僕が僕をやめる日

僕が僕をやめる日

671円 (税込)

3pt

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。それは誰も知らない、二人だけの秘密だった。2年後、ある殺人事件が起きるまでは……。
高木として殺人容疑をかけられ窮地に追い込まれた立井は、失踪した高木の行方と真相を追う。自分に名前をくれた人は、殺人鬼かもしれない――。葛藤のなか立井はやがて、封印された悲劇、少年時代の壮絶な過去、そして現在の高木の驚愕の計画に辿り着く。

かつてない衝撃と感動が迫りくる――緊急大重版中『15歳のテロリスト』に続く、衝撃の慟哭ミステリー最新作!

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僕が僕をやめる日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    私はとても好き。終わり方は少しモヤッとしたけれど、それも含めてのこの本の在り方なんだろうなと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    死ぬくらいなら僕にならない?
    自殺寸前で高木に救われた立井は、高木として生活しながら共同生活を始める。
    高木はほとんど自室から出てこないし、自分のことは話したがらない謎多き男だったけれど、
    2年間過ごすうちに仲良くなれて…と思っていたのに、高木は急に立井の前から姿を消し、代わりに現れたのは警察官だっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    残酷な背景を持った子供たちがいる。
    その子供たちのことを私はずっと忘れない。

    人には向き不向きがあるから、あの結末になったのかな。

    物語のスピード感があってとても読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2023年11月14日

    なんでこんな結末になってしまったの。
    罪を犯した人間は確かに悪いけど、罪を犯させた人間はもっと悪い。犯した人間も犯させた人間も法で裁かれればいいのに。
    ほんと心が揺さぶられる。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    今まで読んだことないようなストーリーでページをめくる手が止まりませんでした。
    内容は重めでしたが、最後には生きることを選択してくれて本当に良かったです。

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    Posted by ブクログ 2023年08月17日

    個人的に秘密を共有するコンビ程仲が深まるものはないと思っている。あまり読んだことの無い雰囲気で夢中でページをめくっていた。結構テーマは重いはずなのに読後感は爽やかだった

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    Posted by ブクログ 2023年07月11日

    生きる希望を1度は失った2人が、互いが関わり合う事で最終的に「生きる」ことを選択した事が非常に感慨深かった。

    最終的に「生きる」ことを判断するまでの過程の描かれ方がリアルで、自分に置き換えた場合「死」を選んでしまってもおかしくはないと思うさなか、登場人物達が壮絶な過去と向き合い、今にしがみついて行...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    重い内容なのに読みやすい
    事故、詐欺、事件など巻き込まれ 明日には180度人生が変わってもおかしくない世の中、人事では済まされない気持でどんどん物語に引き込まれて行く

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    Posted by ブクログ 2023年02月16日

    衝撃的な作品。
    心を揺さぶられ続けた。

    他人の名前を名乗りその人物の分身として生きる、この荒唐無稽なストーリーを軽んじているとその思いはたちまち覆される。

    出生届未提出、たかが紙切れ1枚で「無戸籍児」となり運命を狂わされた子供達の苦しみはどれ程のものだろう。

    親のエゴで最低限の生活すら送れない...続きを読む

    0
    購入済み

    面白かった。

    2022年11月03日

    おもしろい

    0

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