処に連れていかれるのか、全然あきなかった。19世紀ロンドンどっぷり浸かりました。訳がいいんだろうな。

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    Posted by ブクログ 2011年03月02日

    購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    独房からは信じがたい静寂が漂ってきた。獄内の静けさを残らず集めたより深い静謐が。それを破ったのは溜息。わたしは思わず、中を覗いた。娘は眼を閉じ…祈っている!指の間には、鮮やかな紫―うなだれた菫の花。1874年秋、倫敦の監獄を慰問に訪れた上流婦人が、不...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月13日

    読むのに時間がかかってしまったけれど、読み終わって何とも言えない声が出た…。
    時間ができたらまたゆっくり読み直したい。2回目はまた楽しめそう。

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    Posted by ブクログ 2017年06月28日

    結末があまりに残酷で、つらい…。でも静かに少しずつ展開していくストーリーが終盤で一気にそれまでの伏線が回収され、夢中で読みました。
    マーガレットの熱情、少しずつシライナに惹かれていく心理描写がとてもよかった。

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    Posted by ブクログ 2016年04月05日

    真相の残酷さにもんどりうつ。
    過酷な状況でも、霊媒師の女の決して手折れない美しさが印象的。
    そしてその強さがどこからきたのかを知ると、「ヒィ!」と息を呑んでしまう……

    確かに長いけれど、途中から止められなくなった。
    ラストのあの人物のセリフ、恐ろしいけど、シビレル。

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    Posted by ブクログ 2015年07月25日

    これをミステリーと呼ぶべきか。
    むしろわたしは恋愛小説と呼びたいと思うくらいに、主人公の純真な恋心を見事に描いている。

    19世紀のイギリスに存在した牢獄を舞台にしたお話。
    牢獄を慰問のために訪れる役についた少女と、その牢獄にとらわれている霊媒少女との謎と恋の物語である。

    ストーリーというよりは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月07日

    想像以上に百合色が強くて驚いた。

    始まりから終わりの方までゴシックホラーのような雰囲気で話が進んでいくので、本当にミステリーなのか不安に思いながら読んだ。

    第五部は真相が明らかになったこともあって雰囲気が一気に現実的になって、まるで夢から目が覚めたような気がした。

    なんとなくこうじゃないかって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月20日

    なんという……半端なさ。
    サラ・ウォーターズは「茨の城」から入ったので、
    てっきりああいう落ちだと思ってたんですよ。

    なのに今回ミステリー要素が少なくて……なんていうか……
    怪しげなスピリチュアルの匂いがぷんぷん。
    正直「霊媒にハマりすぎた典型的なヤバイ人」な感じ。
    それでも「茨の城」を先に読んで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     ラストが、え〜つて感じで、いい意味でも悪い意味でも、ありのような、なしのような… ラストをどうとるかで好き嫌いが分かれる作品です。
     自分も最初はなし派でしたが、先に読んでいた妻とあえこれ言いあっていたら、細部の仕掛けもわかってきて、あり派に転びました。

     



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