【感想・ネタバレ】グラスホッパーのレビュー

あらすじ

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

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Posted by ブクログ

○本のタイトル『グラスホッパー』
○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
○『殺し屋』シリーズ 1作目!
――――――――――――――
○感想

復讐を誓う元教師の鈴木を主人公に、自殺を強要する鯨(クジラ)とナイフの達人・蝉(セミ)の視点で進んでいく。

初めの部分では、それぞれの殺し屋の仕事の様子が細かく描かれ、容赦ない残酷さの中に精神的な恐怖が漂っている。

殺し屋は依頼された仕事を感情に惑わされずに冷静にこなし、ターゲットに対して恨みや私情を持たない。
その結果、仕事に関連する感情が気にならず、重くのしかかることがない。
こうした要素のおかげで、ストーリーをスムーズかつ快適に楽しむことができる。

彼らの個性が深化するにつれて、キャラクターたちはどんどん魅力的になっていく。

一般的には悪役と考えられる殺し屋が、ヒーローのようにカリスマ的に映る瞬間もあり、驚きをもたらすところもある。
殺し屋の行動や性格には、英雄的な特質や魅力が隠されているのだ。

そんな彼らが、一つの特定の事件によってお互いに関係を持つ運命に導かれる。
キャラクターたちの関係や物語の進行を考えると、興奮が止まらなくなる。


特に、鈴木が追いかける重要な人物の真実がとても気になる。
しかし、普通の人間である鈴木が、うまく事を運べるはずがないと考えられる。
悪の組織に巻き込まれる様子は、ドキドキさせられ、心臓に悪い。
彼は根本的にお人好しだからだ。

果たして鈴木の運命はどのように展開するのか。
目が離せないストーリーに引き込まれてしまう。

さらに、著者の筆致によって、悪の組織のリーダー・寺原の恐ろしさが見事に表現されている。
読者は、彼がいかに恐ろしい人物であるかを強く印象付けられるだろう。


終わり方には、「え?どういうこと?」と私は混乱してしまったが、他の読者の方々の考え方を元にすることで、自分なりに納得できた。
深く練り込まれていると感動した。

全体の構成は緻密で、著者が伝えたいメッセージを感じることができる点も魅力的だ。

刺激的な物語の世界に浸れて、時間を忘れて楽しめた。

面白かったので、シリーズ全て読破する予定。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

かなり面白かったです。
特に最後はすごい鳥肌が…

伊坂幸太郎さんの良さを感じられた作品でした。
伏線回収、会話のテンポ、個性的なキャラクター
大満足でした。

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

死神の制度の新装版からの勢いでこちらも再読。数十年遡ると、こうしたエンタメ小説でも品を感じる。けっして薄くない。(とか言っちゃうのは私が歳を重ねたせいなのだろうなぁ。。

0
2026年01月27日

Posted by ブクログ

ストーリーと、それに合わせた癖のあるキャラクターたちがバチっとハマっています。何度読み直しても、スリリングな展開にドキドキしてしまいます。説明は要らないので読んでみろ、と強気でオススメ出来る一冊です。

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2025年12月24日

購入済み

ハードボイルドって

伊坂幸太郎さんのワールドをしっかり堪能できる作品です!登場するキャラ(特に殺し屋の面々)が、皆個性的・魅力的でクール。ハードボイルドってこういうこと!楽しめた方には「マリアビートル」もオススメです。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2022年09月29日

購入済み

面白い

電子書籍で小説を読み漁ってますが、遅ればせながらこの本に出会い、はまりました。
続編のマリアビートルも読了。
現在、シリーズ3作目を堪能しています。

各登場人物の視点で構成される作風も良いです。

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2020年04月04日

ネタバレ 購入済み

三人の視点が交互に語られ物語が進んでいくスピード感が最高。
比与子が孝次郎から住所を聞き出し、これから非合法な連中が槿の家に押し寄せてくる、という場面にハラハラした。
最後に寺原が死んだとなって、どうしてだろうと思ったら最初の若者が伏線だったとか、その正体もしっかり示唆されていたとかさすがと驚いた。

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2019年12月03日

購入済み

一気に読める

一気に読める。

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2019年11月21日

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ネタバレ

三人の個性的な主人公がとても癖になって面白かったです。会話や行動の表現のテンポがかなり良くてあっという間に読んでしまいました。特に蝉と岩西のやりとりのテンポはかなり好みでした。それぞれの主人公にそれぞれの物語の進み方や思考があるのもとてもよかったです。

また、全て鈴木が見ていた幻覚なのではないかという考察が生まれるラスト(点滅の終わらない赤信号と通り過ぎない回想列車が幻覚の始終を描いている)や押し屋の仕掛けた緻密な作戦、スズメバチの正体など巧妙に散りばめられた伏線やトリックにも驚かされました。

あと個人的に好きなのは感情の表現の数々で、直喩も隠喩も頻繁に出るのですが、全て納得できる感覚でした。情景で感情を表すことはもちろん、鯨の空気に侵されたこれから自殺する人々や蝉の様子の表現もよかったです。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

グラスホッパー★3.8
ずっと読みたかった殺し屋シリーズ!妻の復讐のために殺し屋になった心優しい鈴木は運良く周りの人に助けられ命拾いを繰り返して任務を遂行していく。展開が多くて面白かった。

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2026年03月31日

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さすが伊坂幸太郎!途中ダレることもなく最後までハラハラで読む手が止められなかった。これから私はシジミを見るたびに蝉を思い出すんだろうな。

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2026年03月20日

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■殺し屋シリーズ第1作(2004年7月)書き下ろし

元教師(鈴木)が妻の復讐をするため悪徳会社に潜入する。復讐相手が目の前で呆気なく殺し屋に消され、跡を追う。謎の殺し屋"押し屋"の情報を隠すことで立場が危うくなる鈴木。拉致された鈴木から情報を得るために殺し屋が集まってくる。

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■マリアビートルを再読後、鈴木って殺し屋だったけか?…とグラスホッパー再読。

鈴木は普通の民間人だった。
妻殺しの復讐のために不運に振り回された人。
改めて、槿の不穏さが独特でいいな。
押し屋、自殺屋と事故に見せられる殺し屋ばかりでは交わらない(話が展開しない)ので、ナイフ使いの蝉が加えられたというのは納得。

またマリアビートル文庫解説で、伊坂幸太郎は悪をかく小説家である。悪を知るために(対抗するために)悪の小説をかいて研究している…みたいな内容があり、なるほどなぁ~と思った。

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■今回居なくなった業者たち
蝉、岩西、鯨
寺原、寺原息子、比与子

■脳内配役
鈴木…中村倫也
槿…窪田正孝

岩西…本郷奏多
蝉…(若手俳優)
鯨…阿部寛

寺原…吉田剛太郎
息子…(難いが良い)
比与子…吉高由里子

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。マリアビートルの前段ということを知らなかった。鈴木の最後が切ない。普通に日常には戻れないのか?

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

プロの殺し屋が3人。確実に仕事をこなしていくので次々と死人が出る。小気味いいくらいのテンポの良さだ。殺し屋のプライドか、人の殺しは気に入らないのか、それぞれ対決へと向かう。そしてまさかの展開。それこそ芝居がかっている。
どぎつい場面も何のその、一気に読んでしまうほど面白かった。現実感のないシュールな場面もありつつ、ドラマチックで東京のどこかにある景色の中で恐ろしい場面が展開していく。いい奴はいないのに極悪非道な奴らも魅力的。ミステリーではないし、クライムノベルというやつか。
このところ読んでいた伊坂幸太郎作品が割といい人ばかりだったが、殺し屋が暴れ回る話は伊坂ワールドのメインストリームか。遅ればせながら、この流れを追っていくことにしよう。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

マリアビートルとAXを先に読んでしまったので、刊行順とは異なる順番になりました。一般的には刊行順に読むことがおすすめされていているようです。しまった。
出だしは登場人物と時間の前後を理解するのに時間がかかりましたが、後半は楽しく読むことができました。
ほかのシリーズと比べるとコミカルな要素は少なめで、人の死が沢山出てくる点は同様です。登場人物に鈴木がいなかったら、だいぶ恐ろしい作品になっていたのではないかと感じました。

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2026年02月12日

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4.2/5.0

少し現実離れした設定の楽しさ、会話のユニークさ、バラバラだった物語が交差していく展開、等々伊坂幸太郎小説の楽しさが詰まってる。

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

殺し屋のストーリーなので痛みを想像できてしまう描写は少々辛かったが、登場人物みな人間味があってとても良かった。シリーズで読もう。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3つの人が絡み合う物語。それが1つになって1つずつ消えていく。
私の知らない世界が妙に気味悪くそして楽しめた。

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2026年02月03日

ネタバレ 購入済み

殺し屋シリーズの始まり

正直2.3.4作目の方が好きだけど、、。
まさにハードボイルド、殺し屋シリーズ大好きです。
人がどんどん死んでいくし結構表現もグロめだけど、淡々と描かれていく。最後にきっちり助けてくれる押し屋流石です。蝉が1番好き、どの殺し屋も死ぬ時に悲壮感が無くてかっこいい。

#カッコいい #ダーク

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2025年11月06日

購入済み

グラスホッパー

殺し屋のお話の時点で面白いと思ってました
読んでみるともやもやしましたが面白かったです
次の二作品もよみたいです

#怖い

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2022年02月23日

購入済み

面白い

スピード感があり、ゆっくり読もうと思っていたのに思いのほか早く読み終えてしまいました。
面白かったです。

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2018年09月06日

購入済み

なかなか

実写化するようなので気になって読んでみました。結構楽しめました。映画も楽しみです。

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2015年10月04日

Posted by ブクログ

三人の一人称視点の物語で、客観的に見たら同じ時間に同じ場所にいるけど、その時間に至るまでのそれぞれの物語を感じられて偶然なのか必然なのかと不思議に思いました。
日常でも同じタイミングで同じ電車に乗っている人を見て、私とこの人が同じ電車に乗るまでの今日の一日はどんなんなんだろと考えたりして、人と人が出会うのは偶然であり必然でもあるのかなーと拡大解釈したりしちゃいました。
話の内容的には鈴木が復讐しようとしていた相手を目の前で殺されてそれがどうやら押し屋と呼ばれるものの仕業で、、、と言った話でした。展開的にどう転ぶんだろうと考えていましたが、そこまでバッドなエンドではなくて安心しました。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いい意味で、伊坂幸太郎の作品だなぁと。
鯨、蝉、槿それぞれの殺し屋としてのキャラクターが立っていて、どの人物も魅力的ですが特に私は蝉が好きでした。
あと、黒と黄の男女=スズメバチというのが綺麗に伏線回収されて気持ちよかったです。

ラストのあの終わり方は読者の数だけそれぞれ考察がなされると思いますが
私は鈴木はかつての鯨のように亡霊に、幻覚に悩まされるんじゃないかなと考察。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

「やるしかないじゃない」
そう、生きていくしかない。

ただ、死んでるみたいに生きたくない。

見てきた物や聞いた事、今まで覚えた全部でたらめだったら面白いそんな気持ちわかるでしょ?

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻の復讐のために生きるごく普通の人間の鈴木と、殺し屋の鯨、蝉という全く違う境遇の3人の物語が絡み合いながら進んでいく過程は、どのような決着を見せるのか分からず楽しみにしながら読み進めた。それだけに、クライマックスらしいクライマックスがなく終わったのは少し消化不良だった。鈴木が日常を取り戻そうと妻と出会ったビュッフェに行き、「劇団」の子供たちとホーム越しに出会うラストは、爽やかだった。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

殺し屋達のキャラクターはそれぞれ立っていてとても良かったのだが、主人公夫妻には共感しかねるところが多く、いちいち引っ掛かってしまった。特に主人公は善良を装いながら詐欺への加担には抵抗がなく、妻に執着はあるのに淡々として激情はなく、何やらずっと薄っぺらくて表面的でただの舞台装置のようだった。殺し屋世界の描写は面白かったがそれだけだったなという印象。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

10年ぶりくらいに再読。内容を全く覚えていなかった…
面白くないというわけではないんだけど、淡々としているからか物語の吸引力をあまり感じられず、読んでる最中に何回か寝落ちしてしまった。
あまり読書中に寝ることないのに。
淡々とした、徹底的に俯瞰した描写がこの作品の魅力なのだろうけれど、今の気分じゃなかったかも。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三人の主人公の視点で描かれる。気づいたら1つずつ減っていく。
最後は1個になる。その書き方はおもしろいけど、続編を特に読みたいとはあんまり思わなかった。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ずっと読みたいと思っていた伊坂幸太郎のグラスホッパー
「シーソーモンスター」と世界観の明度は同じくらいかなと感じた。

鈴木・蝉・鯨の三人の視点から物語が書かれていて、後半に3人が交差していく。
これまで自分が読んだ作品と比べて、ちょっと暗くて、でも暗すぎないアングラ?系の作品だなと思った。

印象に残ったのは、何回も出てくる「人間というのは哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いかもしれない」という言葉。バッタという個体が、凶暴なな群れの中にいると、どんどん自分も周りもその凶暴さに慣らされてしまうかもしれない。というところが、なんていうか同調圧力とか、学歴とかそういうものに通ずるなと感じた。

他には、危険っていうものは段階的に訪れるんじゃなくて、気づいたら目の前にいるもの。台風も家の中にいると気づかないけど、気になって外を見ると怪我をする。というのが、高をくくって生きてるんじゃねーぞっていう伊坂さんからのメッセージなのかなって思った。

今まで読んだ伊坂幸太郎の作品と比べると多幸感とか臨場感とかはあまりなかったかもしれないけど、物語の残酷さをマイルドに読めるから相変わらず読みやすい作品ではあったなと思う。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

面白かったです
独特な伊坂ワールド
日本ではないような日本が舞台
癖の強いキャラで独特な手法の殺し屋達が
それぞれの背景や理由でいつの間にか
絡み合う物語
その中で主人公は復讐をたくらむほぼ一般人

まだ初期の作品の為でしょうか
作者の特徴であるテンポが良く軽妙で
センスの良い落語のようなノリは
だ少なめだと思いました

作者発明(?)の押し屋なる新職業
ぼうっと考えていると交差点の歩道や
駅のホームの最前列には怖くて立てなくなります

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

知り合いに伊坂幸太郎さんをおすすめされてオーデュポンと死神シリーズが面白かったので読んでみた
最初の事件発生から一般人枠の鈴木と、殺し屋2人の一人称視点で描かれる物語は各自の背景とかもわかりやすく面白かった!
ただオーデュポンの祈りが面白過ぎて少し期待し過ぎたかなー
犯人は誰だっていう感じじゃなかったから読み方を間違えた感はある
一応最後になるほどってなるとこもあったし
AXアックス、マリアビートルも買ったのでそちらに期待

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

殺し屋小説。妻の為に復讐を考える主人公。
それを誰かに横取りされた。その正体を掴む為に尾行することになる。それは次々に起こる事件の入り口だった。
会話の妙、奮い立たせてくれる言葉が散りばめられていた。著者の代表作ですね。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何気なく手に取ったらものすごく面白く、殺し屋シリーズは全冊購入。(現在文庫化されているAXまで)
文字だけなのに、殺し屋同士の戦闘シーンには臨場感や迫力がありとても面白いです。
容赦なく人が死ぬところもまた良い。
好きな殺し屋:鯨

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2年前に妻を轢き逃げされた中学校教師の鈴木は、犯人が違法薬物を売る悪徳会社「フロイライン」の社長・寺原の長男だと知ります。鈴木は、復讐のため「フロイライン」に入社し、機会を伺っていました。人寺原長男もやって来ますが鈴木と比与子の目の前で道路を横断しようとした彼は車に轢かれてしまいます。その光景は不自然であり、それは「押し屋」と呼ばれる、業界でも有名かつ正体不明な殺し屋の仕業でした。

押し屋の行方を追うようにフロイラインの社員に命令された鈴木は、押し屋を追っていきます。

一方、催眠のような特殊な力で相対した相手を自殺させることができる殺し屋の鯨(くじら)、ナイフ使いの殺し屋の青年・蝉(せみ)もそれぞれの事情から押し屋を追っていきます。

すごいスピード感のある小説です。
押し屋による事故、偶然の出会い、幻覚、多数の人間の錯綜する目論見など、物語は主人公、登場人物の制御不可能な感じで広がっていきます。善悪すらよくわかりません。作中に出てくるグラスホッパーはバッタを意味しています。主に 「大きな流れに押されて白にも黒にもなる小さな存在」 といった象徴でしょうか。

そんな中で主人公の鈴木だけが日常に戻ることができます。亡き妻との会話の中で、「生きているように生きる」という決意を固めます。しかし、そんな鈴木の思いも、最後の回送電車によって少し煙に巻かれたようになっていきます。

最後の最後まで、まるで彷徨っているような気分にさせる小説でした。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さて、伊坂二作目。
まったく事前情報なしで手に取る。『楽園の楽園』で感じたタイプとは異なるハードボイルドなストーリーだったのでその点は若干残念ではあったが、単純に面白く一気に読んだ。現実感があるかと問われると、どちらかと言えば寓話的なのかもしれない。どうだろう。
グラスホッパーは、スズメバチやら鯨やら蝉やらが出てくるのでそういうったものの一つかと思ったら、もっと一般的な話。バッタに見られる群衆相を殺し屋に見立てたというところのよう。
飛びバッタの物語。

キャラクター描写がうまく、生き生きとしている。そうか人ってこんなに個性豊かなんだな、と思う。キャラ立ちしているので、俳優だったらだれかな、と考える(既に映画化されているらしいのですが)。
語り部は三人いるが、主人公は鈴木という一人目の語り部。“鈴木”という苗字が、その"没個性”性を象徴しているのだと思うが、なぜか思考回路は一番謎。理解できない。そういう意味では彼も飛びバッタなのかもしれない。

伏線回収がうまく、あーそういえばそういう言及あったな、と張られたいくつかの伏線を後から確認すること数回。構成が上手。
特にスズメバチは、前に3回(他に見逃していなければ)伏線があったのに何も気づかなかった。執拗に囚われた男女に言及しているのはそういうことだったのか…。

一つ思うのは、やはり居場所かなー。中にGPSという言葉が出てくるので、執筆(出版)2004年当時も位置情報を知る方法はあったと思うのだけど。できなかったのかな。でもまあ、現実世界はともかく、「できない世界」と考えて読むのが正解なんだろうな。

ラストは主人公はなんとか生き延び平穏な生活に戻るが、何しろ話中人があっさりと亡くなるし、「実は…だった」があるので、物語が終わるまで油断ができなかった。最後のシーンが電車のホームだったこともあり、鈴木は最後押されるのでは、という疑いを払いきれず。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ゴールデンスランバーがめちゃくちゃ楽しかったので。

個人的に拷問とかの描写が得意ではなく、あるYouTubeの本紹介では「殺し屋の話だが殺しのシーンはあっさりしている」と紹介されていたので安心しきって読み始めたが、想定より暴力シーンが多く感じてしまった。

前半は少し退屈に感じてしまったけど、中盤以降から先が気になって一気読みしてしまった。ゴールデンスランバーと同じく読みやすく、まさに映画を見ているようなエンタメ性の高さだった。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

手に汗握る殺し屋同士のバトル。……そう思って読み始めた物語は、予想もしなかった「幻覚」という深淵へと引きずり込まれていきました。最後の一文を読んだ瞬間、これまでの景色がすべて一変し、思わず頭を抱えてしまいました。一度読んだだけでは到底「腑に落ちる」ことはなく、何度も読み返しては、伏線や違和感の正体を探したくなる。読者の認識そのものを揺さぶる、伊坂幸太郎さんの恐るべき野心作です。

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2026年03月27日

購入済み

久しぶりの伊坂さん

そういえば読んでこなかったグラスホッパー。バラバラに動くストーリーが繋がっていく様は、伊坂さんならでは。楽しめました。

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2022年01月11日

予想通り

これは複線なんだろうなと、思っていた出来事が見事に的中していて、ああ、やっぱりかよ。と思った。
ちょっと鼻高にもなれたが、ちょっと失望もする。

それはさておき。
ミステリーとしてはキャラクターの個性も立っていて、本当にこんな業界があるのだろうかと、興味深く読めました。

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2017年06月17日

購入済み

んー。

結末は読者によって異なるかな。
けっこうこの本は評価が高いが自分にはあまりハマらなかった。

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2017年01月15日

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