はんぶんのユウジと

はんぶんのユウジと

小説・文芸
1,300円 (税込)

6pt

3.2

絶妙な毒とユーモアで贈る、待望の連作短編小説
新婚早々見合い結婚した夫を亡くし、悲劇の未亡人というレッテルを貼られたイオリ。悲しむこともできず、夫の遺骨と暮らし始めるが。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    はんぶんのユウジと
  • タイトルID
    :
    672503
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年10月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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はんぶんのユウジと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    はんぶんが遺骨とは。よく見れば表紙も骨壺だ。友人が亡くなった時、妻と両親が遺骨を奪いあったのを思い出した。そのケースとは違って、この作品の内容はほのぼの。最後があまりに予定調和のハッピーエンドで鼻白んだが、壇蜜ワールドもなかなかいいかな。

    0
    2020年02月29日

    Posted by ブクログ

    ほんわかとした雰囲気を保ってエンディングを迎えてほしかったが、壇蜜ということもあり、薄気味悪さも期待していた。

    後者だった。きもいわぁ。

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    「はんぶんのユウジと」「タクミハラハラ」「パットエミデテテレルフターリ」
    「にびいろ八分咲き」「スカイコート101号室」
    5話収録の短編集で、登場人物が各話リンクしている。

    壇蜜さん初の小説集は、文章も読みやすく、ふんわりとした浮遊感感じる味わいで心地よく読めた。

    主人公は見合い結婚したばかりの夫を亡くし、はんぶんに分けられた遺骨と共に暮らすイオリ。

    このイオリのどこか俯瞰的で無気力な言動が面白い。

    悲壮感とは掛け離れオカシミさえ感じ時々噴き出しそうになる。

    自分の身近に存在していそうな人達のありそうでなさそうな物語。

    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    壇蜜という不思議な人物が描く表現に興味があって、買い漁ったうちの一冊。彼女らしいトーンで、ずっと低空飛行するような主人公達の会話や気持ちの部分。でも予想はできたはずなのだけど最後に、ゾゾッとしたのはなんでだろう?
    生きてたら必ず訪れる出来事をベースに話が徐々に展開。あーわかる。と共感しながら、トーンが上がり下がりあまりしないぬるま湯に浸かるような、そんな一冊でした。好きでも嫌いでも無い、そんなかんじ!でも壇蜜らしくて、やっぱり面白い人だなと思える作品です^^

    0
    2022年04月03日

    Posted by ブクログ

    なんとなく予感は感じた結末。
    何がきっかけかはわからない。

    湿度を感じる文章。

    自分より泣いている人が近くにいると涙がおさまるのは身に覚えがあるな。

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    2020/06/18リクエスト

    壇蜜さん、すごいです。
    壇蜜日記も好きでしたが、きちんとした小説も書けるのですね。
    独特の世界観。

    題名になってる、
    はんぶんのユウジと
    が1番好きでした。悲しまなきゃいけない未亡人、そうなれない自分、が素晴らしく描かれてた。

    0
    2020年07月14日

    Posted by ブクログ

    お見合いでユウジと結婚したイオリ。しかし、ユウジは結婚後すぐに亡くなってしまう。周囲が思うほど悲しめないイオリ。ユウジの実家と骨を半分ずつ分けイオリは遺骨と暮らし始める。イオリのお話と二人の周辺の人たちが登場するお話、5つの短編。
    流されて生きている風なイオリの人、どういう展開になるか興味津々でした。遺骨の扱いとか変わっているし、イオリの感情も分からなくはない、個性的な人で全体的にも面白かったな。
    壇蜜さんの本は初めて読みましたが、イメージが違った(イオリが地味だからかな)。

    0
    2020年01月26日

    Posted by ブクログ

    壇蜜さんの分身のような女性と男たちが、紡ぐ不器用な恋の話。5つの短編で一つの物語になっている、凝った構成だが、不自然な感じはしない。人物描写がまだまだな感じ。壇蜜に包まれ感じを味わえた。

    0
    2019年12月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【気に入った表現】
    どうしても家のお荷物になってしまう二人が分ける料理が、私たちの頼りない姿にあてられたかのように、美味しさが失われている。私たちが協力しあったところでしょうもなさを増強させることにしかならないのが、今回の食事で分かってしまった。こんな二人だから家の庇護が確保できる環境のなかで結婚したほうがいい……のだろう。
    【感想】
    結婚3ヶ月で夫に先立たれたイオリの話。それまで親の言う通りにしかしてこなかった彼女が、夫の両親に言われ自らの意思で亡き夫の遺骨を半分持ち帰る。故に「はんぶんのユウジと」というタイトル。
    また同時にタイトルは例えば「はんぶんのユウジと」にある上記引用の表現からも分かるように、イオリもユウジも半人前であり、2人で漸く一人前の大人なのだ、というメッセージも込められているのではないかと考えた。親の言いなりに生きる二人が合わさったところでしかし特にいい結果は生まれない。だからこそイオリは改めて、自身が親の助言を求められる場所に居られることを
    歓迎する。しかし歓迎している反面、段々とそういう自身の生き方にも疑問を覚え始めているのが、上の引用シーンだ。イオリにとってユウジという存在は自らを客観的に見るための外部装置であり、それを見ることによって半人前の自分がどういう存在かを認識していったのではないか。
    物語は進むにつれてユウジと、元々ユウジをよく思ってはいなかったタクミの話に移っていく。タクミはそれまで仮病だと思っていた兄ユウジの胃痛を発症させ、それを皮切りにユウジとタクミという2つの存在が近づいていく。近づくとともにそこへイオリの存在が絡み始める。
    果たして最終的な物語の着地として、何を表現したかったのか。それを読み取るのがなかなか難しいとは思ったものの、感情に形を与えようとした意欲作なのではないかと感じた。
    イオリはユウジとの結婚を「親が勧めたものだから」と考えてはいたものの、本当はユウジを愛するようになっていた。だからこそユウジが亡くなった直後、悲しみがやってこなかったのではないか。
    そしてそういう遅れてやってきた悲しみと、そこに至るまでの道程を描くことによって「悲しみ」という感情を描いたのではないかと考える。いい作品だった。

    0
    2020年04月29日

はんぶんのユウジと の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    はんぶんのユウジと
  • タイトルID
    :
    672503
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年10月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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