その日のまえに

その日のまえに

652円 (税込)

3pt

余命の告知を受けた妻と、新婚時代のアパートを訪ねる僕たち…「その日のまえに」。妻の最期を、二人の息子とともに見届ける「その日」。妻が亡くなった病院の看護師さんから、ある日、お目にかかりたい、と連絡がきた…「その日のあとで」。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか──。死と向かいあう人々の切なくもけなげな姿を描き、幸せの意味をみつめる連作短篇集。“王様のブランチ”で「BOOK大賞」を受賞した涙の感動作!

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その日のまえに のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても悩んだ時、本や映画に縋った。
    その一冊がこれ。

    終わってないから。まだ。1番大事なことは終わってない。だから間違っても間違ってもやり直せるのよ。

    1
    2025年09月08日

    Posted by 読むコレ

    購入済み

    危険な一冊w。途中から通勤電車での読書を諦めました。新幹線で読了グチョグチョです。

    1
    2013年10月15日

    Posted by ブクログ

    死について考えました。私はまだ、近い親戚も友達も亡くしたことが無い。けれど、たまにぼんやりと、自分の死が、周りの死が怖くなる。そんなことを思うからこの本を読んでみた。正解だったんだと思う。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    プロローグ

    教室の廊下側の席に着くと、目線を窓側に向けた
    ガラス窓は半開きになっており、そこから
    爽やかな風が舞い込んでくる
    その風の出入口に彼女は座っている

    彼女の香りは僕まで届かない、なんとも近くて遠い
    そして、僕の想いも彼女には届かない

    彼女は、艶のある唇で鉛筆を挟みながら、
    いつも窓の

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。
    連載を大きく改稿した単行本で、独立した短編としても読めるし、繋がった世界としてもさらに楽しめる。

    生きること、死ぬこと、のこされること、歩き出すこと。それらに深く触れられる。
    死という泣かせの常套句を扱ってはいるが、これほど素晴らしく表現されている作品はなかなかない。

    ・ひこうき雲

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    昨日の続きに今日があり、今日の続きに明日がある。過去から未来は繋がっていて、当たり前のように続くと思っている日常。
    いつかは訪れる『その日』
    そして、その日のあとも続いていく。
    素晴らしい連作短編。
    当たり前に続くと思う日常を大切に思いたくなる1冊。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    友人に「泣けるから読んでみて」と勧められて、まぁ、と思いながら移動中に読みました。移動中に読まなきゃよかったです。泣きました。

    「その日」を迎える短編が最後にゆるっとオーバーラップ。どの話も温かくて、けれど寂しくて、涙なしでは読めません。

    私は若い頃に「その日」を迎えており、病室に泊まり込んで管

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    無垢な子供が誰かの死に初めて向き合い、無垢が故の過ちに後悔する話。
    人の死を経験したことのある大人と、誰の死も経験していない大人の話。
    自分の死と向き合うこととなった父親のやるせない回顧の話。
    最愛の妻が死んでしまう「その日」の前、「その日」、「その日」の後の、家族の話。

    様々な視点で、自分の経験

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    自分の中で一番大切な本です。
    死という、重いテーマでありながら、心理描写が非常に丁寧に描かれており、心に響きます。この本を読むと1日1日を大切に生きたいと思わされます。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    生きることと死ぬこと。残された人や残された人生を考える人、そして大人と子供。いろんな人がそれぞれの立場での葛藤が丁寧に描かれていて、心に染み込みます。最初はただの短編小説だったのが、後半になって接点ができ、最後は全てが繋がっていくことに読んでいて思わず声が出てしまいますし、涙も止まらなくなります。悲

    0
    2025年07月13日

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