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過疎化する町にある高校の教室で、一人の生徒が消えた。最初は家出と思われたが、失踪者は次々に増え、学校は騒然とする。だけど――僕だけは知っている。姿を消した三人が生きていることを。
それぞれの事情から逃げてきた三人は、僕の部屋でつかの間の休息を得て、日常に戻るはずだった。だが、「四人目」の失踪者が死体で発見されたことで、事態は急変する――僕らは誰かに狙われているのか?
壊れかけた世界で始まる犯人探し。大きなうねりが、後戻りできない僕らをのみこんでゆく。
発売直後から反響を呼び大重版が続き15万部を突破した『15歳のテロリスト』の松村涼哉がおくる、慟哭の衝撃ミステリー最新作!
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Posted by ブクログ
1日で一冊読んだのは初めてである
のめり込んでいた、読み終わった直後のこの感覚。どう表現したらいいのかわからないが忘れたくない
世界がまるで違って見える。電車を降りようとした途端、知った顔が並ぶ。普段の私なら話しかけるか迷って辞めるただそれだけだ。だけど今は違う、もう少し考えが深まる。この人たちもそれぞれ違った思いを持っている。今話しかけたらどうなる、それよりも今の心の温度を保ちたい。
それと、この文章を書くとなった時、今日にもうひとつ書き残したいことがあったのを思い出した。だけどそれが何かわからない。忘れてしまった。あとで書こうと思ってたら忘れた。なんだったんだろう、それも何か大切なことだったのに。。
それを探すより今は作品の余韻に浸りたい。
こんなこと書いてあとで読み返しても、もう一度同じ書籍を読み返しても二度と同じ温度感に熱させることはできないんだろう。結局、私という同じ外見を生きていても瞬時に変貌していく。それなのに個々が同じになるはずがない、分かり合えるわけがない、。それでいいんだろうな。
何を学んだんだろう。言葉にはできない締め付けも苦しみも行を進めるごとに変化し続け決して同様なものができることはなかった。
そうだ、初めてこの著者の作品を読んだ時も似た感覚を得た。あれから5年以上経ったのか。それでも全く同じとは言わずとも変わらないものもあるのだ。
現実感がまるでない、今もこの文章を思い立ったままに形に残しつつ帰路を進んでいる。周囲の人も車も何もかも忘れていたことに気づく。
学びを表現するならば、社会のあらゆる厳しさの中から逃げるを選択するという選択もあるということを教えてくれた。逃げていいと。そして、それは誰にでもあって誰かにとっては悪に思えることかもしれないが、とある人からすると守る術。そのまた逆もある。
それでいい。そうやって世界は回っているのだ。
そして、どこかで誰かはわかってくれる人がいる。それに救われることがある。その人はまた何かで苦しんでいて、それに気づけるような人になりたい。
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