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Posted by ブクログ 2018年09月15日
2018年47冊目。
これまでで一番好きな短編集になった。毎晩一つお話を読むのが楽しみだった。
特に「セルマに捧げる歌」は至福の23ページ。ユーモア溢れる展開から、音まで聴こえてきそうなクライマックスの盛り上がり、そして「...ジャンッ!!」という感じの完璧な終え方。にやけが止まらなかった。
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Posted by ブクログ 2019年02月03日
ヴォネガット初期未発表作品集。しかし、粗削りなところは全く感じられない。後年の実験的な作風はそれほど感じさせず、むしろよくできている、洗練されている、といった言葉の方が似つかわしい。ふつうは逆だろう、と思うのだが、解説の円城塔が書いているように、それがヴォネガット流のやり方なのかもしれない。ピカソが...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月30日
カート・ヴォネガットの初期の短編集。着想はどれも面白いものの、大きな物語が始まる前に終わったという印象が強く、インパクトはやや薄めである。一番よかったのは冒頭の「耳の中の親友」で、補聴器が人間の内面を暴き、語りかけてくるという、siriやSNS時代を予見させるかのような一遍でアイディアは面白かったの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月08日
一つのジャンルに限定できない短編集。好きなものをいくつか。
「FUBAR」…「かわいそうな自分が大好きで、それを変えるようなことはしたくないなら」プールに飛び込もう!
「エド・ルービーの会員制クラブ」…この短編集の中では長めの話。悪者退治は手術室で。気持ちよく読み終えられる。
「この宇宙の王と...続きを読む
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