首折り男のための協奏曲

首折り男のための協奏曲

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う中学生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る! 伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    首折り男のための協奏曲
  • タイトルID
    :
    439124
  • 電子版発売日
    :
    2017年05月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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首折り男のための協奏曲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに再読したけど素晴らしかったな。
    もともと黒澤が出てくるシリーズ(?)が好き。キャラクターが押し付けがましくなくて軽妙でいいんだよねぇ。
    その黒澤が大活躍する話「月曜日から逃げろ」は改めてその構成がアイデアだなと。もちろんすっかり忘れて読んで、解説でハッ!となりもう一度通して読んだ。
    いろんな媒体で書いた短編を集めたとは思えない(もちろん加筆などあるとは思うが)、面白い短編集。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    短編集なのに不思議とつながっている物語。

    なのに、それぞれのストーリーのタッチが異なっていて、非常に楽しめた!

    伊坂作品の中でも特に好きなジャンルかも!

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    首折り男の周辺、濡れ衣の話、僕の船、人間らしく、月曜日から逃げろ、相談役の話、合コンの話。
    いくつかの雑誌のために書いた話をひとつにまとめた本。繋がりがあるようでそれぞれ独立した話。
    どの話も明確なハッピーエンドではないけど、少し心が少し暖かくなるそんな話だった。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    まさに伊坂ワールドという感じでこういうのを読みたかった、と嬉しくなりました。
    こういう薄く繋がってる短編集が大好物です。

    「月曜日から逃げろ」の仕組みに気付いたときは震えました。思わず読み返してしまいましたね。

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    単なる殺し屋の話かと思いきや、

    そうでもなかったぞ。

    殺し屋と関わる人々の群像劇。

    個人的には、もっと殺し屋に活躍して欲しかった。

    そのへん、ちょっと物足りないかも。

    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    この作品はそれぞれ別々の媒体で別々の時期に書かれた物語を少し加筆してゆるく繋げたものだったという風に解説で説明されていました。
    連作短編集は大好きなジャンルなのですが、このゆるい繋がりを想像の余地があって面白いと思うよりは、もう少しバシッと謎や人物が回収される方が好みではありました。
    ただ、それぞれの作品を単体でみたときの完成度はその分めちゃくちゃ高かったです!
    『僕の舟』は別の短編集で読んだ時も好きになったし、『相談役の話』はゾワっとして見事でした。『合コンの話』もラストに拍手でしたし。
    書き出してみると、繋がりの薄かった作品たちに意外と惹かれたことが自分でも驚きました。
    やはり繋がるとしたらもうちょっと気持ちよく繋げて欲しかったのかもしれないです。
    でも好き!

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    首折り男と間違われた男。首折り男に助けられた男。首折り男に間違えた女とその夫の出会い。クワガタのいじめを罰する神さま。手の込んだ仕返しをする黒澤。男の書く小説が面白くなくなった理由。男と女、三人ずつの変な合コン。まったく異なった短編を首折り男につなげて最後にほっこりさせる。ピアノが弾けるって、かっこいいなと思いました。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    なんだ、裏表紙に『被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う高校生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る!』とあったので、てっきり二つの話が並行して進み、最後に結びついて、あっと驚く結末になるものだとばかり思って読んでいたのだけど、それぞれ別個に発表された7つのお話を纏めた短編集だったのね。
    途中からそれに気が付いたのだけど、それにしては登場人物が同じだったり、“首折り男”だとか“時空のねじれ”だとか“子どものいじめ”などがお話を跨いで出て来たりで、何となくひとつのお話の体になっているのが不思議な作り。
    解説を読んで、上手いことこの本が出来上がった手口がよく分かった次第。なるほど面白い。

    ところで、伊坂幸太郎さんの近頃の話には、人を人とも思わない傍若無人な行為やいじめが頻出するのだけれど、今回もその例に漏れず。
    どうにも胸糞が悪くて読むのが辛くなるようなことも多いのだけど、クワガタに対して人の手が伸びてくるように、天の配剤で悪い奴には天誅が降りちゃんとバランスが取れるようになっている、最後には正義が勝つのだということを、作者は本気で信じているんだな。
    本のテーマとは外れるけれど、これだけ繰り返されて、改めてそんなことを思った。

    「水兵リーベ僕の舟」、確かに記憶に残るフッと口の端に上がる言葉。
    その後は「そ~曲が~るシップス、クラークか?」って覚えていたのだけど、ネットで見ると今は「七曲がある」と言うのかい?
    確かに“Na”をソーダだから「そ~」っていうのは、ちょっとこじつけって、その当時から思っていたけどね。
    『僕の舟』、古めかしいテイストで塗したこの作者らしい話も良かった。

    0
    2026年10月22日

    Posted by ブクログ

    挑戦してみた、と思えた印象だったけど色々な所でやった話をつなぎ合わせたと言われるとなるほどと思える。怖い話っぽい所は苦笑い

    0
    2026年10月20日

    Posted by ブクログ

    ずっと見ていたくなるような心地の良い会話のリズムは、やはり伊坂幸太郎氏にしか書けない。そんな愛おしさまで込み上げてくる。
    最近戦争について色々考えたり意見を聞いたりしてる中で、妙にしっくりくることを言っていたので一部抜粋する。

    確かに黒澤さんが言うように、愛国者で戦争反対、ってポジションはアリですよね。僕も、国を守る方法がそれしかないというのなら戦争だって致し方がないと思います。ただ、それは最後の最後だと思うんですよ。僕は別に、みんなを愛して仲良くしましょう、なんて博愛を訴えたいわけではないんです。ただ、すぐに、好戦的なことを言う人が果たして、国のことを考えているのかと言えば、そうは思えなくて。だって、戦争はいろんな意味で、国にとって最悪じゃないですか。僕は、学校では過去の戦争の、ひどい事例をたくさん教えるべきだと思うんです。

    もっと別の、被害が少なくて、言ってしまえば、巧妙なやり方で勝つ方法を探すことを考えるようになります。そのほうがよほど、国のためになりますよ。戦争は儲かるとも言われますけど、それは自国が戦場にならず、しかも長引かない時です。そういったことを考えず、すぐに荒っぽいことを言う人は信用できません。戦争に反対するなんておまえは愛国心がないのか、なんていうのはちょっと違います。国のことを考えるなら、まずは被害の少ない戦略を選ぶべきですから」そこで黒澤は、「平和がいいね、というコメントは」と言う。「人類みな兄弟、というような綺麗事の匂いがする。」

    以上。
    戦争はなぜ起こり、何を求め、何を得るのか。
    第二次世界大戦で犠牲になった数は8000万人。
    この数字から何が得られているのか。
    今後の日本はどうなるのか。
    そこまで考え抜いたあとに、だから戦争は絶対ダメなんだと言えたら、もっと価値が増してくるように思う。
    私がひとりここでこんなことを言ってても仕方あるまい、なんですけども。

    0
    2026年09月02日

首折り男のための協奏曲 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    首折り男のための協奏曲
  • タイトルID
    :
    439124
  • 電子版発売日
    :
    2017年05月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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