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Posted by ブクログ
志奈子 画家
黒澤 泥棒
河原崎 父親が飛び降り自殺
京子 カウンセラー
豊田 無職
それぞれのストーリーが絡み合い、展開していく。
だけではなかった!
様々なことが同時に起こっているだけでも目が離せないのに、時間軸が前後していたり、コレとアレが繋がってたり⋯。
泥棒の黒澤が、金や外見やステータスという分かりやすいものが好きで、目に見えない愛情だとか、仲間意識だとかなんて胡散臭いとか言っている。
だけど、
物語の最後の方では、
豊田は喉から手が出るほど欲しがってた仕事や金を選ぶのではなく、老いた犬を選んだ。
金を選ぶ人もいる。金ではない目に見えない愛情を選ぶ人もいる。
犬を選ぶエピソードを最後にもってくるあたりが、作家の思い入れの濃さを感じた。
人生はリレーかもしれない。
初めてそう思った。
エッシャーの絵に例えられているように、階段を昇ってゴールしてみても、そこは誰かのスタート地点なのかもしれない。
皆が次に繋がっている。
おもしろかった。
Posted by ブクログ
自分自身恥ずかしながら大学生になって初めて読書をした。当時、もう今は会うことないであろう親友二人からそれぞれ本を勧められた。「俺は非情勤」と「涼宮ハルヒの憂鬱」
ここから読書ライフが始まった。そこから片手で数えられるぐらいで出会ったのがこのラッシュライフだった。
15年ぐらいぶりに読んだ。
当時伊坂作品はゴールデンスランバーしか知らなくて、ゴールデンスランバーはむちゃくちゃ面白くて、その後に俺が伊坂作品が1番好きだと言うようになったきっかけは間違いなくこのラッシュライフだった。
何となくは覚えていたけど細部までは覚えてなかったからちょうどよかった。同じようにハマったし同じように騙されたし
昔は今よりも全然遅読だった。なのに最後一気に読んだのを思い出した。今回も全く同じ最後一気に読んだ。後半にかけてが本当に止まらない。
とにかくありとあらゆる伏線と物語が収束する。違和感はあれど、モヤモヤしたところもなく終わる。無駄もない。
四つの物語+一組の五つの話で本は進行する。
これらがどんどん収束するし、実は重なりかけていたんだという場面もあるし、妙に匂わされてると思いきや、AとCは重なってたいるようで重なってないと透かされてたのかとわかったり。見返すと間違ったことは言ってないしそういう意味なのねとなる部分も多くある。
これ以上はネタバレだから書けないけど、何回も戻って読み返してしまう作品
アヒルと鴨のコインロッカーと同じ
また記憶を消して読みたい作品
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