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東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。慣れない方言、小学校のヤな奴、気になる女の子、たいせつな人との別れ、そして世の中……。「青春」の扉を開ける前の「みどりの日々」をいきいきと描く、ぼくたちみんなの自叙伝。
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Posted by ブクログ
主人公は十ほど年代が上でエピソードは少し違えど同じような心の揺れみたいな淡い記憶が呼び起こされて読み終えて少しぼーっとしてしまったなんていうかめちゃくちゃエモい
面白かった。すごく良かった。前半は未就学もしくは小学校低学年の割にはマセすぎたガキで現実味ねえなと思って読んでたけどどんどん引き込まれた。もちろん自分が半ズボンで小学生だった頃を投影しながら読んでたけど、自分にも起きたこと起きなかったこと全てが渾然一体となって素晴らしかった尊かった。俺もこんなふうに...続きを読む大人と話したかったって思ったりもしたし、俺はもっとこうしたとも思ったし、完全に感情掴まれた。刺激されて小学校の頃好きだった女の子の事を思い出した。お父さんの転勤でドイツに行っちゃってしばらく文通してたんだけど思春期の俺はそれがカッコ悪いと思って途中で返事書かなくなっちゃったんだよな。マジでわかってねえけど、オトコらしくないと俺も精一杯思ってたんだよなあと。
学童期の一番繊細だった頃の自分を思い出させる作品。親の話に口出せずじっと聞き耳たてながら心配してた幼い自分がいたこともこの作品に会うまで忘れていた。あれは自分だけの感情ではなかったのだな、と今さら気づく。本当に素晴らしい作品です。
小学生の青春成長物語。 重松さんと同年代なので、とても懐かしく思いました。 テレビが白黒からカラーに代わったな。お菓子は食べずにライダーズカード集めてたな。等々 ヒロシとヨッさん、優子ちゃんとの別れの場面は良かったな。 チンコばあちゃんは泣けました。
矢沢ヒロシ少年記(小1-小6) 父親の体調不良によって、父方の瀬戸内地方に、東京から引っ越してきた。 ○⑧アマリリス 少年の不文律。破らない・破れない決め事。 他人から決められたものではなく、 自分のために、自分が守り続ける、決め事。 これが、やさしさ・他への思いやり・自身への強さ これを自分で...続きを読む見つけ、大切にして欲しい。 悩みながら、これを守り。 自分・みんなを守るため、必要な時に思いを爆発させ、伝える。 ヒロシは、紛れもなく、つよく・やさしい男です。 ○⑨みどりの日々 恋愛・理想・友情。が、懐かしく、うらやましい 吉野とヒロシは「青春:青の前のみどり」と言うけれど 私は、これぞ「青春」じゃと思います。 3人の息子にも、こんな道のど真ん中を通って来て欲しい。 ----------------- ・①スメバミヤコ ・②ともだち ・③あさがお ・④二十日草 ・⑤しゃぼんだま ・⑥ライバル ・⑦世の中 ○⑧アマリリス ○⑨みどりの日々
小学校入学前に両親と父の田舎に引っ越してきたヒロシの小学校卒業までのお話。 ガキ大将の吉野君とけんかしながらも仲良くなっていきほほえましかった。 個人的には途中同居していたおばあさんをヒロシがちんこばばあと心の中で呼んでいて、出てくるたびにくすっとなった。
1999年初版。著者の描く少年や少女に出会うたびに、自分の子供の頃に立ち返ります。当然、登場人物たちと同じような経験をしているわけではないんですが、懐かしくなります。特に主人公の子供たちと、ほとんど同じ時代を生きてきた私にとっては登場するものに親近感や懐かしさ感じます。著者の本を読み終わると心が、す...続きを読むぅとします。少し泣きました。解説を書いている中場利一さんのおっしゃる通り、重松清さんは優しいなあと思いました。
主人公と自分の思考が似過ぎていて、何を考えてるのか手にとるように分かる。それでいて、とてもイラつく笑 なんでもっと素直になれないんだ、そんなことで悩んでるのはアホだ、などなど けど、本人の立場からすると一つ一つが重大なことで毎回真剣に悩んでるんだよな そんなことを考えながら楽しく読めました。
重松清は読んでてホッとする。 東京から親の故郷の瀬戸内へ移り住んだ小学生。田舎での小学1年生から6年生への成長の軌跡を描く。いけ好かない同級生との交流、いまいち折り合いが悪い父親との関係性、上級生になるに連れ増えてくる責任。方言の中にちりばめられている。 こんな小学校時代っていい。
子供ってこうやって成長していくんだ。 子供を信じて、あまり手を出しすぎずに、自分で悩みながら成長して欲しいと感じた。 今の時代、こんな男らしく育つのは難しいかな?でもこうあって欲しい!
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