バイバイ、ブラックバード<新装版>

バイバイ、ブラックバード<新装版>

748円 (税込)

3pt

星野一彦の最後の願いは、何者かに〈あのバス〉で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気「上品」──これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。ふたりのなんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー 。<特別収録>伊坂幸太郎ロングインタビュー。

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バイバイ、ブラックバード<新装版> のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    繭美がとにかく最高

    主人公はどっちなんだってくらい、繭美のキャラが面白い。
    見た目はブッチャー、口は悪い、でもいいヤツ。

    様々な彼女に別れを告げる設定もいいけど、繭美の会話のやり取りで何度も笑ってしまった。
    伊坂作品は散りばめられた細かい伏線の回収が面白い。
    姉妹がいないからとか、散々濁して比喩

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    洒落で、純で、笑える、そんな感じが良い。こんな別れがあるなら、ある意味素敵だね。五話目の、子供の頃パンになる夢の伏線回収には、うるっときた。伊坂幸太郎はクセになるね!

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    悪気なく5股している主人公なのに憎めない優しさがある。一体何が起きてこれからどうなるのかぼやかされているのが却って心理描写に集中できてよい。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    伊坂幸太郎作品の中でもかなり上位に入る作品。
    それぞれの女性との別れのエピソードも爽やかで良いけど、なによりラストが凄く良い。
    個人的にはロープで侵入女が面白くて好きです。
    な〜にやってんだおめえ!!ってツッコミたくなる。

    0
    2025年05月01日

    Posted by ブクログ

    「やだな、怖いなって腰が引けてると、やっぱりやられちゃう、って。かかってこいってぐらいに真正面から受け止めるほうが、ダメージはすくないんだ。喧嘩も病気も、何もかも、へっぴり腰じゃ絶対に負ける」

    ドッチボールが思い浮かんだ
    そんなこと言える状況!?みたいな切迫した状況かつ、意味わからない設定のところ

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    もうすぐどこかへ連れ去られる運命の男性が、五股している女性たちに、一人一人と丁寧に別れを伝えに行くショートストーリーです。
    とにかくキャラクターが魅力的。
    ブッチャーに例えられている女性も何故か魅力的に見えてくる。
    楽しんでいるうちに一気読みしてしまいました。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    すっごい昔に微かに読んだ気がするから、再読か?
    主人公が『あのバス』で連れて行かれる前に、監視役の繭美と共に、五股をかけている彼女たちにさよならを告げにいく。
    一人目はいちご狩りで出会ったあかり。ジャンボラーメンを一彦が食べ切ったら別れる事に。しかし、一彦は隣でジャンボラーメンに苦戦してる男を助太刀

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    バイバイブラックバード
    五股した青年星野の元へ繭美が現れ「あのバス」へ乗せようとする。ここだけ見ればチャラ男に罰を与える物語だ。この作品の面白い所はこんな設定なのに星野が全然憎めないこと、そして繭美と五人の女性の強烈なキャラクターである。星野は「あのバス」に載せられる前に五人の女性に別れを告げに行く

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    最後にどんでん返しがあるのかと思いきやそうではなく…
    スッキリしない結末で個人的には好みではなかったかな
    ただストーリーを読み進めていくなかでの星野と繭美の関係性の変化を感じることができた
    完走したけどモヤモヤ

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    いきなり終わってびっくり。彼が「ざんねんなスパイ」を絶賛したのがよく分かる作品。
    ただあちらよりルートを外れないで話は進んでゆく。
    主人公がどうして連れて行かれるのか、どこへ連れて行かれるのか分からずじまいだったけど最後に繭美ちゃんを危うく好きになりそうになった。

    0
    2025年03月10日

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