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余命の告知を受けた妻と、新婚時代のアパートを訪ねる僕たち…「その日のまえに」。妻の最期を、二人の息子とともに見届ける「その日」。妻が亡くなった病院の看護師さんから、ある日、お目にかかりたい、と連絡がきた…「その日のあとで」。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか──。死と向かいあう人々の切なくもけなげな姿を描き、幸せの意味をみつめる連作短篇集。“王様のブランチ”で「BOOK大賞」を受賞した涙の感動作!
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Posted by ブクログ
とても悩んだ時、本や映画に縋った。 その一冊がこれ。 終わってないから。まだ。1番大事なことは終わってない。だから間違っても間違ってもやり直せるのよ。
Posted by 読むコレ
危険な一冊w。途中から通勤電車での読書を諦めました。新幹線で読了グチョグチョです。
連作短編なので、展開も早く読みやすい。 大切な人が逝ってしまっても、日常は何もなかったかのように続くコト、あんたはどう想う?と問いかけているようで考えさせられる内容だ。 「死」以外の「その日」を描いた短編も混じっており、読み手のストレスを少しだけ和らげてくれるが、ひとつの区切りに本当にケリをつけら...続きを読むれるのか、と想いを馳せてしまう。 で、どうなった?と「その日」が読み手の想像に委ねられた描かれ方で、引きずりを持ったまま読み進めたが、最後の3編は「その日」を含めた時間の流れと残された人たちの心の移ろいや葛藤、苦しさ悲しさが描かれており、心に沁みた。 「その日のあと」に託された手紙の一文に愕然としたが、残された者へ、引きずらなくていいよ、と逝ってしまった者の優しさもあったのかな。 逝くこと、生きることの意味を考えさせられたし、隣にいる妻の存在が今まで以上に愛おしく感じられた。 今という日常を大事にしたい。 刺さった一文 ▪まず「悲しみ」が薄れ、「寂しさ」もしだいに淡くなって、いまでは記憶に残る場面のひとつひとつを「懐かしさ」できれいにまとめることができるようになった。 ▪昨日までいた人が、今日、不意にいなくなる。 でも、そのひとがいようがいまいが、明日は来る、明後日も、明々後日も、来る。 ▪現実の世界から姿を消してしまったからこそ、僕たちの記憶の中で永遠に生きる。
先月、母の命日だったのでそれをきっかけに読んでみた 余命がわかってて亡くなるのと、元気だったのに突然亡くなってしまうこと どちらも辛いけど、違う辛さである 人間誰しも死ぬものだけど、死ということについて考えれば考えるほどわからなくなるなと思う 私の母は死んでしまったけど、母のことを忘れる人がいなくな...続きを読むらない限り、心の中で私の母は生きていると思っている
前向きでも後ろ向きでもなく、その日を受け入れるお話。短編集ですが、それぞれがどこかで繋がっていて、いい本でした。
誰にでもいつか訪れる「その日」。旅立つ者と遺される者、それぞれの心情が静かに、しかし確かに胸に突き刺さりました。
新年一冊目も大好きな重松清作品から。 と言うか、気づいたら読み終わってしまって、何て美しく人の心情を表現するのだろうか、、、と思わされる尊くて、愛しくて、切なくて、、、誰もが持ち得るであろう後悔や不安や諦め、人生の尊さと喜びと感謝、本当にこの一冊に様々な感情を抱かせてもらった作品でした。 私は同...続きを読む年代の人が多く出てくるこの作品に感情移入も止まらず、カフェで読みながら涙が止まらなくなりました。 こういう優しくて温かい気づきをくれる重松作品に改めて感謝!!そして今年もいっぱい彼の作品を読みたい。
少しずつ読み進めたいから、短編で独立しているようで繋がっている形式がとても読みやすかった。 いつか来る「その日」 昨日まで続いていた日、明日まで続くはずだった毎日を断ち切る死。 死を迎える側や見送る側の立場で描写されるその日を読んで死について改めて考えさせられる。 ありきたりな感想になってしまうけれ...続きを読むど、読んだあとは日々を大切に生きようと素直に思えた。 重い題材だけど、決して悲しいだけではなく、読んだ後に暖かさを感じられる素敵な作品。読んでよかった。
ここまで泣いた作品は初めてです。 本当にこれ以上泣きたくなくて続き読むのが辛かったです。 お話自体は人の命の尊さとか儚さというか、一人一人の人生最後を描く短編集なのです。 本人目線だったり家族目線だったり、自分にも両親がいて子供がいて、小説と同じような状況になったこともあり、涙がぼろぼろこぼれまし...続きを読むた。 死にたくないなぁと思ったり、後悔ないように生きたいと思ったり...。 あったかい物語って言っちゃうとまた違う気もするんですが、読後感はほくほくした気持ちになれます。 とても読みやすいですしおすすめです。
命を区切られた人とその周りの人たちの日々を描いた七編からなる連作短編集。 泣き疲れてしまった…。 “あとがき”を読んで、もともとは独立したお話を集めた短編集になるはずだったものを 重松さんが恩師の急逝をうけて全面的につくり直したことを知った。 どうしても、そうしたかった。と… 「生きること...続きを読む」と「死ぬこと」、「のこされること」と「歩きだすこと」を まっすぐに描いてみたかった。 そう書かれていた。 「生きること」「死ぬこと」「のこされること」「歩きだすこと」…… 私はいい歳をしてすぐに泣くけれど、まだ何もわかってないのかもしれない。 いつか わかる時がくるんだろうか…。
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