ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
AIの未来を描く中篇「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」他、全9篇を収録。『あなたの人生の物語』に続く第2作品集
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
とてもいい。技術によって浮き彫りにされる人間の本質を描いているような気がする。その上で悲観的ではなく、未来に進む力強さを感じる。人はなぜ何のために生きるのか、というテーマに何度も向き合っており、私自身興味のあることだったので哲学的な議論としても面白かった。 短編集なので読みやすくてよい
SFって機械系のわからん用語やディストピア的な展開が多いという偏見があったけど、すぐ、5〜10年したらこうなるかも、という身近さがあった 90
評判に違わず素晴らしく楽しめた。SF小説とは言えハードSFとはテイストが違って物理法則を下敷きに人文的、哲学的な思索が深くて刺さる。どちらかと言うとそっちがメインに見える。時間、自由意志、神、道徳、人生観、・・・。それでいてどれも暗い未来ではなく爽やかに(?)綺麗に希望ある形でまとめられており。「経...続きを読む験は圧縮できない」「ある特定の行動を続けることが脳に轍を刻みうる」良い言葉だ。 順番前後だが前作「あなたの人生の物語」も読みたい。映画「メッセージ」の原作であることを本書で知る俄かファンだけど。
テッド・チャン2作目にして最新刊。どうしてこんなに寡作なの、かなしいね、テッドチャン。 全作品を通して破滅と隣り合わせでひやひやするが、すんでのところで持ち直し希望を見出す展開が読み取れる。SFってどこかディストピアを描き救いがないって方向もあるが、本作品は善のSFである。 キーワードとしての「...続きを読む自由意志」。オートマトンとしての人間観が科学の発展におって否応がなしに突き付けられる世界。それでも人間の知性や感性を駆使して、自由意志消滅の現実にもがきながら人間として生きる道を模索する。まさに人間賛歌、オーバードライブである。 もう一つ、科学の産物との関わり方。 生成AIが跋扈する今まさに。巷ではチャッピーとの友情を育み、誰にも言えないことを密かに相談しているという。ただのツールとして捉える枠から超越した存在になってきているという気がする。 生成AIによって現在の仕事の半分が奪われるなどの負の側面がフューチャーされやすいが、対等な関係性として共存するという正の側面を描き出してくれている。テッド・チャンの将来に対する信頼が垣間見れて、だからこそ作品を通して勇気をもらえる。 SFって専門用語とか世界観が突飛で入り込めないとかたまにあるけど、本作品群はぐーーっと没入感。ストーリーとテーマが秀逸なのはもちろん、登場人物たちの感情の揺れを丁寧物語ってくれている。これからも読み継がれる名作であること間違いなし、次回作なる早やでお願いします。
テッド・チャン「息吹」大森望訳を読み終える。 間違いなく傑作の短編集! 積ん読になってたけど、読んで良かった。 ひとつひとつの作品が深い思考のもと、入念に作り上げられた緻密な絵画のよう。 物の見方や既定の認識についてに改めて見直させ、深く考えさせてくれる。 SFの部分だけではなく人の心も描いて...続きを読むいて、とにかく凄い作品ばかり。 出会えて良かった1冊だ。 表題作の息吹も良かったけど、その他には、タイムトラベルを扱った「商人と錬金術の門」、神の信仰と科学を描いた「オムファロス」、ある分岐点で別れるパラレルワールドはなにをもたらすのかをテーマとした「不安は自由のめまい」が特に印象に残ったかな。
シンプルなアイデアでも、それの「カタリ」方が、僕を掴んで離さない。翻訳者はもちろん、作者の技巧をひしひしと感じる。 どこを読んでも鮮烈な素晴らしい短編集。
文庫化で再読。避けられない運命とそれに対峙する人間の知性という通底するテーマを感じた。SFでありながら、世界の説明よりも知性の行動にフォーカスしている点が、ジャンルを越境した魅力の源なのだろう。
凄まじいSF短編集だった。短編集はあまり良い出会いが無く、長編の方が没入できるし感動できるなぁと思い込んでいた自分の価値観を見事にひっくり返された。 特に「商人と錬金術師の門」「偽りのない事実、偽りのない気持ち」「不安は自由のめまい」には心が打たれた。 誰しも過去のあの時に戻れたら、見れたら、もし変...続きを読むえたら今の自分はどうなるか、とか人生に悩む時に空想してしまうが、それをSFの世界観の中で、高い解像度と抜群のリーダビリティで描かれていて、色々と考えさせられる。
短編集の中で息吹が最も心に残った。 探検家と呼ぶ同志、宇宙に存在する者に対して遠くから応援されているような感覚になった。 今、自分がここに刻む、一呼吸が奇跡であると。息吹なんだと。
すげぇ本。 下手な学術書を軽く凌駕する含蓄。 「偽りのない真実、偽りのない気持ち」が特に刺さった。真実によって変わる人と、真実を呑み込む人と。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
息吹
新刊情報をお知らせします。
テッドチャン
大森望
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫SF」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
三体
あなたの人生の物語
アジャストメント ディック短篇傑作選
いたずらの問題
犬は勘定に入れません(上) あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録
円 劉慈欣短篇集
オール・クリア1
作者のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲息吹 ページトップヘ