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Posted by ブクログ 2024年04月17日
▪️サマリー
・学校を舞台にした8つの短編集。
・主人公は国語教師の村内先生。
・先生は吃音なため、話す時にカ行とタ行でつっかえてしまう。
・先生は、つっかえながらも悩みを抱える生徒に
「たいせつなこと」を伝え、見守る姿勢を貫く。
▪️心に残るフレーズ(一部、言い回しを変更)
・ひとりぼっちが二...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月17日
吃音の先生は大切なことしか言わない。正しいことではなく、大切なこと。ひとりぼっちの子供に、ひとりぼっちにならないよう先生はただ寄り添う。親になって、ついつい大人として、親として正しいこと、より良い道を言おうとしてしまう。でも、私の経験や知識なんてあまりにも小さすぎて何の参考にもならない。子供が成長し...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月04日
吃音症の先生が、一生懸命苦しんでいる子どもに寄り添って心を救ってくれる話。
印象に残っている言葉
「ひとりぼっちが二人いれば、それはもうひとりぼっちじゃない。先生は、ひとりぼっちの子のそばにいる、もう一人のひとりぼっちになりたいから先生をやっているんだ。」
なんて素敵な言葉なんだろう。
今まさに...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月12日
心を動かされすぎて一編終わる度に本を閉じてあれこれ思いを巡らせてしまった。「あたりまえ」で「ふつう」の人たちが作っている社会、そしてそんな「ふつう」の人を育てる学校。「ふつう」でいられない人の苦しさ、「ふつう」の人がそんな人を無意識に傷つけている怖さが書かれている。
だけど、「ふつうの人」って本当...続きを読む
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