無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2024年04月24日
亡くなる人と、それに向き合う人の連作短編集
以下、公式のあらすじ
---------------------
僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月26日
病気をきっかけに遺してゆく人と、遺される人たちの切なくも希望に満ちた物語の連作。
予想もできないほどはるか彼方にあった「死」の存在が、ある日突然目の前にやってきた。
その時がきたら、わたしはどんな気持ちになるか想像しながら主人公と物語を進めていった。
「その日」がきたら、悲しい出来事で終わらせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月23日
「その日」がいつ来るのか。
一寸先かも知れないし、10年後かも知れない。
一生来ないと信じて疑わずに過ごす毎日が奇跡のように感じる。
神様は優しくない。遺された側の心の重石の重さ、触れ方、避け方の葛藤が痛々しくて切なくて温かい。
いつのタイミングに読んでも後悔しない作品。ライフステージが変わったタイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月11日
2023.12.10
内容を全然知らずに偶然手に取った一冊。
個人的な大失敗と重ねあわせ、そしておとつい急逝された妻の叔父の苦しまずに亡くなったこと、この本で述べられる生と死を見つめるまなざし。
いろいろと考えさせられるタイミングでこの一冊をあっというまに読んでしまい、生きること、死ぬこと、家族、い...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月24日
誰もが何時か訪れる「その日」。同じクラスメイトや友人、家族等大切な人を失う事の辛さや心境、余命宣告を受けその日が来る前までに過去の思い出の地への訪問等、もし自分が余命宣告を受けたと考えた場合、同感する場面等も多くありました。登場人物が最後には何らの関連性がある展開もあり、特に読み進むにつれて、中盤...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月23日
人が亡くなる「その日」は誰にでも訪れる。
それが「不意」であるか「予告」があるかの違い、「早い」か「遅い」かの違いはあっても、いつか訪れるという点は万民に平等なのである。だから、この短編集は特別な悲劇ばかりを扱ったものではなく、成長や進学や結婚や繁栄や出世を目指して平凡な幸せな日々を送っている多く...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。