【感想・ネタバレ】海辺の週刊大衆のレビュー

あらすじ

無人島に週刊大衆しかない!――テレビもない、ラジオもない、車は一切走ってない。あの村より何もない場所。ここは無人島。茫洋と広がる海辺に取り残された男がひとり。傍らには、何故だか“キング・オブ・週刊誌”の『週刊大衆』が一冊。“無気力文学”の鬼才が描く、徹底的に何も起きないサバイバル小説。カンカンと照りつける太陽の光と、『週刊大衆』の表紙の煌びやかな色彩の果てに、彼は何をみるのか。又吉直樹氏主演によるまさかの映画化で奇跡の文庫化。

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Posted by ブクログ

何も起こらないという意味はそういうことか!
せきしろさんお初ですが天才!!!
好きです!!!
無気力が救われました!

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2018年06月30日

Posted by ブクログ

せきしろの小説は初めて読んだのだが、イマイチ自分には合わなかった。
作者の大喜利のセンスは個人的にすごく好きで、そのセンスは作品にも強く出ていて、「週刊大衆」をお題にしたネタの発想にはいちいち感動すら覚えるほどなのだが、ほとんどが単発のネタの列挙で「物語」が欠落している。小説としてのダイナミズムや展開によるカタルシスが無かった。

0
2020年11月29日

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