芭蕉 おくのほそ道 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄

芭蕉 おくのほそ道 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄

924円 (税込)

4pt

人生を「旅」と観じ,自己の生活をそのまま芸術と化した「風狂」の姿.紀行文の形をとりながら芭蕉はこの一書に自らの俳諧の到達点を示そうとした.美しく味わい深い文章,構成の巧み,磨き抜かれた芸術精神,それらが生み出した「幻術」の世界がここにはある.旅の実録『曾良旅日記』,秀れた古注釈書『奥細道菅菰抄』を併収.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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芭蕉 おくのほそ道 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月30日

    本文と巻末の解説のみ読んだ。江戸時代の文章なので、古文の知識がなくても読める。『おくの細道』といえば、書き出しの部分や「兵ども、「最上川、「月と萩、等の句しか知らなかったが、作品全体の流れの中でそれらの句を読むと、いつも以上にグッとくる。何ヶ月にもわたる旅の紀行文であるが、文章は淡々として簡潔で量的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    しづかさや 岩に染み入る 蝉の声
    不朽の名作 と言っても過言ではないはず。私はぶ厚い松尾芭蕉全集を読みきるほどの隠れ愛好家です(誰も聞いてない)

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    俳句好きなら読んでおかねばならない1冊、俳聖松尾芭蕉の代表作。現代語訳つきだから内容も良く判る。
    名句は沢山あるけど、1番すきなのは辞世の句「夢は荒野を駆け巡る」

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    Posted by ブクログ 2023年12月08日

    昔の優れた人の跡を(そのまま)模倣するのでなく、その人が追求した本質を学び取れ。松尾芭蕉『許六離別詞』

    古池や 蛙飛びこむ 水の音(静寂・動・静寂)。▼夏草やつわものどもが夢の跡(悠久の自然vs儚い人間)。▼閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声(音=動の中に静寂がある)。※立石寺りっしゃ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    『奥の細道』は昔話をのぞけば初めて読んだ日本の古典だった。
    小学校入学の前に、祖母から「ふみはじめ」の本として教科書と違う本を1冊子供に選ぶように言われた父が選んでくれた。

    地図で「きょうはこのあたり」と言いながら読んだり、時刻表を見ながら「もし電車でいくとしたらこんな感じ」ときょうだいで想像した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月06日

    本文は非常に短く、あっという間に読める。簡潔で品格のある文章で、傑作の句ができた背景を知ることができる。
    (2015.11)

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    Posted by ブクログ 2012年05月12日

    義務教育で必ず(といっていいほど)読まされる『奥の細道』
    改めて読んでみようと思ったきっかけは、「かさね」という名前の背景を知りたいから、というもの。

    「せっかく読むならちゃんと読みたい!でもいきなり原作いっちゃうと絶対わからん!」ということで事前準備として奥の細道の解説本に目を通しておりました。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月04日

    『奥のほそ道』は角川で2冊、岩波を1冊読みました。
    内容は同じなんですケドね(笑
    とにかく好き。

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    Posted by ブクログ 2010年07月23日

    目的を異にする文章同士とはいえ「おくの細道」と「曽良旅日記」を並行して読んだ時、この二人は本当に同じ旅をしたのだろうかと思うくらいのギャップを感じる。
    両者の気質のギャップかもしれないが、後者は本当に「旅の記録」だった。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年03月05日

    古典文学には紀行の名品が揃っているが、多くの人が第1に思い浮かべるのが『おくの細道』。芭蕉の旅の目的はおそらく一つではなかっただろうが、深く敬愛する西行の跡を辿ることによって、陸奥の歌枕の地に自ら立つことがその一つ。ただし、西行自身は当時の歌壇にあっては革新派だったが。そして、伝統に立脚しつつも、そ...続きを読む

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