カート・ヴォネガットの作品一覧
「カート・ヴォネガット」の「青ひげ」「ガラパゴスの箱舟」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「カート・ヴォネガット」の「青ひげ」「ガラパゴスの箱舟」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
最初に出会ったのはペンギン版、“Cat’s cradle”。まずは書名に感嘆した。どうしたらこんなタイトルを思いつけるのか。
短いエピソードが127、その積み重ね。エピソード間の一瞬の空白が絶妙な効果を生み出している。インディアナ出身、コーネルで学び、ドイツにて戦争の悲惨さを体験し、一時期ゼネラル・エレクトリックにいたという経験も効いている。ウィットたっぷりの会話とひねりのきいた展開。そしてそれらを包むのがボコノン教だもの。
ジュニアの頃のヴォネガットの最高傑作。訳もいい。伊藤典夫、26歳の時の訳業。
(p.s. ボコマルという儀式、soul to soul ならぬsole to sole。ど
Posted by ブクログ
読んでいるときの感覚は星4くらいだったのだが、そのあとに思考を整理するために感想を長々と書いていたら、とてもよい小説だったなと思い改めた。
以下、感想。
✴︎✴︎✴︎✴︎
「青ひげ」の主人公・ラボー・カラべキアンは元画家の老人で、海辺の屋敷で大量の美術品を抱えながら独り暮らしている。コックやその子供、使用人もいるが独りである。彼が二番目の妻と長年暮らしたその屋敷は今ではコックの娘が友達を連れてきて好き勝手に遊んでいる。そして妻にさえ見せなかったジャガイモの納屋が建っている。
そこにサーシ・バーマンという女性がやってくる。彼女はアメリカで大活躍中の作家であるが、彼にその姿は明かさず、海辺で
Posted by ブクログ
人間は自然界の頂点に君臨する。一応、そう考えられている。その根拠はいろいろあるが、ひとつには脳の大きさが挙げられるだろう。生物は進化するにつれて、しだいに脳が大きくなっていった。脳が大きければ大きいほど賢いことは、観察からある程度わかる。たとえば、犬はお手や伏せを覚えるので、ウサギよりも賢そうだ。チンパンジーは簡単な記号も扱えるので、犬よりももっと賢い。脳の大きさと知能に一定の関係があるとすると、脳の大きさが最大であるヒトは、生物の中でもっとも賢いことになる。
だが、もっとよく観察してみると、小さな脳の持ち主たちもなかなか凄いことをやっている。ファーブル昆虫記で有名なスカラベは、ヒツジや馬