あらすじ
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自殺専門の殺し屋、鯨。
ナイフ使いの、蝉。
そして、一般人の鈴木。
その三人が追う押し屋。
どうして殺し屋達が三つ巴のようになっているかはうまく説明できないし、長くなるからしないけど、とにかく切迫詰まるような状況ばかりなのに、会話は緩くて気の抜けたようなやり取りによって発生した緩急が、物語に没入している読み手の感覚を麻痺させてくる。
だからといって話が分かりにくいとかそういうことでもなく、深刻で残酷な場面も嫌な気分になることなく、逆にほのぼのしてくるような感じ。
読み終わった後もまるでハートウォーミングな物語を読んだかのようなほのぼの感がずっと続く。
実際は何人も人が殺されているんだけど。
それぞれ三人の視点で描かれているので、より臨場感も増してグイグイ引っ張れて読み進んでしまう。
純粋にそのエンターテイメントを楽しんで、ほのぼのできる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
777読んで伊坂幸太郎さんの世界に引き込まれ、暗殺者シリーズの第一弾を読みたいと思い購入しました。期待以上に面白ろく、主人公も普通の教師から妻が殺されて、暗殺者の世界に引き込まれると言う内容。暗殺者同士が殺し合う話しで、やはり面白い。
マリアビートルも読んでみようと思いました。
伊坂幸太郎さん、凄いです。
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初伊坂作品!
面白かったー!!
単純に殺し屋ってかっこいいよね
鯨と蝉が最後らへんまでどっちがどっちだったけってなりながら読んだけど私は鈴木が好きだよ
(にしても殺し屋の名前みんなかっこいい)
登場人物がかわる見出しがハンコになってるのが好きだった
なんでグラスホッパーなんだろう?って思って調べたら直翅類(バッタとか)って意味らしくて伊坂幸太郎かっけーとなった。
鈴木と奥さんの馴れ初めがめっちゃ好きだった
これからバイキングに行ったときは一対一の勝負ですからっていうんだ!
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鈴木、蝉、鯨の視点で描かれており、それぞれの思惑が交錯しながら物語が進みます。
終盤までどうなっていくのか分からず一気読み。
法を逸脱した人たちなのに読み進めると情が移るようで、気付けば応援してるし、退場には心が痛みました。
はっきりと主人公が分からないまま読んでいましたが、だからこそ楽しめたのかしれません。
槿が好きなのでもっと活躍してほしかったな。
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ポップながらも、登場人物の死生観や力強く生きる姿が鮮明に描かれている伊坂幸太郎らしさ全開の1冊だった。
鯨の”人は本当は死にたがっている”という言葉は印象に残った。
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三人の殺し屋、それぞれの思惑が交錯する物語。 淡々としている中にも命のやり取りを匂わせる緊張感があり、会話の端々には伊坂先生らしいユーモアが。久々の伊坂ワールドを堪能できました。次作 マリアビートル も人気作品なので楽しみです。
ハードボイルドって
伊坂幸太郎さんのワールドをしっかり堪能できる作品です!登場するキャラ(特に殺し屋の面々)が、皆個性的・魅力的でクール。ハードボイルドってこういうこと!楽しめた方には「マリアビートル」もオススメです。
面白い
電子書籍で小説を読み漁ってますが、遅ればせながらこの本に出会い、はまりました。
続編のマリアビートルも読了。
現在、シリーズ3作目を堪能しています。
各登場人物の視点で構成される作風も良いです。
三人の視点が交互に語られ物語が進んでいくスピード感が最高。
比与子が孝次郎から住所を聞き出し、これから非合法な連中が槿の家に押し寄せてくる、という場面にハラハラした。
最後に寺原が死んだとなって、どうしてだろうと思ったら最初の若者が伏線だったとか、その正体もしっかり示唆されていたとかさすがと驚いた。
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再読のはずですが、所々に既視感を覚える程度で、結末までほぼ初読の感覚で楽しめました。鯨の内向性と蝉の外向性、そこに鈴木というごく普通の人間を置くことで、人物配置のバランスがうまく取れてる。視点や時間軸の切り替えも自然で、混乱することなくテンポよく読み進められました。
これだけ人が死ぬ物語なのに、必要以上に深刻にならないところも伊坂作品らしいですね。死んだ人物がなお物語に存在し続ける描き方も面白い。特に鈴木の亡き妻は、今回も好印象。以前読んだ際の感想にも彼女のことを書いていて、思わず笑ってしまいました。
結末にはやや物足りなさが残り、爽快感も薄い。ただ、それも意図的な描き方なんでしょう。鈴木は数々の死を目の当たりにしたことで、これから自分の足で人生を歩んでいくのだと思います。面白かったが、読後にはちょーっとモヤモヤが残る一冊でした。
総合評価:3.8/5.0
Posted by ブクログ
主に3名の視点で描かれる物語。
妻を殺した相手への復讐のため自分も裏社会に飛び込んだ鈴木、自殺屋の鯨、純粋な暴力で相手を制圧する蝉。
最初は視点の切り替わりが激しいなと思いましたが、終盤にいくにつれてどんどん3人の運命が交差していき、ページをめくる手が止まりませんでした。
殺し屋といえどもそれぞれの心理描写もリアルで、彼らもまた人間なのだと思わされました。
シリーズ物だと知りまず1作目から読み始めたのですが、とても読みやすい作品でした。
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎に出会った作品でした。高校生の時に初めて読み、28歳の今読み直しましたがやっぱりとても読みやすい文章、展開だと思いました。メイン3人の視点で進んでいく物語は、それぞれの視点で描かれるからこそ面白かったです。1番共感できるのは鈴木しかいないと思いますが笑
Posted by ブクログ
殺し屋、非合法、悪徳業界の話。
それなりの暴力描写アリ。
善人とは言いにくいけど、それぞれ愛嬌のようなものがあって、
思ったより悪人だらけの話ではない。
慈悲がない場面もありながら、不思議と胸糞悪い感じはしなかった。
あっさり。
三者三様の人間模様があって、終着に向けて交錯していくところが面白い。
タイトル回収も静かにいい。
コードネーム個性的でかっこいい。
場面転換のハンコが好き。
Posted by ブクログ
初めての殺し屋シリーズ。
面白かったです。
殺し屋だけに、癖のある人がたくさん。
殺し屋に業界があってどうする。と言うことなんだけど、なんだか本当にありそうに思わせる世界観の描写。しかもそこに加えて堂々とした伏線。
3人の視点が切り替えられながら、何処かで絡み合ってくるのかなと思ったら後半は目が離せなくなる。
次は、マリアビートル行ってみよう。
※気に入ったフレーズ
「ジャック・クリスピン曰く」
「人は誰も死にたがっている」
「この人は時折、不思議なことを言う」
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AXを読んで、伊坂幸太郎作品にハマり、殺し屋シリーズも777を読んで、面白すぎてもっと読みたくて最初のグラスホッパーに戻ってきました。
777ほど派手さはないものの、一般人の鈴木さんを軸に3人の殺し屋といい味出してて面白かったです。最後はじんわりしてしまいました。伊坂さんの書く登場人物はなぜかみんな嫌いになれないというか、憎めないですよね。蝉もシジミのくだりとか可愛かったな笑
次、マリアビートル読みます!!
Posted by ブクログ
読む手が止まらなかった
それぞれの話全部が続きが気になって
面白かった
想像していた話と全く違った
(何も知らず刑事がでてくるのかと思っていた)
最後は???となって
モヤモヤして終わったため✩1つ減点
その他は楽しめた!
『人はみんな死にたがっている』
Posted by ブクログ
おもしろい!
読み進めるほどに3人が交差してくるのがいい
3人で協力するのかと思ってた
槿もいい。すごくいい
人は誰でも死にたがってる
これ、ささるなあ
Posted by ブクログ
何度目かの再読。殺し屋業界の物語、何度読んでもファンタジーすぎて刺激的。
殺し屋の悪いヤツらがメインとはいえ、人が死にすぎててそこは苦手。特に押しキャラが死ぬのは単純にしょんぼり。ひとまず鈴木は生きてて安心。でも、元気と勢いと単純さが可愛い蝉&とにかく暗くて重たい鯨のふたりが居なくなったのは寂しい。鯨に向かい合うと人が死にたくなるの、深層心理の希死念慮を炙り出しただけなのが怖い。
てかこの作品にも「未来を予測する案山子」の話が出てくることに初めて気づいて胸熱!オーデュボンまた読みたくなってきた。
Posted by ブクログ
殺し屋の物語だし、登場人物は無惨にもバタバタ死んでいくんだけど、グロすぎない雰囲気が作品全体を通して流れていて、重くなりすぎず読みやすかった。
視点を担当する3人組の中で、読み終わった後に印象に残っているのは蝉だな、と思う。特別好きだったわけでは無いのに、考え方、死に様含めて心に残っている。
Posted by ブクログ
伊坂ワールド全開の殺し屋のお話し。
3人の視点で描かれていて、それがどんどん繋がっていったり騙されてしまったり、本当に面白かった。
しじみの砂抜きのところがよかったなぁ。。。
殺し屋シリーズの始まり
正直2.3.4作目の方が好きだけど、、。
まさにハードボイルド、殺し屋シリーズ大好きです。
人がどんどん死んでいくし結構表現もグロめだけど、淡々と描かれていく。最後にきっちり助けてくれる押し屋流石です。蝉が1番好き、どの殺し屋も死ぬ時に悲壮感が無くてかっこいい。
Posted by ブクログ
先が気になるストーリー展開と、
気が急いた私をサポートするかのような文章の読みやすさ。
本に振り回されたい時におすすめ。
今回も本当に楽しかったです。
押し屋という殺しの職業を中心に巡る世界を
鈴木、鯨、蝉の3人の視点を通してのぞく物語。
ストーリーだけではなく、
自分の普段靄にかかっている思考を言語化してくれるのもこの本の魅力でした。
「世の中の不幸の大半は誰かが高をくくっていたことが原因」
殺し屋の世界なので、わかる、と言ってはベクトルが違うかもしれないけど、身に覚えがある。
自分の未来の不幸は高をくくってしまう。
他人の未来については予報も警報も出せるのに。
雑記
今回読むのは2回目。
ふとしたキーワードが
後でひょっこり重要な役割として出てくるから
気をつけてたのに、まんまと伏線回収に鳥肌が。
悔しい一方で振り回されてる快感も感じる。。
そして
最後の描写がなんとも気になる。。
鈴木も幻覚を見ている、、ってことですよね?どこからが現実なのか。
もう一回読まなければ。
Posted by ブクログ
鯨の能力がデスノートに匹敵するくらい最強すぎる。それに加えて近接も強いのがやばい。幻覚が見えてしまうと、現実にあるものが見えなくなるという特大デバフも終盤に克服したので文句なしの圧倒的最強キャラクター。
Posted by ブクログ
有名な殺し屋シリーズの1作目
殺し屋や一般人など3人の主要登場人物の視点が頻繁に切り替わる形で話が進んでいく。
最初は全く関係ないと思われた話が途中から繋がり始め、終盤はそれらの人物の対決の場がしっかり準備されている。
視点がころころ変わるせいか登場人物にあまり感情移入はできなかったが、こんな裏の世界もあるのかなと思わせてもらい楽しかった。
Posted by ブクログ
ストーリー自体は常に死の匂いがしていて不穏なのだが登場人物のユーモラスな会話や心理描写のおかげで暗くなりすぎない辺りが流石の伊坂マジックだと感じた。
様々な殺し屋が登場するが自分は冷酷に任務を全うする蝉が好きだった。
岩西の死に際も格好良かった。自分も死ぬ時はあのように後悔なく死にたい。
鯨には自殺に追いやるためのなにか不思議な力があるのかと気になった矢先に死んでしまったのが残念であった。
殺し屋シリーズの第1作という視点で読んだので1冊だけでは物足りなく感じてしまった。
押し家の謎や槿の正体など気になることは多いので今後の展開も楽しみだ。
Posted by ブクログ
最新作を買うにあたり、シリーズ物だと知ったので一から読むことに。
ここに惹かれた、ひっかかった等がない「普通に読みやすくて面白い」くらいの感想
Posted by ブクログ
【きっかけ】
殺し屋の営業術を読んでみようかと考えていた。評判が良く、面白そうだ。しかし、殺しの話とか、暗くなりそうだな…私、理不尽な話には弱いけど、大丈夫かな?と不安に思う。
何故か、内容を知らない、「グラスホッパー」が気になった。ん?これも殺し屋の話らしい。読んでみるか…。
【読後】
面白かった。通しで考えても、そんなにえげつない描写もなく、精神的ダメージは小さかった。何より、鯨さんが、生きているみたいな霊と対話できるので、この世を去っても、のほほんと話す蝉や岩西に、むしろほっこりした。
しかし…。後半、蝉と鯨の対決や、黒と黄のスズメバチのくだりは、予想していたこともあり、よしよしとほくそ笑んでいたが、最後も最後、鯨と槿(あさがお)の対決の行方は…!?と期待していただけに、あれ・・・???という感じだった。
むむむ。読み飛ばしたのか???良いキャラだったのに、え???
エンディング、まさかの押し屋に殺されオチがないかと、ハラハラした。(笑)
鯨の最期が、マイナスでした。みんなの感想を見てみようー。
結構有名な小説なんですね。知らなんだ。
読書家の嫁さんも、昔読んだが、ラストに閉口したという感想だった。やはり…。
Posted by ブクログ
どうだろう、僕は、君のために結構頑張ってるんじゃないかな。
・シリーズものと知っていたので、最終的に3人でチーム組むのかと思ってたら対決だった!笑
・スズメバチの伏線が序盤すぎて、驚けなかったのが悔しい、、
予想通り
これは複線なんだろうなと、思っていた出来事が見事に的中していて、ああ、やっぱりかよ。と思った。
ちょっと鼻高にもなれたが、ちょっと失望もする。
それはさておき。
ミステリーとしてはキャラクターの個性も立っていて、本当にこんな業界があるのだろうかと、興味深く読めました。