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Posted by ブクログ 2021年04月01日
こいつは傑作だ!ガハハハハ!!!
傑作という言葉を辞書で引くと、2つの意味があり、この小説には両方の意味で傑作だと拍手喝采を送りたい。
例によって、込み入った世界観を把握するまで序盤はやや読みにくいが、「なにこれどうなってんの!?」というディック節から物語は加速していくのでご安心を。
道徳や倫理が絶...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月01日
西暦2114年。世界は道徳再生運動(通称、モレク)の広がりにより、あるゆる反モレク的言動を取り締まる監視社会へと変貌していた。そこではハサミムシ型のスパイ・ロボット”ジュブナイル”が人々の生活を監視し、少しでも道徳に反する行動を犯したものはブロック集会にて匿名のパッシングを浴び、居住権を奪われてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月24日
ディックの作品ということで、なるほど管理社会の悪夢を描いています。
機械による監視や道徳の規制。それらは本書が出版された当時を考えると、戦後アメリカ国内の赤狩りに見られるような隣人に対する不信感を反映した作品とも読めるでしょう。
そうした解釈は措いとくとして、いまひとつ本書にのめりこめなかったの...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月21日
本屋で「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」と並んで平積みに。表紙のデザインが同じ感じだ。中身も、どうしてこんな社会になってしまっているんだ? という暗黒感は同じだ。
未来社会、道徳再生運動が行われ、住民は自治会集団の集会で不道徳な行いについて訴追されることになっている。主人公アレンは広告会社を経営...続きを読む
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