作品一覧 2023/02/24更新 Web新小説 試し読み フォロー 海辺の週刊大衆 試し読み フォロー 偶然短歌 値引きあり 試し読み フォロー 逡巡 試し読み フォロー その落とし物は誰かの形見かもしれない 試し読み フォロー 蕎麦湯が来ない 試し読み フォロー たとえる技術 試し読み フォロー バカサイ‘13 試し読み フォロー バカはサイレンで泣く‘09 試し読み フォロー バスは北を進む 試し読み フォロー 放哉の本を読まずに孤独 試し読み フォロー 1~11件目 / 11件<<<1・・・・・・・・・>>> せきしろの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 蕎麦湯が来ない せきしろ / 又吉直樹 迂回したら満月 沢山の自由律俳句の中で一番好きだったこの一句。いつもと違う道に訪れる素敵な出会い。二人が見ている風景、歩んで来た人生の一部分を切り取って、少しだけ見せて貰った様な感覚。コミカルに、でも情緒的に。読んでいる間に流れる時間がとても温かかった。 個人的に綾部さんがNYへ行く決意を、又吉...続きを読むさんに表明するエピソードがとても好きでした。二人の遣り取りが自動的に脳内再生されて、その様子が凄く微笑ましくて。「ええんちゃう」なんとなくなんの関心も無さそうに聞こえるこの一言が、又吉さんのあの声音が乗っかると、それだけで重みが出るような気がした。口数はまるで少ないけど、相方への愛が真っ直ぐに伝わる様な。そんな感覚。ピース、やっぱり好きだな。 Posted by ブクログ バスは北を進む せきしろ 故郷北海道で過ごした日々をぽつりぽつりと思い出すエッセイ。『去年ルノアールで』と自由律俳句のとぼけたユーモアセンスが好きで、久しぶりに手にとってみた。 訥々とした語り口にまじる独特なユーモアと妄想過多な感じがやはり面白い。檸檬爆弾のくだりは声を出して笑ってしまった。さんざん盛り上がっておいて『ゴリ...続きを読むラーマン』に落ち着く平凡さが愛おしく懐かしい。 せきしろさんが北海道出身というのは初めて知った。そういえば北海道に行った際に感じた街ゆく人たちの印象と通じるものがあるなと思った。 Posted by ブクログ たとえる技術 せきしろ 季節の挨拶なんかも載っている。 さるかに合戦で飛び出してくる栗のように盛り上がってますかー? お湯が沸く寸前の電気ケトルの中のように盛り上がってますかー? エアー抽選器の中で回っている三角くじのように盛り上がってますかー? 大浴場の使用済みタオル入れのように盛り上がってますかー? マジシャンに1万円...続きを読む札を貸したのに、マジックが終わっても戻ってこないときくらい驚く オダギリジョーが本名だと知った時くらい驚く 知り合いかも、に父親が表示された時のように驚く Posted by ブクログ 偶然短歌 いなにわ / せきしろ ブク友の5552のレビューを読んで気になって購入した。 ウィキペディアの文章の中から、偶然57577になっているものを「短歌」とみなしたものを「偶然短歌」と呼んでいる。 凄く面白かった。時として、偶然は必然を越えてくる。少し紹介したい。 “演習は前者にあたり、作文や感想文は後者にあたる” ちょ...続きを読むっと何言ってるかわからない、そんな短歌。 “泣き言や空想ばかり書いているジャーナリストの連中が何” この偶然短歌は「リシャルト・カプシチンスキ」について書かれた文章から切り取られているが、リシャルト・カプシチンスキって何? “ギタリスト二人のうちのどちらかがリードギターの役割となる” 意味深い事を言っているような気もするが、偶然短歌はあくまで、何も考えてはいない。 Posted by ブクログ 蕎麦湯が来ない せきしろ / 又吉直樹 毎日寝る前にちょっとずつ読んだ、ちょうどよかった めっちゃわかるやつも、気にしすぎやろ、って思うのもあって楽しかった 他のも買お Posted by ブクログ せきしろのレビューをもっと見る