半分のぼった黄色い太陽

半分のぼった黄色い太陽

犠牲者数百万といわれるナイジェリアのビアフラ戦争。この内戦の悲劇をスリリングなラブストーリーを軸に、心ゆさぶられる人間ドラマとして描く。最年少オレンジ賞受賞。映画化。

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半分のぼった黄色い太陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ハードカバー・二段組みで500ページ弱の長編…、なかなか読む時間がなかったけど、、。
    四月。突然の入院の事態に、この本を病院のベッドの上で読み続けた。

    この物語は1960年代のナイジェリアが舞台。
    1960年にイギリスから独立したナイジェリアだったが、国家権力をめぐる争いに国は不安定な状況にあった

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    この作品を読むまで、ナイジェリアのことも、ビアフラ戦争のことも知らなかった。

    幸せも不幸せもすべて、戦争、暴力は破壊して去ってしまう。あとには憎しみ、悲しみが残るだけだ。つくづく、戦争をしてはいけない、暴力はあってはならないと思った。

    人間の本来の美しさ、賢さ、その対極にあるのが、戦争、暴力であ

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    戦争はある日突然始まるものではなく、じわじわと気づいたら日常生活に入ってくるのだなと。長いけど読みやすくとても面白い。
    カイネネの台詞が印象に残る。
    「愛がほかのものの入る余地を残さないとあなたが考えるなら、それは間違いよ。なにかを愛しながら、それを見下すことも可能なんだから」

    0
    2023年11月19日

    Posted by ブクログ

    多分この作家は遠からずノーベル文学賞受賞するんじゃないかな。英語で書いているなら、ブッカー賞も…
    オデニボが崩れてゆく様が痛ましい。どこの国でもいざとなると女は強い。カイネネを失っても、オランナはオランナだろう。リチャードはどうだろう。ナイジェリアに残るのか。結局本を書き上げることはできないだろう。

    0
    2019年10月25日

    Posted by ブクログ

    ナイジェリア1960年代の話。
    60年代前半と後半で分けて話は進む。
    壊れてしまった幸せな日々を思い出すような構成になっていて、読んでいて胸がヒリヒリする。

    翻訳本は苦手な人にも一気に読める作品だと思う。

    引用P.137
    カイネネ「愛が他のものの入る余地を残さないとあなたが考えるなら、それは間違

    0
    2017年06月12日

    Posted by ブクログ

    物語の語り手の三人もバランスがよい。みんななにかしらの意味で「観察者」だよね。特に序盤はそれぞれアフリカハイクラスの、アフリカ庶民の、アフリカ社会の、観察者と行った具合に。だから前提が理解しやすい。中盤からはどんどん当事者になっていって、彼らの行く末が気になった。途中ちょっとダレたけど。
    アフリカと

    0
    2012年09月30日

    Posted by ブクログ

    3人の視点から語られる、愛であり、一族の歴史であり、戦争であり、貧困、搾取、あらゆるものが大きな流れの中に組み込まれている。言葉も的確で、風景が広がるような感じがあった。
    ことさらに、ビアフラ戦争を非難している訳ではないが、世界中で起きている戦争も大なり小なりこのような図式であることが、本当によく分

    0
    2011年01月05日

    Posted by ブクログ

    「アフリカ」と大雑把に語ることの無意味さを改めて反省。自らの無知と偏見をいくつも自覚させられ、非常に勉強になった。

    0
    2022年04月24日

    Posted by ブクログ

    まるで目の前にアフリカナイジェリアの暮らしがあるような生き生きとしたストーリーテリングの果てにたどり着く、圧倒的な戦争の虚しさと喪失感よ。

    0
    2020年08月23日

    Posted by ブクログ

    赤、黒、緑の3色の真ん中に半分のぼった黄色い太陽の図柄。

    これは、1967-70年に存在したビアフラ共和国の国旗である。
    あるクーデターから端を発し、イボ人に対する虐殺などが度々起こった結果、イボ人は結束して、「ビアフラ」として、ナイジェリアからの独立を宣言した。
    しかし、彼らの持つ石油を連邦政府

    0
    2017年06月24日

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