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余命の告知を受けた妻と、新婚時代のアパートを訪ねる僕たち…「その日のまえに」。妻の最期を、二人の息子とともに見届ける「その日」。妻が亡くなった病院の看護師さんから、ある日、お目にかかりたい、と連絡がきた…「その日のあとで」。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか──。死と向かいあう人々の切なくもけなげな姿を描き、幸せの意味をみつめる連作短篇集。“王様のブランチ”で「BOOK大賞」を受賞した涙の感動作!
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Posted by 読むコレ
危険な一冊w。途中から通勤電車での読書を諦めました。新幹線で読了グチョグチョです。
Posted by ブクログ
子供ができてからの再読。 かつては遺された遺族目線で読み、今回はこの世を去る死者目線で読んだ。 有限の時の中で、誰に、何を、どのように残していけば良いのか。そんなことを考えるきっかけになる話だと思う。久しぶりに本を読んで、泣いた。
「死」をテーマにした短編小説で、一見するとばらばらの物語なのだけれど、物語につながりがあっておもしろかった。 あまり本を読んで泣いたことはないのだけれど、涙が出てしまった。 自分が子どもを出産してから、生きることや死ぬことについてよく考えるようになって、このお話を読んでまたさらに考えた。今やってお...続きを読むくべきことはなにか、とか、後悔のないように生きるためにはどうすればいいのか、とか、いろいろ。 自分や身近なひとの「その日」はあまり考えたくないけれど、イメージしておくことは大切なんだと思う。
大切な人の死について。 わかっていても泣いてしまう。 突然の死ではなく、徐々に病に蝕まれていくその日に向けてどう過ごすか? 色々考えさせられるし号泣した。 その日は予告されることもあるし、突然のこともある。 どちらでも日々を大切に過ごさないといけないと考えました。 素敵な作品でした
命の儚さと大切さを教えてくれる作品。「その日」が事前にわかるからこそ、準備できることもあれば辛くなることもある。本人はもちろんだけど、家族の気持ちになると自然と涙が溢れてくる。読んでいる最中も読んだ後も、家族に対して優しくなれる作品。ストーリーとしても、短編が連続した後、最後の作品で色々回収され、シ...続きを読むンプルに面白い。読んでよかった。
死を扱うテーマであるものの、そんな中でも前向きに生きることや日々大切に生きることを学ばせてくれる本です。
亡くなる人と、それに向き合う人の連作短編集 以下、公式のあらすじ --------------------- 僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見...続きを読む送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 --------------------- 収録は6編 ・ひこうき雲 ・朝日のあたる家 ・潮騒 ・ヒア・カムズ・ザ・サン ・その日のまえに ・その日 ・その日のあとで ・ひこうき雲 小学校の頃住んでいた、飛行機の滑走路のある街 小学生の頃に同級生の女の子 渾名ガンリュウが病気で入院し、クラスで作成した寄せ書きと共にお見舞いにいったお話 ・朝日のあたる家 高校教師が朝の日課であるマラソン中に教え子に出会う カメラマンを目指す傍らのコンビニバイトの帰りだという また、たまにコンビニに来る他の教え子が結婚し今のマンションに住んでいるという しかし、その子は過去に万引きで捕まった事があり…… ・潮騒 シュンは癌で余命宣告を受け、小学生の頃に住んでいた海の街を訪れる 当時、海に誘われたが断った後に行方不明になった同級生オカちゃん そんな事故の後、「ひとごろし」となじった石川との会話 ・ヒア・カムズ・ザ・サン 母子家庭の高校生男子 母が最近路上ライブをしているアーティストにご執心 また、母は健康診断の再検査の診断を受ける ・その日のまえに 余命宣告を受けた妻と、結婚当時に住んでいた街を訪れる ・その日 妻の亡くなる日 ・その日のあとで 「その日」から3ヶ月後 前半の4編は「死」を迎えるという共通点はありそうだけど、「朝日のあたる家」は例外だなぁと思いながら読み進めていくと 後半の3編でそれぞれの繋がりが明かされる 「朝日のあたる家」の武口と入江、一緒に暮らしているのだなぁと何だかしんみりする 「ひこうき雲」の委員長も、その経験だあったからこそ、その道を選んだのだなと感慨深い この歳になると、いつ何が起こってもおかしくはない 毎年人間ドックは受けているけれども、それで絶対に病気が見つかるわけでもないしね なので、「もし自分が亡くなるとしたら?」を考えてしまった 以前は、ピンピンコロリが周囲にも迷惑をかけないし、自分も苦しむことがないのでいいかと思っていた でも、人間生きていれば何かとあるわけで、前もって死ぬ準備ができる方がいいのでは?という考えにもなってきた もし私が明確な余命宣告を受けるような病気になったとしたら きっとSNSとかにも情報を公開して、会っておきたい人達には会うだろうし 家の整理や、近しい人や親しい人に形見分けのような事もするだろう そして、幸いなのか不孝なのか両親は未だに健在なので、実家に帰る気がする 残った家族はどうするかとかも考えたりもしたけど、結局はなるようになるし、なるようにしかならないと思って考えるのを辞めた やはり、重松清は過去を振り返る物語が上手いなぁ 郷愁や感傷もあるけど、どうしようもないもどかしさもありつつ それでいて結局は未来に少し希望がある終わり方にするイメージがある もし私が亡くなっても周囲の人達がそれなりに前を向いて生きていってもらえたらなと思う
泣きどおし
大変。短編編成なんだけどどの話も泣けるのはもちろん、冗談抜きで10ページに一度はウルっときた。最後のお話は本当にずっと泣きどおし、泣きながら読んだ。
#泣ける #感動する
変わり映えのない毎日に嫌気がさしていた日に読みました。スタバで読んでたら号泣。家でゆっくり読むことをおすすめします。明日は何をしようかな?健康がいちばん。
病気をきっかけに遺してゆく人と、遺される人たちの切なくも希望に満ちた物語の連作。 予想もできないほどはるか彼方にあった「死」の存在が、ある日突然目の前にやってきた。 その時がきたら、わたしはどんな気持ちになるか想像しながら主人公と物語を進めていった。 「その日」がきたら、悲しい出来事で終わらせ...続きを読むず遺してくれたたくさんの思い出も持ち続けたい。 いつ来るか分からない「その日」を考えるよりも、一緒に過ごせる今を大切にしたい。 読んでよかった、、、
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