「古井由吉」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2017/08/04更新

ユーザーレビュー

  • ゆらぐ玉の緒
    生者か死者なのかもわからない声たちがひしめきあう交響楽。固有名詞といえばもはや、一千年以上前の歌人たちの名くらいしか登場せず、現在はもはや名を持たない混沌。
    はじめに混沌ありき、そして最後も混沌に還ってゆく。その束の間の過程にかすかに揺らぎ立つもの、それが玉の緒、つまり陽炎。
  • 雨の裾
    躁がしい徒然
    死者の眠りに
    踏切り
    春の坂道
    夜明けの枕
    雨の裾
    虫の音寒き
    冬至まで
  • 杳子・妻隠
    初めて古井由吉さんの小説を読みました。普段、小説は一気に読んでしまうことが多いのですが、あまりに内容が重くて途中でしんどくなってしまって、日にちをかけて読破しました。

    『杳子』
    心の健康って何だろう?って考えさせられる内容でした。
    杳子は神経を病んでいて、異常といえる思考を持っているんだと思います...続きを読む
  • 雨の裾
    人気のないはずの道で、人の気配がする。ふと振り向くと、背後に女性が立っている。ある人から聞いた話が紹介されるけれど、当人は「とうに亡くなっている」。
    古井由吉の小説ではもはやおなじみだけれど、そういえば、怪談としても読める。とはいえ、異界からやってくる者たちを描いているわけではなく、生者と同等に死者...続きを読む
  • 文学の淵を渡る
    この対談は、文学うんぬんだけではなくて、最高の叡智をそなえた二人の老人の証言でもある。と同時に、反復をよしとせず、つねに+1を作品に付け加えるべく今なお試行錯誤しつづける作家の証言でもある。だから、深くて、広くて、新しい。

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