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わたしはハッピー・フェミニスト!ビヨンセを始め全米が称賛したTEDスピーチ、待望の邦訳!ディオールのパリコレでも同名ロゴTシャツが登場、話題沸騰中。あたらしいジェンダーについて最適の1冊
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Posted by ブクログ
「わたし自身の、フェミニストの定義は、男性であれ女性であれ、『そう、ジェンダーについては今日だって問題があるよね、だから改善しなきゃね、もっと良くしなきゃ』という人です」という言葉。「女」というジェンダーに偏らず、どんな人でも、いろんな人が呼吸を楽に生きられるよう考えていきたいよね?という、緩くてポ...続きを読むジティブなバイブレーションを感じる。しみじみ、よいスピーチ。読めてよかった。
わたし自身の、フェミニストの定義は、男性であれ女性であれ、「そう、ジェンダーについては今日だって問題があるよ」、だから改善しなきゃね、もっと良くしなきゃ」という人です。 女も男も、私たち「みんな」で良くしなければいけないのですから。 ー本文より引用 著者はアフリカ人小説家。彼女の著者で私が読んだこ...続きを読むとがあるのはパープルハイビスカスだけだが、その本が良かったので、また著書を事前に読んで受け取ったメッセージから、本書の本題「フェミニスト」を彼女がどのように取り上げて語るのか。興味があったので読んだのです。 とても読みやすい!明朗快活に自身のフェミニストとしてのあり方を語っている。 「男嫌いではなく、男性のためではなくて自分のためにリップグロスを塗ってハイヒールを履く、ハッピーなアフリカ的フェミニスト」 皮肉をこめつつチャーミングに自身をそう語る。 改めて、フェミニストという言葉の本質を教えてくれる本だと感じた。 短くて読みやすいので、気になる方はぜひ読んでみてほしい。 私は彼女の他の本もまた読んでみたくなった。
やわらかな言葉で、わたしたちの透明人間化してしまうもやもやを明確に言語化してくれる本。 男も女も、盲目になってしまっている前提をきちんと見れば、社会の産物、文化はこれからも変えていけるはず。
ブロガーさんが勧めていて興味を持ち購入。 私はフェミニストなのだと思うけど、きちんと調べたこともないし勉強もしてない、世の動きやニュースを見てそうなのかなと思っていたので、知るところからはじめようと手を出しました。 TEDトークを文に起こしたものなので、大変読みやすく、著者の実体験に基づいたエピソ...続きを読むードも多く理解しやすかった気がします。 気がするのは、すんなり読んだだけなので、自分から同じようにアウトプットできるかというとそこまではまだ到達出来ません。 日本のSNSのフェミニズムムーブを見ると、 フェミニストを侮辱する人、フェミニズムを誤解してフェミニズムを推そうとする自称フェミニスト、フェミニズムを毛嫌いして攻撃的な人を見かけうんざりすること多しです。 正しくフェミニズムとは、フェミニストとはを日本の中で発信して、享受できる雰囲気も体勢もないままに野放しになっているからでしょうか。 性教育も遅れていますし、日本が心配になります。 世界中が注目するオリンピックというイベントに関して、日本の悪しき男性優位思考や体勢が暴かれたことは恥ではあるけれど不幸中の幸いだと思っています。 悔しいし、苛立つし、悲しくもなるけれど、急に状況は好転しないので地道に自分にできることとして勉強すること、情報発信を受け賛同していくこと、選挙には必ず行くこと、など努めていきたいと思います。 遠い道のりだろうけれど、諦めてはいけません。
いろんな人に勧めたい本 著者や著者の周りの女性の体験が、自分の体験と重なり悔しい気持ちを思い出した。 本も読みやすい文体でもちろんいいけど、YouTubeに上がっているTEDでの実際のスピーチも素晴らしかった。 決して攻撃的な語り口ではなく、それでいて見事に本質をつく。 著者の小説も読みたい。
ずっと読みたいとは思ってたけど見たことがなくて。実際に見てみたら予想の数倍小さくて読み易くて、よかった!! 冒頭の、周りがフェミニストとは〇〇の意味だ」というマイナスイメージを彼女に突きつけていくたびに、「わたしは『男嫌いでなく、男性のためではなくて自分のためにリップグロスを塗ってハイヒールを履く、...続きを読むハッピーなフェミニスト』」ということになっていくくだりが面白くて、笑ってしまった。 フェミニズム本は時として難しい言葉遣いで性被害の体験を語ったりするものもあって読みにくい物もあるが、これは量も少なく分かり易い言葉で、また被害体験を想起させるような描写も無かったためストレスなく読めた。 ものすごく初歩的な本だと思う。万人にお勧めしたい。
ナイジェリア、レイプ被害者が落ち度ばかり批判されるのも、金を持ってるのは男だと決めつけられて女が無視されるのも、売春の買い手が透明化され女だけが責められるのもみんな日本と全く同じで驚き! アメリカでもこのTEDトークが大評判だったってことは世界のどこでもそうなのか? 女性差別は差別のラスボス、Wo...続きを読むman Is the Nigger of the World 女性差別が文化や伝統ならば、そんな文化は変えていくべき、っていうの、日本人としてその通りだと叫ぶ。我らが生きているのは、救命のために土俵に上がった女性が穢れだと塩を撒かれる国! トキシック・マスキュリ二ティーに言及してるのも良かった。男も女もみんなフェミニストじゃないと。「男性性」の強要は男性の加害性を高めるとともに、男性の人格を壊すものでもある。 でもそれでもその男性性は既得権益層と表裏一体だから捨てれないんでしょー。カミソリ社ジレットの既存の男性性に疑問を投げかけるCM、荒れに荒れたもんねー。どうしたら解体できるんだろうね 本書がフェミニズムの怒りを否定してないのがよかった。怒りには世界を変えるポジティブなパワーがある、その通りだと思う。そうじゃないと報われない。 化粧が嫌いでブラが嫌いで性差別的なジョークが嫌い、っていう古典的なフェミニスト像、正直それで何が悪いと言いたい。我々には頭があり心があり言葉がある。社会に忖度して黙り続ける必要なんてない。 あと男も女もみんなフェミニストじゃないと…ってのは、「男性学と女性学は同じコインの裏表!両輪でないと意味がないよねほんとそれな!」と思う反面、 フェミニズムを「既存の男性性、女性性に問題意識をもつみんなのもの」に拡大したら、女というだけで意思決定の場から排除され足を引っ張られ続けて、性犯罪やフェミサイドといった身体的危険に晒され続けている女性は…??みんなのものにしたら、一番力無きものからは奪われて終わりでは…??フェミニズムが都合のいい男性性の解体だけに使われて捨てられて終わるだけでは…?? 「フェミニズム、攻撃的で嫌だと思ってたけど、男性性の解体も視野に入れてるんだね。これで男も生きやすくなるね!良かった!女性差別の解消や女性蔑視への批判?それはツイフェミの叫ぶエセフェミニズムだ!」みたいなね でも、なるべく多くの層を取り込まないとムーブメントにはなりにくいし、とっつきやすさも大事だし… みたいなジレンマ。
煌めく陽光に向かって掌をまっすぐに伸ばしたときのような。 清々しい風のそよぎを胸いっぱいに吸い込んで深く呼吸したときのような。 アディーチェの軽やかな言葉に鼓舞されて、心が晴れやかになってくる。 フェミニズム論における「男性の特権や無自覚な加害性」を、僕は認めざるを得ない。 それは単純に、男とし...続きを読むて利益を享受していることに身に覚えがあるから。 それと同時に、ジェンダー論の「男性であることの生き辛さや期待される男らしさからの解放」についても、ちゃっかりと都合よく支持している。 残念ながら「フェミニスト」と名乗れるかと問われても、言ってしまえばレディーファーストであろうとする自分や、妻に日々感謝する良き夫であろうと努める自分を意識するぐらいが関の山、といったところだ。 (それだって30点くらいだけどね、という妻の声が聞こえてきそうだ)。 もっと僕は歴史的・文化的側面としての「フェミニズム」を学んでいく必要はあるけれど、まずはこのシンプルでナチュラルな言葉で顔を洗ってスッキリしたい。 頭でこねくり回して難しくするより、日々の前向きな心がけを大事にしてフレッシュにいたい。 世界の断絶を嘆くよりも、きっとよくできるよねって言う声に素直に頷きたい。 読んでいてそう思った。 ーー フェミニズムもいいけど、すべての人の人権が大事じゃない? フェミニズムよりも、貧困などの階級こそが問題じゃない? そんなごもっともな意見にも、問題をごまかして見えなくしないでね!と切り返す歯切れ良さ。 生物学的視点からの反論に対する、私たちは猿ではないのですというユーモア。 文化が人々や民族を作るのではありません、人々や民族が文化を作るのです、という力強さ!! これまでの慣習に囚われるのはなく、これからどうしてゆくべきかかを語るアディーチェの、どこまでも屈託ない明るさとポジティブなエールがほんとうに素晴らしい。 本の帯にあった、西加奈子さんの推薦文も併せて書き留めておきたい。 “あらゆるボーダーを越えて皆の心にするりと入り込み、皆を心から笑わせ、くつろがせ、でも絶対に核心となる言葉を逃さず、皆に「心から考える」ことを促すことができる彼女に、私は10代の少女みたいに夢中になった。”
「そう、ジェンダーについてつらい思いをしてる人いるよね。だから良くしなきゃ」 そう思ってる人はみんなフェミニストだと、私も思う。 言葉のリセット、賛成です。
男性優位の世界を見てここがおかしいと言う本。女性差別あるあるだよね、ということが穏やかな口調で満遍なく書かれているのでフェミニズムに目覚めていない人向け。 「ジェンダーについて話すのは居心地の悪いこと。現状改革は面倒だから。なんでフェミニストって語を使うの?という話もあるが、それは「人権」という大き...続きを読むい言葉ではごまかしになるから。」 私も、わざわざ嫌われる言葉を使わなくていいんじゃないかと思っていた。でもそれはずっと長い間無視されてきた女性の人権を無視することとあった。自省。
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