【感想・ネタバレ】ラッシュライフのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月02日

伊坂幸太郎先生の作品を読むのはこれで3作目。
群像劇を読むのは初めて!

群像劇への先入観から、1人の描写が終われば「一方その頃◯◯は...」と同時刻の別の人物を描いていく展開かと思っていたのですが、最後の最後に登場人物たちの描写が始まった日程そのものが実は数日ずつズレていたことが発覚!

「そうい...続きを読むうことか!ってことはあそこも...」と重ねて頭の中で色々な場面が繋がって気持ちが良かったです。

次は重力ピエロを読もうと思っているのですが、
そこに今回登場した泥棒の黒澤が探偵として再登場するらしいので今からとても楽しみです。
今回も素敵な作品でした!

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月30日

結局頼りにするのは父親だという展開に感極まった。父親を誇りに思い、愛犬を愛おしく感じられる本だった。飼い犬なんていないのですが

0

Posted by ブクログ 2024年03月07日

めちゃくちゃ面白かった〜!

初期の伊坂作品をほぼ読めてなかったので、刊行順に読んでいってます。
この作品は2作目!

2作目にしてこのクォリティなのか〜!
凄い、、天才的すぎる、、

5つの視点で語られる群像劇。
伊坂さんのこのパターンめっちゃ好き♪

▫︎ お金で買えない物はないという拝...続きを読む金主義者の戸田と、そんな彼の元で働く志奈子。
▫︎ 泥棒を生業としてる黒澤。
▫︎ 1人の男を神と崇める河原崎。
▫︎ 精神科医の京子と、その不倫相手の青山。
▫︎ リストラされ再就職先が決まらない豊田。

5つそれぞれの物語なのだけど、どこかしら繋がりのあるそれぞれの話。
文中に出てきた"つなぐ"という言葉がキーポイントなのかな。

この話の中には残忍な部分もあるけど、エンタメ要素強いので、エグ、グロ苦手な私もサラッと物語として受け入れられた。

伊坂さんと言えば伏線回収ってよく言われてるけど、ほんと後半からはあちこちに散りばめられた伏線がどんどん回収されて、ハッ!とする事だらけだった!
読み終わってからも、また初めから読んで確認してみたくなる様な仕掛けや構成は、スゴいとしか言い様がない。
とっても面白かったです\♡︎/



⁡✎︎____________
登場人物では黒澤が1番好き!

豊田さんが幸せでありますように。

オーデュボンの優午の話が出てきた!
話をした額屋の男は伊藤なのかな?
⁡✎︎____________

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月17日

画廊と画家
毎度お馴染み泥棒黒澤
絵の上手な河原崎、神高橋、幹部塚本
京子、青山別々夫婦
リストラされた豊田と犬

どんなつながりがあるかさっぱりわからない話がどんどんつながってくる。
さらにどの登場人物も魅力的。
やっぱり伊坂はおもろいなって思った。星5だね。

豊田も犬を大事にするいいやつだし、...続きを読む最後に画廊の戸田の提案を断ったのもよかった。豊田は宝くじ交換しなかったんだろうなって思う感じもなんかいい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月11日

豊田が今の自分と重なる点が多かったから、爽やかにお話が終わってくれて嬉しかった。人生の豊かさを、他人に決められるのなんて真っ平ごめん。自分で切り開いていこうって思った。老犬も最後まで無事で良かった!
あと、伊坂小説にわかなので記憶があやふやなんだけど、未来が見えるカカシってオーデュボンの祈りに登場し...続きを読むてきてる…?

0

Posted by ブクログ 2024年01月04日

最初は色んな登場人物がいて、それぞれの人物の様々な場面での出来事が描かれている。そのそれぞれの場面は最終的に繋がっていて、『あぁ〜、そうゆーことかぁ。』と最後には納得でき、スッキリと読み終えられる本。
今までにない新しい本で、とても楽しかった。

0
購入済み

また一冊バイブルが増えた。

2023年11月16日

伊坂幸太郎氏の作品は気持ちが沈んでいる時、希望が無くなってしまいそうな時、のような悲しい気持ちの時に読み始めると、気がつけば、私も頑張るかな、って本から顔を上げている。
ストーリーは決して明るいものでは無いのだが不思議とそうなるのだ。
殺し屋シリーズを一通り読み終え、これはどんな話しかな、と期待をし...続きを読むて読み始めたらいつものテンポの良いストーリーにつられ、4時間程で読み終えた。またも、自分の人生もなんとかできるかな、と前向き気味笑になれる作品だった。
伊坂幸太郎氏の作品に登場する人達は、殺し屋でさえも何かを背負っていて「死んでくれるなよ」と応援してしまうのだが、あっけなく死んでしまう『良さげな人』がいるので油断できない。
この作品も緊張感で脈が早くなっているなと感じながら読んでいた。この人は幸せにしてくれと願いながら。
どの作品もだが、各章の登場人物の繋がりが自然過ぎて、どうしたらこんな設定ができるのかと、フラグ、その回収の完璧なことと合わせてため息がでてしまう。伊坂幸太郎氏は天才なんだろうなといつも思う。
人が持っている中々外には見えにくい嫌な心、世の不条理…そんなので溢れているストーリーだが、芯は間違っていない人間には光が射す、例え暗闇でもがいていたとしても。この作品は私にはそんな風に感じて希望をもらえた。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

#共感する #切ない #深い

0

Posted by ブクログ 2023年10月20日

伊坂さん初期の作品、伏線の回収が半端なくてワクワクする作品。伊坂さんの凄さが凝縮された1冊。
一見、何の関わりもない4つの物語が、いろいろな人の人生が交差していくうちに、最後にはピースがピタッと当てはまっているという爽快さがある。
この作品ですっかり伊坂さんのファンになりました。

0

Posted by ブクログ 2023年09月30日

全く別の軸で進んでいる物語が後から少しずつ重なってきて、伏線回収もされているので、面白い。
別の話のどこと重なるのか、度々前のページに戻って探すので、読み応えのある本です。

0

Posted by ブクログ 2023年09月08日

 読み進めると、それぞれの物語が微妙にリンクしていく。そのさじ加減が絶妙で圧巻だった。

 駅近くに存在する展望台、「何か特別な日に」の垂れ幕、エッシャー展のポスター、スケッチブックを持った白人女性。登場人物達がそれらの存在から何かを汲み取り、思いを巡らせる。気持ちと向き合う対象の存在が素敵すぎた。...続きを読む

 伊坂幸太郎。才能溢れる作家さんだと思った。

 「高橋」という男を神だと尊敬し、信者となる河原。彼の物語は、涙なしでは読めないほど感動に包まれた。

 彼の父親は事業に失敗。自殺していた。闇の世界を体験し、苦しみ抜き、紆余曲折する中、本当に求めていた存在は父親であることを自覚する。「おまえは画家になれよ」と嬉しそうに言っていた父の顔。「考えない方がいい。考えるほど裏目に出てしまう」よくそう語っていた彼の姿。頭の引き出しにずっと存在し続けていたのだろう。

 人は自覚がなくても、身近な人の言葉は頭の中に必ず居座り続けている。きっと人生の苦しい場面で、思い出すのだろう。そんな気がする

0

Posted by ブクログ 2024年01月07日

タイトルの『ラッシュライフ』があくまでカタカナ表記なのが肝だと思った。
これを英語表記にすると、lash, lush, rash, rushと明確に4つの意味になるが、カタカナで書く事によって、豊潤な人生にもやけっぱちな人生にも成り得るという受け手に委ねられる解釈の余白が出来て良い。
また、サブタイ...続きを読むトル的に書かれている「a life」も「the life」としていない辺りにも、選択一つで人生は如何様にもなるというな、そんなニュアンスが感じられた。

複数の人物のエピソードが同時に進んでいく話はいくつか読んだことがあるが、
ここまで大人数のエピソードが何度もカットバックして進んでいく話は読んだことがなかった。
大好きなマンガやドラマの続きが見たいけど、来週の今日まで待たなくちゃいけない、あー早く続きが見たいという、モヤモヤとワクワクが混ざりあったあの感覚を何度も味わえる作品だと思った。

(以下ネタバレ)
冒頭の「最高時速240キロの場所から物語が始まる」の伏線も素晴らしい。
これは戸田&志奈子が乗っている最高時速300キロの「のぞみ」ではなく、河原崎が眺めている「やまびこ」のこと。
河原崎がこの一連のスタートだと、物語が始まる前に提示していたり。
他にも、京子を殺そうとしていた夫婦の行く末が、戸田が持っていた新聞に書いてあったり。白人美女のスケッチブックの順序から時系列の答えが明かされたり。

自分にとっては大きな衝撃を受けた作品だったので読後、各ブロックの時系列を書き出してみた。学校の時間割表のように。
書き上げて気付いた事がいくつかあった。
この一連のストーリーは4日間の出来事だが、それぞれの人物が1日ずつ主人公になり、「特別な日」を送っていること。
それと「人生はリレー」というのが、この作品のテーマになっているが、展望台がそれぞれのゴールになっていて、バトンを繋ぐ走者はそこでエレベーターを待ちながら次の走者の事を想像しながら幕を下ろすこと。
そして、宝くじが各登場人物の手に渡りバトンのように次の走者に渡っていくこと。
(京子はニアミスだけど)
文庫版421pの佐々岡の言葉がこの作品の全てだと思う。

それと、オーデュボン伊藤(←こう書くと売れない芸人みたい…)の話とかチルドレン強盗事件とか重力ピエロで語られるエピソードのリンクもニヤリと出来て良い。

0

Posted by ブクログ 2024年04月12日

全体が騙し絵のようで、幾人かの人生がそれぞれあり、終盤に向けて、驚くように交差する。そして読み終わってなんとも言い難い気持ちになる。これぞ小説。

0

Posted by ブクログ 2024年04月05日

行ったり来たりする時間軸に翻弄され、最後一気に解決していくストーリー
また黒澤に会えた。良き♩
個人的に最近エッシャー展を見てきた後にこの本に出会えたので増して嬉しかった

0

Posted by ブクログ 2024年03月07日

伊坂幸太郎の長編って毎回中盤に挫折しそうになるけど最後は綺麗に伏線回収してくれるから最高!ってなる。今回もどうやって繋がってるんだろって考えながら読むのも、つながり始めた時の脳汁も最高だった。
個人的にオーデュボンの祈りが微妙だったから期待してなかったけどこれは面白かった!

0

Posted by ブクログ 2024年02月28日

5つの視点からの物語が順繰りと回っていき、
やがて1枚の騙し絵として完成していく群像劇。
各話が少しずつ時系列もバラバラに交錯する。

最後には、きちんとした答え合わせがありますが、少しずつ読んでいたので、途中、相関関係や時系列をメモしながら読み進めたくなりました。
おそらく一気読み又は再読推奨と思...続きを読むわれます。

前作「オーデュボンの祈り」含めて他作品とのリンクもあり、人生の価値観に関する名言も多く、著者の描く世界にどっぷり浸かれる本の1つでした。

0

Posted by ブクログ 2024年02月26日

それぞれ別のストーリー(人生)の人たちが、それぞれどこかで交錯し、後にそれが繋がり意味を持ってくる。読み進めていくにつれて、バラバラの話が頭の中でカチカチと再構築されていくのは快感だった。
泥棒の黒澤さんのセリフを読んでいると、いつの間にか「高田純次」さんの喋り方で脳内再生されていた笑笑
『オーデュ...続きを読むボンの祈り』の登場人物だった伊藤が出てきたね!

0

Posted by ブクログ 2024年02月17日

読み終わって(というか終盤まで読んで)、思わず最初から読み直した!というのも、あぁそう言う事?!そことそこが繋がるんね?!あぁ、もうだれか時系列年表を作ってくれって感じ。笑

四つの場面が同時進行かと思って、前半は面白いんだけど訳わかんないんなぁ〜(それでも伊坂幸太郎の独特の言い回しとかフレーズが好...続きを読むきで読んじゃう)と思って読んでた話が繋がっていく感覚が楽しかった。

個人的には豊田さん好きだった。愛犬家だからか?金で買えないものを示してくれたのが彼で良かった。あと泥棒も。
やばいキャラクターや設定が盛り盛りなんだけど、不思議と惹かれるキャラしてて愛せるんだよなぁ。バラバラ死体とか相当ヤバいはずなのに、本当マネキンの様に扱われてて、そんなもん?!って感じするし。

0

Posted by ブクログ 2024年01月19日

面白かった!全然接点のなさそうな人たち、それぞれの視点で物語が進む。ちょっとずつ「あれ?既視感?」かと思えば、次々と繋がっていくそれぞれの物語。いくつか「あの人なんだったんだろう…」っていうのはあるけど、ご想像にお任せってことなのかな。結末知ったうえで再読しても面白そう。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月16日

同じ街で起こる
色々な人物の物語が展開していくのかと思ったら
どんどん5つの話が繋がっていって...
伏線回収というか、
"1枚の壮大な騙し絵"と言われる意味がよく分かる

おもしろかった
でも、みんなのその後が気になる
幸せになってほしいけど、みんな犯罪者やもんなぁ

0

Posted by ブクログ 2023年12月04日

友人に、2視点以上で全然違う話が進行して最後ガっと混じり合う感じの話が読みたいなーって相談したらオススメされたので読んだ!
登場人物が多くて、仙台を中心に其々の物語が進行して、其々微妙に噛み合うような噛み合ってないような感じで読み進めると後半あー!!ってなって楽しかったです。そこがそういうことだった...続きを読むのか!というアハ体験気持ちよかったです。大学生ぶりくらいに伊坂幸太郎読んだんですが、面白いですね!黒澤のキャラが良かったです。伊坂幸太郎のキャラっぽい笑

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月30日

なんだ?なんだ?という個々の話が、途中から既視感というかもしかして…が強くなり最後急速につながって行く感じが爽快でした。
現実離れした現実の話でしたが、日常は誰かのバトンで繋がってるという寓話のようでとても面白く読めました。

0

Posted by ブクログ 2023年11月05日

すごい。まさにエッシャーのだまし絵の通りのストーリーだった。クルクルと視点が変わり、今何を見てるんだ?何処にいるんだ?と不思議な感覚になるが、最後はピタッと綺麗に全てが繋がり収まる感じ…表現が難しい。冷静に時系列を整理するとどうなるんだ…?そこまでやってないけど、きっとだまし絵のように綺麗に収まって...続きを読むいるんだろうな。

0

Posted by ブクログ 2023年10月04日

5つの視点が交錯したり、作品と作品が結びつくところがおもしろい。
宝探しみたいな要素ももちつつ、キャラクターが秀逸なので会話にいちいち感動するし、新たな発見があるのが楽しい。

0

Posted by ブクログ 2023年09月08日

伊坂幸太郎先生らしい書き方。
最初はいろんな登場人物の話から始まり、最後にはいろんなところがつながっている。
一つ一つは別の話のように感じられるけど、物語の終盤は驚かされてすごく納得する!
いつかこんな伏線を楽しめるストーリーを自分も書いてみたい。

0

Posted by ブクログ 2024年04月01日

登場人物の中から5人の視点で物語が進行する群像劇の傑作!
巧みに考えられた構成が見事で、所々でページを戻して読み返したくなります。
登場人物たちの絶妙な絡みが面白い一冊でした!

0

Posted by ブクログ 2024年01月26日

複数の物語が絶妙に交差する伊坂幸太郎らしい小説だった。読みやすく不思議な世界に引き込まれる文才には毎度驚かされる。個人的には泥棒の黒澤の生き方や人間性には惹かれる部分があった。魅力的な人物を登場させてくれるのもいつも楽しみでありありがたい。
些細な悩みが少しの間だけ無になるような小説だった。

0

Posted by ブクログ 2023年12月28日

それぞれの視点となる主人公達がある一点ある場所を軸に微妙に交錯して結びついている感じでテンポ良く読めた。自分は黒澤さんファンです。

0

Posted by ブクログ 2023年12月28日

先が気になってわくわくするって感じでは無いけど最後一気にそれぞれの話が繋がるのはスッキリして素直に面白かった

0

Posted by ブクログ 2023年10月23日

伊坂作品の中でもクスッとポイントが少ない。昔読んで全くストーリーを思い出せず、最近読み返したがもう内容を忘れてしまった。個人的にはあまりメッセージ性を感じず、お気に入りの一冊には入らないかな。

0

Posted by ブクログ 2023年10月03日

本作は4つの物語が並走するスタイルで、時間軸を巧妙にずらしながら、最終的に絡み合った物語の全体像が映し出されるという緻密で計算し尽くされた作品。

読後改めてみると、表紙見開きのエッシャーの挿画に本作の特徴が上手く表現されていると感じた。作品全体がまるで1つの大きな騙し絵のような構成になっているため...続きを読むだろう。

並行する物語のなかでも、それぞれの登場人物の人生に、意外な所で接点が見え隠れしたり、危険な目にあったり、逆に助け合ったり、騙したり騙されたり、と展開していく面白さに読み手が振り回される感じも心地よい。更に、一筋縄ではいかない登場人物それぞれの人生と、丁寧な人物描写で、時には感情移入してしまった。

中でも私は、プロの泥棒である黒澤の人間性が気に入ってしまった。伊坂幸太郎さんの作品は、殺し屋とか泥棒とか、犯罪に手を染める方々を極悪非道に仕立て上げずに、どこか魅力的な人物として描くのが本当に上手いと思う。それの方が現実的なのかもしれない。

散りばめられた伏線が回収されていく様子は勿論のこと、読み手の想像を超え、予想外の方向から繰り出される展開の巧みさが1番の見所だと思う。

こんなに悲惨で残酷な事件や事故は起きていないながらも、普段の何気ない日常で、人と人が繋がり関わっていることの究極の縮図が本作なんだろうなぁと感じた。

読後は、パズルが完成した後のような爽快さは味わえたが、負のオーラ漂う登場人物達に感情移入したせいか、はたまた人との繋がりの縮図を垣間見たからか、虚無感に近い感覚が残った。
その意味で、展開自体はとても面白いが、パワーダウンしている時にはあまりオススメしたくない作品だった笑

0

Posted by ブクログ 2023年08月15日

空き巣を生業にする黒澤。
不倫のために計画殺人を企てる京子と青山。
[神]こと高橋を崇拝する宗教信者の一人である河原崎。
就活40連敗の中年の豊田。

全く無関係なはずの4つの物語が巧みに結びつき合い大きな物語を構成している群像劇。

黒澤の適当な言動が結構好きで、人生ドン底の様な気持ちになってる友...続きを読む人に「生きてるやつは皆、人生のアマチュアだから失敗もする。失敗してもお前は正しいことをしたんだ」っていいこと言ってるけど本心は適当に喋ってるだけなんだろうなって思えるのが良い。

0
購入済み

二度読み必須!

2013年08月05日

面白い。さすがだと思います。

0

「小説」ランキング