犯人は僕だけが知っている

犯人は僕だけが知っている

小説・文芸
869円 (税込)

4pt

過疎化する町にある高校の教室で、一人の生徒が消えた。最初は家出と思われたが、失踪者は次々に増え、学校は騒然とする。だけど――僕だけは知っている。姿を消した三人が生きていることを。
それぞれの事情から逃げてきた三人は、僕の部屋でつかの間の休息を得て、日常に戻るはずだった。だが、「四人目」の失踪者が死体で発見されたことで、事態は急変する――僕らは誰かに狙われているのか?
壊れかけた世界で始まる犯人探し。大きなうねりが、後戻りできない僕らをのみこんでゆく。

発売直後から反響を呼び大重版が続き15万部を突破した『15歳のテロリスト』の松村涼哉がおくる、慟哭の衝撃ミステリー最新作!

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犯人は僕だけが知っている のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どの世代の人が読んでもらいいいと思う作品でした!
    題名につられて読んだんですけど、やっぱり松村さんの小説好きになります!

    0
    2023年09月12日

    Posted by ブクログ

    高校が舞台ですが、SNSリンチ、炎上、承認欲求、配信、虐め、ヤングケアラー、限界集落、児童虐待、介護、排除社会を主人公含め事件が起こり主人公を始めとする生徒がもがき未来を探すのはまるで現代の日本で胸が痛くなりましたがラストは圧巻です。

    0
    2022年07月17日

    Posted by ブクログ

    犯人が犯人探しをするのが面白い。今までに読んだことないタイプの話。色々問題を抱えている居候の3人に対して主人公が解決していく展開が良かった。

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    1日で一冊読んだのは初めてである
    のめり込んでいた、読み終わった直後のこの感覚。どう表現したらいいのかわからないが忘れたくない
    世界がまるで違って見える。電車を降りようとした途端、知った顔が並ぶ。普段の私なら話しかけるか迷って辞めるただそれだけだ。だけど今は違う、もう少し考えが深まる。この人たちもそれぞれ違った思いを持っている。今話しかけたらどうなる、それよりも今の心の温度を保ちたい。
    それと、この文章を書くとなった時、今日にもうひとつ書き残したいことがあったのを思い出した。だけどそれが何かわからない。忘れてしまった。あとで書こうと思ってたら忘れた。なんだったんだろう、それも何か大切なことだったのに。。
    それを探すより今は作品の余韻に浸りたい。
    こんなこと書いてあとで読み返しても、もう一度同じ書籍を読み返しても二度と同じ温度感に熱させることはできないんだろう。結局、私という同じ外見を生きていても瞬時に変貌していく。それなのに個々が同じになるはずがない、分かり合えるわけがない、。それでいいんだろうな。

    何を学んだんだろう。言葉にはできない締め付けも苦しみも行を進めるごとに変化し続け決して同様なものができることはなかった。
    そうだ、初めてこの著者の作品を読んだ時も似た感覚を得た。あれから5年以上経ったのか。それでも全く同じとは言わずとも変わらないものもあるのだ。

    現実感がまるでない、今もこの文章を思い立ったままに形に残しつつ帰路を進んでいる。周囲の人も車も何もかも忘れていたことに気づく。

    学びを表現するならば、社会のあらゆる厳しさの中から逃げるを選択するという選択もあるということを教えてくれた。逃げていいと。そして、それは誰にでもあって誰かにとっては悪に思えることかもしれないが、とある人からすると守る術。そのまた逆もある。
    それでいい。そうやって世界は回っているのだ。

    そして、どこかで誰かはわかってくれる人がいる。それに救われることがある。その人はまた何かで苦しんでいて、それに気づけるような人になりたい。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    ミステリーとしても面白かったが、
    社会学領域を軸にして、現代の課題を絡めている点が切り口として楽しめた
    若干、課題を詰め込み過ぎて浅くなっている感はあったが、展開のリズムも早く楽しめた

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    令和の時代の諸問題を詰め込んだ青春小説。顔を隠す少女が実は美少女というのは、どの時代も少年達が夢見るお約束なのか┅主人公が消えてた後(ネタバレになるので書きません)の終わり方が斬新だと思いました。15歳のテロリスト読んでみたいと思う

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    最高だった。「逃げる」を選ぶことは間違いじゃない。堀口くんの優しさが心にしみた。私も剣を置きたい。ー理解し合えない。私たちは本質的に違うから。

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    大人になってから本を手に取ることが少なくなりましたが、
    ふらっと本屋さん立ち寄ったときにタイトルに目が止まり手に取りました。

    最初から話に入り込むことができ、とても読みやすい印象です。

    この本を読み始めたのをきっかけに、暫く離れていた読書に時間を費やすようになりました。

    この作家さんの作品は、どれも読みやすく、ミステリーでありながらいろいろと世の中に起きている実情を考えさせられる部分がありとても面白いです。

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    人はみな誰かを悪魔のように糾弾してしか安心を得られない。そんな人間の哀しい心を繊細に描いた小説だった。一人一人違うというのは、他人を理解出来ないとわかった上での諦めであることという言葉が刺さった。存在論的不安、消えたいとか死にたいとかそういう漠然とした希死念慮はここからきたものなのかなと思った。
    人生は「戦う」ことが全てじゃない。ゲームのように「逃げる」ことが出来るんだと気づける物語。

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    サスペンス要素もありながら現代社会の問題についても考えさせられる作品。
    結局みんな自分が大事で、保身に走る。だからこそ自分とは違う考えや価値観の者を排除しようと、あの手この手で傷つけてしまう。
    今でこそ「多様性」という言葉が浸透しつつあるけど、誰もが不満や不自由なく過ごせる日々は作っていけるのか。
    終盤の久米井の一言にはスカッとした。
    「排除型社会」、難しそうだけど読んでみようかな。

    0
    2023年09月14日

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