Posted by ブクログ
2021年02月04日
復讐のため悪徳企業に潜入する元教師の「鈴木」。ターゲットを自殺させる殺し屋「鯨」。ナイフ使いの殺し屋「蟬」。三人はそれぞれの理由から「押し屋」と呼ばれる殺し屋を追うことに。「殺し屋」シリーズ一作目。
「鈴木」→「鯨」→「蟬」→「鈴木」→……の順番で、三人の視点からストーリーが展開していきます。作中の...続きを読む出来事をリアルタイムで体験しているような感覚で一気に読みました。設定のおもしろさ、クセの強いキャラクターたち、考え抜かれたプロット、どれをとっても読みごたえ十分。駆け抜けた満足感とともに本を閉じました。