【感想・ネタバレ】青い鳥のレビュー

あらすじ

村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒──後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。

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Posted by ブクログ

あの頃の自分が隣に居たらなんて声をかけてあげるか、この本を読んでちょっぴり分かったような気がした。

1番最後のお話が好き。大切な人たちのこと、下の名前でたくさん呼びたいなって改めて思った。

お友達からプレゼントしてもらって大好きな1冊になりました、ありがとう。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

吃音を抱える村内先生が、色々な学校の、色々な辛さと孤独を抱えているこどもに寄り添い、救っていく。

こんなに優しい話を書けるなんて、作者の重松清さんの事をもっと知りたくなる、そんな小説でした。

あとがきに、ご自身が教員免許を持ちながら自身の吃音のために教師になることを諦められた経緯が書かれていました。いわゆるみんなと異なる経験に裏打ちされた、とてもリアリティのある小説でした。

一番印象に残った、おそらく村内先生の寄り添い方の核心かと思う、ある生徒とのやり取りです。
「自分の思いが伝えられなくて、わかってもらえなくて、だれともつながっていないと思う子は、ひとりぼっちなんだよ、やっぱり。先生は、ひとりぼっちの子のそばにいる、もう一人の一人ぼっちになりたいんだ。だから先生は、先生をやっているんだ。」

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

中・高生には必ず読んで欲しい。

この時期独特の残酷さがリアルに描かれている。自分には関係ない話と思っていてもちょっとしたつまづきやきっかけで自分が加害者にも被害者にもなる事があるんだと知って欲しい。

そして、自分の周りにいる信頼出来る大人に相談して欲しい。
あなたは1人じゃないから。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

たいせつなことだけを喋る国語教師の村内先生と、問題を抱えた中学生のお話。
村内先生が、国語教師らしからぬ吃音の持ち主なのに、村内先生が国語教師なのは、なるべくしてなったんだなと、読み終える頃には、ジンとしていた。
中学生あるあるな悩みや問題を抱える子、複雑な環境下の子、様々な考え方があって、様々な人がいて、様々なやり方で、みんな1人が嫌なんだよね。あの頃って、なぜだか世界が全部敵みたいに感じることがあって、そんなことを思ってるのは自分だけに感じてしまう。そんな時にそばにいてくれる大人の大切さ、大切な言葉をくれる存在の大切さ。
重松清の描く少年少女たちは、重たい背景を抱えていることも多いけど、どこか身近で他人事ではなくて、自分自身で、だからこそ身に沁みて、読んだら優しくなれる。ずっと好きです。

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2026年02月14日

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私も村内先生に会いたかった。虐待を受けてるって認めたら子供がひとりぼっちになっちゃうから虐待されていないと嘘をつく。うわー、まさにその通り。寂しい子のそばに寄り添ってくれる先生。吃音がある先生が話すからこそ大事なことが生徒に入っていく。私本当に村内先生に会っていたらもっと生きやすかったかもしれない。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

重松清にはずれなし!やっぱりおもしろい。
最初の話と最後の話は涙がでた。
村内先生は、大切なことしかしゃべらない。自分の娘も無口な方なので、よく考えると大切なことしかしゃべらないかも。耳をしっかり傾けようと思った。

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

苦しくなって、嬉しくなって、何度も泣いた。
吃音でうまく話せない村内先生は、たいせつなことしか言わない。
生きづらさを抱える中学生たちの心の奥に寄り添っていくお話。

理性が出来上がっていく途中である中学生という中途半端な年頃、学校という狭いコミュニティの中では大人の世界よりも過酷な子供の残酷さがあり、例えば無意識に自分より下の存在を作っていくカースト上位群、相手の状況や気持ちに考えが及ばないことからの未熟な発言、簡単に受け流せない側の未熟さ、、
そういった全てのものから関わりを断とうにもにも断てない’狭さ’が、さらに強い苦しみの原因となる。

まさに本にあったとある女子の周りに全員が集まるような構図が、自分が小6の時にあった。順番に誰かを仲間はずれにしていくのに自分も途中まで加担した。順番が来て自分が仲間はずれにされた時、携帯電話の画面を歩き回って話しかけてくれるクマのアイコンだけが友達・・・なんて思ったこともあった。そのことを思い出した。(最後は思い切って離脱に成功し、離脱仲間もできて楽しく過ごせたので良かった)

少しずつ大人になるとそういうことはなくなる、少なくともあからさまなものは当然無くなる。特に今や会社のハラスメントが厳しくなっているので、ある意味理性が未成熟な生徒で構成され、簡単には罰則ともなりづらい学校の方が無法地帯だろう。

昨年2024年の日本の子どもの自殺数は527名で、歴代最多らしい。慣らすと1日1人以上の子どもが亡くなっていることになる。未遂や、そこまで至らなくても辛い思いをしている子はたくさんいるのだろう。
村内先生のように、心の奥底に寄り添ってくれる存在が、1人でも多くの子に現れますように。
自分も子を持ったら、また読み返したい本だと思いました。

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2025年09月13日

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ネタバレ

吃音の非常勤講師である村内先生が、たくさんの中学生に出会っていく話。吃音って言葉を初めて知った。中学生の打ち明けられない思いに対して、ムラウチ先生は寄り添ってくれる。そばにいてくれることの安心感は絶対に力になってくれる。きっと中学生たちはムラウチ先生を忘れないし、周りに優しくなれると思う。どんな時もムラウチ先生は大切なことしか言わない。だからこそ、その言葉には嘘がない。勝手に判断しないで、真実を見極めてくれる、そんな先生だから安心出来る。先生みたいな大人になりたい。

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2025年09月08日

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受験生だけど、この夏休みどうしても本が読みたくてこの一冊を選びましたが、大正解。本当に読んで良かった。購入して再読したい。
村内先生のようにたいせつなことを教えるのは私には難しい気がするけれど、子どもたちにそっと寄り添い、そばにいられるような先生に私もなりたいです。受験が終わったら重松清さんのほかの作品もいっぱい読むぞ!、

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2025年08月08日

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心温まる連作短編小説。様々な課題を抱えた中学生の話なのですが、この本のヒーローは、吃音で地味でモッサリしていて(確か)お腹も少しでている、でもいつも本気で、大切なことしか発言しない中学校の村内先生。
心配な生徒のそばにいることが仕事と言う。嘘の考え方が秀逸だなと思った。嘘をつくのはその子がひとりぼっちになりたくないからで、嘘は寂しいことなんだと。嘘を悪いことと決めつけては危ないと、考えさせられた。
よかった。

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2025年08月03日

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泣いてしまった。特に最後の話。
小説の感想って本当に難しい。

村内先生のように、子どもの話をしっかりと聞いて、信じて、その子の居場所になれるような大人でありたい、と思う。

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2025年08月01日

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ネタバレ

読んでよかったなと思う本。
村内先生が教えてくれる「たいせつなこと」
それはとても大事なことだと思いました。
社会人になった中で自分の在り方や社会に疑問を持ってた自分も自分らしく生きることが大事ということが自分らしくある中で当たり前ながらに大事なんだなあと感じました。

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2025年04月21日

Posted by ブクログ

大好きな本。
こんな大人に出会いたかったなって思うし、なりたいなとも思う。
出会えなかった分、私が周りや子どもにとっても村内先生になれたらいいんだけど。難しい。
私自身もまだ嘘をついてしまう。

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2025年04月05日

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ネタバレ

吃音で最低限の大切なことしか話さない、だからこそ話す言葉は全て大切なことである村内先生の言葉が好きです。
個人的には最後の短編である「カッコウの卵」の「人はひとりぼっちになりなくないから嘘をつく、嘘をつかなければひとりぼっちになってしまう人が嘘をつく」というセリフが心に沁みました。
もし自分が村内先生と出会っていたら…という想像が広がる心温まるいい作品でした。

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2025年03月16日

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ネタバレ

・ハンカチ
内気な女子中学生である千葉知子が主人公となり、語れていく小説。卒業式には出たくはなかったが、村内先生の後押しもあり、卒業式に参加することを決意する卒業式の時、細野先生が産休から帰ってきていたが、村内先生に名前を呼んでもらいたく、千葉は、1人村内先生に名前を呼んでもらうのだった。村内先生の「俺みたいな先生が必要な生徒もいるから。先生には、いろんな先生がいたほうがいいんだ。生徒にも、いろんな生徒がいるんだから」という言葉は、響きました。

・ひむりーる合唱
義男は、真田先生の背中をアーミーナイフで刺してしまい、保護観察処分となる。真田先生は、庇ってくれていたが、義男には戻る場所がなかった。ヒキガエルも殺してしまい、破壊衝動がどこかにあるのかもしれない。村内先生と話していたほんの僅かなひとときは、印象的でした。最後に、真田先生に挨拶するところで、終わるのがなんとも言えない気持ちになりました。

・おまもり
この話も村内先生の良さが出ていたようなお話であったと振り返ります。吃音でうまく喋られなくとも、生徒に寄り添う先生が素敵でした。主人公が、ひき逃げにあった清水ちゃんのために、張り紙を貼るなど、犯人への裁きを求めていくところが良かったです。

・青い鳥
いじめに苦しんでいた野口を巡る物語。いじめを機に転校することになった野口への反省文をクラス全員が書かせることになるが、いじめの辛さが伺えるお話でありました。村内先生の伝えたいことがよく表れていたような気がします。青い鳥のように、村内先生がいなくなるところは、印象的でした。

・静かな楽隊
あやちゃん帝国として、あやと呼ばれている女の子が、クラスを支配して統治している感じがスクールカーストそのものを描いているような気がしました。あやちゃんからは、除け者にされたが、村内先生から大切なことを教えてもらった主人公は良かったのではと考えた。

・拝啓ねずみ大王さま
お父さんを失った子供を主人公としたお話。親を失うと、どのようなことになるのかは、あまり考えたことはなかったが、この話を呼んでいると少し考えさせられた。ムカデリレーには、入りたくなくても、大切なことを教えてくれる村内先生は、大事。

・進路は北へ
一人ぼっちの人を主人公とした物語。古川さんとのエピソードはなんだか、切なくなりました。前向きに終わっていく、ラストは良い感じでした。

・カッコウの卵
主人公と智恵子は、どちらも親に捨てられたという境遇を持つ、切ない人物でしたが、村内先生に主人公が、救われていた過去は良かったです。最後のシーンで、新たな命が2人のもとに、授かるシーンは、良かったです。

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2026年07月02日

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ひとりぼっちが二人いれば、それはもう、ひとりぼっちじゃないんじゃないか、って、先生は思うんだよなあ。

村内先生は国語の非常勤講師で、吃音持ちだ。うまく喋れないのに、公立私立関係なくさまざまな学校で孤独を抱えている子どもたちのそばにいてくれる。

私は小中高時代ひとりぼっちでいることが多い子どもではなかったけど、周りからの見え方を気にしていた方だ。いつも中心的な女の子の机に休み時間は集まったり、他のクラスの仲良しな子のところに行っていた。一人で行動していると、自他共に「一人でいるな」と認識した・されていた気がしたし、友達がいて当たり前だと思っていた。

これを読んで思ったのが、学生時代って学校に向いていない人でも学校に行かないといけなくて、そこでは先生を含めた学校でうまくやれる人たちからひどい扱いを受ける子も少なからずいる。私も実際にいじめを受けたことがあるし、学校に行かなかった時期があったから。でも、その時代にひとりぼっちでいても、寂しさや辛さを経験しても、大人になってから過去にひとりぼっちの学生生活を送っている人がたくさんいることを知るだけでも、昔の自分が救われると思った。

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2026年06月15日

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この広い世界の中で、取り残されてる、誰もわかってくれない、ひとりぼっちだと感じている子供達に、大切なことだけを伝え、寄り添ってくれる教師や大人がいまの世の中にどれくらいのいるのだろう。
自分の子供にさえ寄り添えない親もいるのに。
拝読しながら、眉根を寄せるような場面も沢山あったけれど、最後はじんわりと温かく、希望を持たせてもらえる小説でした。

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2026年05月29日

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泣きながらよんだ。吃音の先生と中学生のお話の短編集。ハンカチが手放せない女の子の名前を卒業式で呼ぶところがよかった。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

作者はどうしてこんなに中学生の難しい心情がわかるのか、学校の先生なのかなと思いながら読んだけど、
あとがきでは学校の先生を諦めたとあった
重松さんが学校の先生になってたら、きっといい先生だったんだろうなと思った
全部いい話で涙が出た話もあった

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

助けたとか救うじゃなくて、間に合ったって表現するの良かった。
話すのが上手くないから、たいせつなことしか言わない、そばにいる、最強のヒーローだった。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

わたしも中学校の国語の先生。
ひとりぼっちになりたくないから嘘をつく。強がる。人を貶める。自分がひとりぼっちであると認めたくないから。
村内先生はたいせつなことしか言わない。無理に心配してるそぶりをしたり不必要なことを言わない。ただそばにいる。きっと村内先生もしんどかっただろうな。というか今も。先生もひとりぼっちだったのかな。
子どもの時に自分の弱さに気づかせてくれる人に出会えることは将来のその子のためになるのかもしれない。全員に相応しい先生になんてなれないけど、誰かのピンチに間に合える人になりたい。

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

うまく喋れないからこそ、ほんとうにたいせつなことしか言わない。
私は人と自分から関わることが苦手だ。だからこそ、ほんとうにたいせつな人にしか自分から関わりを持てない。ずっとそれをよくないことだと思っていたけれど、別に悪くないのだと励まされた気がする。
たくさんの生徒がいて、たくさんの寄り添い方があって。きっと私も今までひとりぼっちにならないように先生が寄り添ってくれてたんだなと思った。高校生の間に読めてよかった。私も自分の寄り添い方を見つけて、それを実践できる大人になりたい。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

久しぶりに読む重松さんの作品は昔ながらに暖かく、感動するものでした。ただ、少し出来すぎていたり、感動を誘っている感じも否めません。ただ、それでも涙腺が弛むのはさすが。吃音のヒーローの話、感動して読ませていただきました。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

吃音の国語教師、村内先生が人には打ち明けられない悩みを抱える中学生たちに寄り添い、大切なことに気づかせるハッピーエンド短編集。村内先生は、「自分は上手く話すことは出来ない代わりに、大切なことだけを一所懸命しゃべります。」と言う。その言葉通り、孤独な生徒たちにそっと寄り添い、様々な苦悩に希望を与える。いじめ関連4章、打ち明けられない悩み系4章で構成されている。前者はいじめ発生後に学校が用意した偽善的な学級目標や学校目標、いじめ告発box..etcいずれもどこか表面的で胡散臭く、むしろ歪な友情を作り出してしまう中、村内先生と接することでそれらに違和感を覚え始めるいじめ加害者の心理変容が興味深い。後者は悩みの種類は違えど吃音の村内先生に一人じゃないことを教えられ前を向いていく点は共通の印象。きっと先生も「ひとりぼっち」だったのだろうが、先生にも「村内先生」がいたのだと思う。著者の重松清氏も吃音であるらしく、間違いなくこの人にしか書けない作品だと感じた。個人的に「カッコウの卵」がイチオシ。

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2025年08月24日

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最後のお話が素晴らしい 吃音がある村内先生が主人公の物語。最後の、カッコウの卵、が最高に良く薄っすら涙が出る。
人に寄り添う、ってものすごく難しいよね。その寂しさに気付いてくれて、受け入れてくれる人がいる、ってなんて大きな愛なんだろうね。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

国語の村内先生を主人公にした8編から成るストーリー。進路は北へ、おまもり、カッコウの卵、が印象に残った順の3編。吃音話者である村内先生がどの学校に行っても伝えたかったこと、編を追うごとにそれがわかってきます。

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2026年01月24日

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8話の短編集。どの話しにも、問題を抱えた不幸な子どもたちが出て来て、気分がかなり滅入ったが、ラストの3話ではホロッとさせられた。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

あったかい気持ちになる話、吃音の先生がひとりぼっちの人を救う話

好きだったのは
おとなになる前に下の名前でたくさん呼ばれなきゃいけない。下の名前で呼んでくれる人がそばにいなきゃいけない。下の名前を呼んでもらえるってことは、ひとりぼっちじゃないってことだから。
という話
確かに下の名前で呼ぶ人って親しい人ばかり。
会社にいてここは居場所じゃないと感じるのは苗字で呼ばれるからなのかもしれない。
大事な人をこれからもたくさん下の名前で呼ぼうと思った。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

吃音の、モッサリした先生がヒーローという少し変わった物語でした。
心が痛くなる様な話が多かったけど、中学生が成長する姿は感動でした。

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

 読んでいると気持ちが辛くなった。それほど人の悲しい感情を細かく描いてると思う。
 舞台が学校だが、学生時代読んでも響かないかもしれない。それくらい深い内容だと思う。
 最近人に安易にアドバイスできなくなってきた。多くのことを経験、知ることにより、多方面からものを見ることができるようになった。そのため答えが出ててもできないことがあることに気づいたかもしれない。
 一人にさせないってことが子供だけではなく、大人にも必要な気がする。
 嘘をつくのは、一人になりなくないため、その通りだと思った。

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2025年11月09日

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