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Posted by ブクログ
涙腺キラー、重松清の小説はどんなものかな…と
ヤスさん、美佐子さん、アキラで海にピクニックに行く序盤から涙腺は崩壊してしまった…それからはポイント毎にとめどもなく涙が溢れててくる…
自分の出身広島弁での会話だけで心和む感じで感動が助長される…ヤスさんの周り方々、照雲、幸子さん、たえ子さんらの優しさやアキラへの愛情に昔を懐かしむと共に昭和の良かった部分が見えてくる…
美佐子さんが亡くなってヤスさん一人で悩みながら子育てしている姿には親の有り難さを痛感する…
家族って素晴らしいな、ほんの些細な日常にも幸せを感じながら感謝の気持ち生きていきたいなと思える…出会えて良かった本。
皮肉な事に伊坂幸太郎作品フーガとユーガの次に読んでしまった為、親の愛や有り難さが助長されてしまった…
Posted by ブクログ
【父親になったときに読む本】
妻を亡くした不器用な父親のヤスさんが、一人きりで一人の息子を育てる物語。親になって初めてわかる感情が、この本には溢れている。
不器用な愛情表現で、息子を傷つけたことばかりだったが、ヤスさんは男手ひとつで息子と向き合った。月日が流れるにつれて自分の手から息子が離れていく寂しさ、育った息子を誇りに思う気持ち、その息子が結婚し孫を持つという覚悟。親ひとり子ひとり、言葉では表せないかけがえのない親子の絆を感じられた。
周りで手を差し伸べてくれる人たちに囲まれ、ときに叱られ、ときに共感し、家族のように一緒になって一人息子のアキラを育てる場面も心打たれた。備後という田舎の土地ならではの地元特有のあたたかさが胸をいっぱいにさせる。
この物語は、特に都会に出てきた人にとってはさらに涙腺が緩くなるのではと思う。自分の家族がどのような気持ちで自分を送り出したか。想像するだけで涙があふれそうになる。いつか自分もその気持ちになるだろうという将来を想像し、今ここにある日々を大切にしなければと思う。
いつの日か家族との関わりに悩んだときは、この本をもう一度読む。
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