フェルディナント・フォン・シーラッハの一覧

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作品一覧

2019/06/21更新

ユーザーレビュー

  • コリーニ事件
    主人公・ライネンは、弁護士になってやっと42日。
    初めて殺人犯の国選弁護人になったが、容疑者、いや、犯人は犯行を認めるものの、動機を明かさない。
    犯行に至るまでのどんな背景が事件にはあったのか、そして、なぜ犯人は動機を明かそうとしないのか。

    何を書いてもネタバレにかすってしまうので、感想を書くの...続きを読む
  • コリーニ事件
    国選弁護人を引き受けた事件の被害者は親友の祖父だった―。それだけでも十分ドラマ性があるのに、後半の思わぬ展開に、読み終わって呆然としてしまった。語り口も淡々としていてそんなに長い小説でもないのに、じわじわ迫ってくる筆致がすごい。この小説がドイツの政治を動かしてしまったということのもうなずける。
    そし...続きを読む
  • 刑罰
    今回のシーラッハもキレキレ。
    共感も反感もなくただ淡々とした筆致で、だからこそ、人間の不可思議さ、滑稽さ、運命としかいいようのないものの理不尽さ、残酷、気まぐれ…が浮かび上がってくる。

    『参審員』『逆さ』『青く晴れた日』『リュディア』『隣人』『小男』『ダイバー』『臭い魚』『湖畔邸』『奉仕活動』『テ...続きを読む
  • 刑罰
    帯の「罰を与えられれば、赦されたかもしれないのに」に惹かれてぱらぱらとめくってみたら、訳がネシャンサーガシリーズを訳した酒寄進一さんじゃないですか!

    実際の事件に材を得て描いたという、殺人事件をめぐる短編集なのだけど、そのまま舞台を日本にしても通用しそうな現代社会の闇をあぶり出していて、ゾッとする...続きを読む
  • 禁忌
    ドイツの刑事弁護士を長年経験している著者の作品。
    新作が発表されるたびに必ず手にする作家の1人。
    今回は、小説の技法としてもこれまでの作品とは違う。あたかも主人公のアルバム写真を何枚も見せられて、解説をしたものを集めたように場面展開が細切れ的な文体。これが、わかりにくいと感じる人もいるかもしれない。...続きを読む