東京物語考

東京物語考

1,881円 (税込)

9pt

3.0

2020年に逝去した作家・古井由吉が、明治、大正、昭和の「東京」を描いた徳田秋聲、正宗白鳥、葛西善蔵、宇野浩二、嘉村磯多、谷崎潤一郎、永井荷風らの私小説作品をひもとき、浮遊する現代人の出自をたどる傑作長篇エッセイ。長らく入手困難となっていた名作を文芸文庫で。解説・松浦寿輝。

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    Posted by ブクログ

     前半は、地方から上京してきて東京に住み、東京を舞台にした私小説を書いた著者とその作品が紹介される。
     徳田秋声の「足迹」「黴」「新世帯」
     正宗白鳥の「入江のほとり」「死者生者」
     葛西善藏の「哀しき父」「贋物」「子をつれて」「酔狂者の独白」「浮浪」「湖畔手記」「蠢く者」「われと遊ぶ子」
     宇野浩

    0
    2024年11月18日

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