きよしこ

きよしこ

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    きよしこ
  • タイトルID
    :
    239312
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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きよしこ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本当に伝えたいことだったら伝わるよ

    転校の多いきよしは人よりも別れを多く経験するが、最後の言葉を交わした別れは殆どない。もし、ごめんねやありがとうがスラスラと言えたなら、言葉にできていればもっとスッキリとした別れになってたのだろうか?

    言葉にしなくても伝わる事もあるし、ヘタクソでぎこちなくても言葉にしなくちゃならない事もある。
    自分は伝えたいことを、別にいいやと自分の中にしまい込んだり、隠してしまうことが増えてしまったなあとも思った

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    昭和の時代を生きた小学生時代がフラッシュバックするような、ほっこり系短編集。

    言葉に出来ない心の痛みというか、まるで冷蔵庫に足の指をぶつけた時の、いやこれは違う。

    今の小学生が読んでも情操教育的に良いかもしれない(文章も難しく無い)

    なんだか定期的に開きたくなる短編ばかりでした。

    小学生の力では、どうにもならない環境下での切ない話。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    子に読ませたい一冊です。

    吃音のある「少年」が、さまざまな出会いや経験を重ねながら成長していく姿を、7つの物語で描いた作品。

    「きよしこ」って何だろう?

    そんな小さな疑問から始まり、気づけば物語の世界にぐっと引き込まれていました。

    特に「乗り換え案内」と「北風ぴゅう太」は胸が熱くなり、「ゲルマ」と「交差点」は、いろんなことを考えさせてくれる物語でした。

    そして、この作品は始まり方も終わり方も本当に素敵です。
    読み終えたあと、静かな余韻が長く心に残りました。
    最初から最後まで大好きだと思える作品。

    また、読み返したい一冊です。

    ********************
    重松清作品の中で特におすすめ度
    ⭐⭐⭐⭐⭐
    ********************

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    十数年前に初めて読み、読書が苦手だった私を本好きにしてくれた本です。
    心の機微をこんなにも言葉で表現できるものかと感動したのを覚えています。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    一瞬で読めるほど読みやすい。重松さんの作品は涙無しには読めないですね。吃音を通して見える世界に触れることができたし、学生時代を思い出すなんとも言えない感情。大人のダメさ、子供の心強さ、本当に素晴らしい作品です。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    こんなに心にしみるお話に出会えたのは久しぶりだ。
    何度でも読みたいと思える、数少ない大切な本。
    きよしと出会った人たち。
    一つ一つのお話が心に残る。
    切なくて暖かい。

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    誰しもが、誰かに伝えたいことを抱えている。色々な理由で話せなかったりすることもある。「一人」のときもあるけど「独り」じゃない、「ひとりぼっち」じゃない。誰かがきっと、わかってくれる。そう思えた。

    少年が少年であった頃のお話たちは、どれも別れや悲しさを帯びている。しかし、それこそが少年を強くさせているのではないのだろうか。

    生きづらさや恥ずかしい思いなんていう簡単な意味付けを、僕はこの小説にはしない。自分の悩みや苦悩は、他の誰でもない自分のものであることを作者は絶対に知っているから。
    だから、作者は「そばにいる」ことだけを望む。一人で乗り越えようとする人たちを包み込み、温めるように。

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    この本を開いてよかった...

    吃音の「少年」はいつも一人ぼっちだった。
    心の中ではみんなと同じように話しているのに、声に出すと吃ってしまう。
    本当に伝えたいことは、はっきりと少年にはある。


    全ての物語において、その終わり方が本当に良かった。やるせ無さ、切なさで押し潰されるときもあるけれど、少年からおとなになるまでの大切な経験だとも思う。

    余韻が残る作品でした!

    0
    2024年08月28日

    Posted by ブクログ

    高校生の時に読んで以来、約10年ぶりに読み直した。吃音と生きていく少年の成長の物語。少年は成長するにつれて、言葉のピンチヒッターを繰り出すのが上手くなっている。「だいじょうぶ」のピンチヒッター、Vサインは大野には伝えられたのに電話越しのマサには伝えられず、見ている私がもどかしい気持ちになった。
    読み進めていくうちに少年の成長を見守る母性的な感情が自分の中にいることに気づいた。一度読んだはずなのに、全く記憶になかったのは、高校生の時には母性が備わっていなかったからだろうか。この本を通して自分の成長も実感した。

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    きよしこが自分の思いを言葉にしようと成長していく姿に心を打たれた。吃音症ではなくても、自分の気持ちを表現する難しさは共感する部分が多く、学びが多かった。最後のあさのあつこさんの解説も小説家ならではの視点でとても良かった。定期的に読み直したいお気に入りの小説。

    0
    2026年04月06日

きよしこ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    きよしこ
  • タイトルID
    :
    239312
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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