首折り男のための協奏曲

首折り男のための協奏曲

825円 (税込)

4pt

被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。テレビ番組の報道を見て、隣人の“彼”が犯人ではないか、と疑う老夫婦。いじめに遭う中学生は“彼”に助けられ、幹事が欠席した合コンの席では首折り殺人が話題に上る。一方で、泥棒・黒澤は恋路の調査に盗みの依頼と大忙し。二人の男を軸に物語は絡み、繋がり、やがて驚きへと至る! 伊坂幸太郎の神髄、ここにあり。

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首折り男のための協奏曲 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    首折り男を中心に紡がれる不穏当な短編集(全然関係ないのもあったけど)不穏当に人がポンポン死ぬことと、心温るストーリーを両立させるのは流石

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    すべて完全に繋がっているのかと思いきや、そうではなかったり。
    要所要所に登場する人物同士は糸のように絡み合い、どこかで繋がっている。
    時空の歪み、自分によく似た人間…わからないままのこともある。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    どのエピソードも好きだけれど、
    『人間らしく』の「この腰巾着が」という窪田の発言と、神様は隣の部屋で仕事をしているという考え方、『合コンの話』の佐藤さん、がとくにお気に入り。
    『月曜日から逃げろ』は、お洒落だなぁ。
    チャップリンの『給料日』も観てみよう。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    ―短編集―

    正直、題名を見て、もっと首折り男が登場するのかと思ってたけど、そんなこと無かった笑

    短編同士が少しだけ繋がってたり、視点が変わるけど同一人物が登場してたり。。
    色んな仕掛けがあって面白い。
    神様って、見てない時もあるんだねー。
    黒澤さん魅力あるー!!!

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    「人はそれぞれ、与えられた譜面を必死に、演奏することしかできないし、そうするしかない。隣の譜面を覗く余裕もない。自分の譜面を演奏しながら、他人もうまく演奏できればいいな、と祈るだけだ。」

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    連作短編と呼んで良いのか悩むところ。うっすら繋がってる短編集。
    回収しきれていない謎は多いけれど、結果、どの話も面白かった。
    首折り男もしくは黒澤が出てくる別の話も読みたいなあ。

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    伊坂さんの作品が大好きで楽しみにしていたのですが、やや着地点が分かりにくくすっきりしない感じで終わりました。
    それぞれの短編は繋がりがないようであるようになってると伊坂さんがあとがきで書いてあったのですが、繋がりがあるならある、ないならないと切り離せなくて、なんだかもやもやした感じでした。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    機内用に手に取った一冊。ついつい題名にそそられて。
    さて、久々の伊坂作品。
    首折り男と泥棒の2人の主人公から成る短編集。と言っていいんですかね。
    それぞれに主人公のエピソードは伊坂作品らしく、伏線と伏線が最終的に綺麗な一本の線に繋がる絶妙なタッチで描かれてますが、2人の主人公のエピソード同士がうまく

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    まず、短編集だと思ってなかったからはじめのへんはん?ってことが多かった。後になって短編って気づいたけど他の短編ででできた人がこっちの短編でもでてくるみたいな感じ。だけどストーリー的には繋がらない。なんか焦ったい感じだったけど逆にそれに新鮮さを感じた。解説のところで繋がりすぎて平凡に陥ることへの対策ら

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    解説でへぇーとなったのが、「繋がりすぎる怖さ」。
    それぞれの章を読みながら、あれこの人物前の章のあの人じゃないのかーってなって期待を裏切られたような気もややしましたが、繋がりすぎると逆に陳腐になることを恐れたんでしょうか。そういうことなら理解できる。

    0
    2025年08月14日

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