はい、チーズ

はい、チーズ

1,012円 (税込)

5pt

4.1

「さよならなんて、ぜったい言えないよ」バーで出会った殺人アドバイザー、夫の新発明を試した妻、見る影もない上司と新人女性社員……やさしくも皮肉で、おかしくも深い、ヴォネガットから14の贈り物。

...続きを読む

はい、チーズ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月13日

    全編すごく面白い。落語のようなテンポの良さ、それぞれのオチの意外さ、ハッピーエンドもバッドエンドもありつつどこか優しさに満ちた雰囲気も全てがよかった。
    特に小さな水の一滴がかなり良い、まさかの大逆転にニヤリとした。

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月15日

    2018年47冊目。

    これまでで一番好きな短編集になった。毎晩一つお話を読むのが楽しみだった。

    特に「セルマに捧げる歌」は至福の23ページ。ユーモア溢れる展開から、音まで聴こえてきそうなクライマックスの盛り上がり、そして「...ジャンッ!!」という感じの完璧な終え方。にやけが止まらなかった。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月08日

    帯文を今世紀の作家である円城塔が書いてたりするから、てっきり今の感性が選ぶ傑作選の類だと思ってたら、未発表作品集だった。美味しくいただきました♬

    0

    Posted by ブクログ 2019年02月03日

    ヴォネガット初期未発表作品集。しかし、粗削りなところは全く感じられない。後年の実験的な作風はそれほど感じさせず、むしろよくできている、洗練されている、といった言葉の方が似つかわしい。ふつうは逆だろう、と思うのだが、解説の円城塔が書いているように、それがヴォネガット流のやり方なのかもしれない。ピカソが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月09日

    人間の最低な部分を描ききってなお人間への愛に溢れたまなざしを絶やさない。ヴォネガットを読むと自分が見守られている気がするし、他人を見守ることができる気がしてくる。

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月30日

    カート・ヴォネガットの初期の短編集。着想はどれも面白いものの、大きな物語が始まる前に終わったという印象が強く、インパクトはやや薄めである。一番よかったのは冒頭の「耳の中の親友」で、補聴器が人間の内面を暴き、語りかけてくるという、siriやSNS時代を予見させるかのような一遍でアイディアは面白かったの...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年11月08日

    一つのジャンルに限定できない短編集。好きなものをいくつか。

    「FUBAR」…「かわいそうな自分が大好きで、それを変えるようなことはしたくないなら」プールに飛び込もう!

    「エド・ルービーの会員制クラブ」…この短編集の中では長めの話。悪者退治は手術室で。気持ちよく読み終えられる。

    「この宇宙の王と...続きを読む

    0

はい、チーズ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す