新潮文庫の検索結果

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  • 天才画の女

    天才画の女

    小説・文芸
    3.6
    1巻825円 (税込)
    座の一流画廊に画を売り込みに来た女流新人画家・降田(おだ)良子。その斬新な手法と構成が有名なコレクターの眼にとまり、良子の作品展は画壇の注目をあつめる。しかし、彼女の風変わりな制作態度に秘密を感じたライバル画廊の支配人・小池は、真相を求めて良子の郷里福島へと向う。画商の商算と美術評論家の欺瞞が交錯する画壇に二重三重にはりめぐらされた策謀を暴くサスペンス長篇。
  • 天使を誘惑

    天使を誘惑

    小説・文芸
    3.0
    1巻440円 (税込)
    一途に思っているのは本当なのに、なぜだかいつも傷つけてしまう。でも恵子は、傷ついても傷ついても、あの優しい微笑みを忘れずに、僕を見つめ、僕を包み込んでくれていた……。そんな天使に幸せを! その日暮しの貧しさでも、愛の巣づくりに真剣に取り組む二人。行く先知れぬ青春の迷路を手さぐりで歩む愛のかたちを、二人に優しく寄り添うようにして追う、爽やかな恋愛小説。
  • 天授の子

    天授の子

    小説・文芸
    -
    1巻759円 (税込)
    川端康成は、2歳から14歳までに、両親と姉と祖父母とを亡くし、天涯の孤児の感情を知った。養女を迎える話に、著者の孤独な少年時代を回顧する「故園」、上洛する古人の旅の心情を描く「東海道」、養女の民子への慈しみと戦後まもないペンクラブの活動を綴る「天授の子」など4編を収録する。1968年、日本で最初のノーベル文学賞を受賞した著者の、魂の奥の奥にふれる貴重な作品集。
  • 天井裏の子供たち

    天井裏の子供たち

    小説・文芸
    -
    1巻484円 (税込)
    忍者に憧れる少年たちが、服部半蔵と名乗る首領以下、おんぼろアパートの天井裏につくりあげた夢の空間と、その消滅を描く表題作。他に、精神病院内での患者たちの珍妙な映画制作の物語『もぐら』、静かな無為の時間に包まれているようにみえる老女の、心の奥に息づく過去の幻影をあざやかに描き出した『静謐』など、重い現実と飛翔する夢のあわいに生れた作品全5編を収める。
  • 天上大風

    天上大風

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    南雲は、友人の会社に乗り込み、総務部長として「悪人」田所専務と対決しようとする。しかし肝心の友人が、世間体のみを気にする気の弱い金持ちの息子にすぎなかったため、会社の改革も一筋縄ではいかない状況に。恋の三角関係もからみつつ、南雲が選んだ結論とは……。独自のサラリーマン小説で一時代を画した著者の代表作。
  • 天地静大(上)

    天地静大

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻660円 (税込)
    倒幕に揺れ動く幕末、若者たちは国の為に何をすべきかを模索していた。そんな中、東北の一小藩出身の杉浦透は、世間の流れに惑わされず昌平黌に入学し、学問の道に専念することを決意する。一方、水谷郷臣もまた、藩主の弟という立場に悩みながらも、己に忠実な生き方をしようと努力する。時代の動乱に巻き込まれながらも、懸命に生きる若者たちを描いた青春群像劇。
  • 天誅の剣(新潮文庫)

    天誅の剣(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻693円 (税込)
    幕末師走。長州藩の志士山尾庸三と伊藤俊輔は、夜の九段坂で暗殺を決行した。義挙と信じていたが、改革派の村田蔵六から厳しく叱責される。翌年、二人は村田の助力で仲間と密航、ロンドンでその先進性に驚愕した! だが帰国してみると、世は守旧の激徒が暗躍し、村田の身にも危機が――。時は流れ、ハルビン駅頭。韓国併合に反対の伊藤が、凶弾に斃れる。〈天誅〉を主題に描く渾身の歴史小説。
  • 点と線

    点と線

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    ビートたけし主演のドラマ原作。九州の海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の役人と愛人の心中……そう誰もが思ったが、疑念を抱いたベテラン刑事が独自に捜査をはじめる。しかしたどり着いた容疑者には疑う余地のないアリバイがいくつもあった。同時刻に北海道にいたという鉄壁のアリバイ――東京駅で1日に1度しかない、たった4分間の空白――時刻表トリックを用いた元祖とも言われる作品で、空前の推理小説ブームをまきおこした傑作。松本清張の代表作であり、ミステリ名作中の名作!
  • 天に遊ぶ

    天に遊ぶ

    小説・文芸
    3.8
    1巻693円 (税込)
    見合いの席、美しくつつましい女性に男は魅せられた。ふたりの交際をあたたかく見守る周囲をよそに、男は彼女との結婚に踏みきれない胸中を語りはじめる。男は、独り暮らしの彼女の居宅に招かれたのだった。しかし、そこで彼が目撃したものは……(「同居」)。日常生活の劇的な一瞬を切り取ることで、言葉には出来ない微妙な人間心理を浮き彫りにする、まさに名人芸の掌編小説21編。
  • 天皇と原爆

    天皇と原爆

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻715円 (税込)
    日米開戦はなぜ起ったのか? それは建国以来、西へと膨脹する覇権主義のキリスト教国アメリカと、天皇信仰の日本がぶつかり合う宗教戦争だった。原爆投下という恐るべき行為も、「サタンの国」日本を叩き潰そうという宗教的動機があったからこそ可能だったのだ。日本を悪者にする左翼似非(えせ)史観を糾弾し、日米両国を世界史の中に位置づけて大東亜戦争の「真実」に迫る、衝撃の論考。
  • 天皇陛下の私生活―1945年の昭和天皇―(新潮文庫)

    天皇陛下の私生活―1945年の昭和天皇―(新潮文庫)

    太平洋戦争の敗色濃い昭和20年、大日本帝国の国家元首だった昭和天皇は、どのような日常生活を送っていたのか。正月、空襲警報発令後の宮中祭祀「四方拝」から、終戦時のクーデター未遂、翌年始に発せられた「人間宣言」の署名まで、皇室存亡の危機にあった1年間に焦点を絞り、『昭和天皇実録』をはじめ膨大な資料を読み解き、日々の暮らしや人間関係を鮮やかに甦らせたノンフィクション。(解説・門井慶喜)
  • 天馬の歌 松下幸之助

    天馬の歌 松下幸之助

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    紀州和歌山の泣き虫の少年は、大阪に奉公に出された。火鉢屋、自転車屋での辛いながらも愉快な丁稚時代を経るうち、彼は電気の時代の到来を看破。電気工の見習いへと転身。やがて、工夫を重ね、新型ソケットを開発して独立する。明治、大正の大阪船場の賑やかな空気、昭和の動乱の産業界の激しい浮沈を背景に「経営の神様」松下幸之助の波瀾万丈、創意工夫の足跡を颯爽と描く快作。
  • 天平の甍

    天平の甍

    小説・文芸
    4.0
    1巻737円 (税込)
    天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった。故国の便りもなく、無事な生還も期しがたい彼ら――在唐二十年、放浪の果て、高僧鑒真を伴って普照はただひとり故国の土を踏んだ……。鑒真来朝という日本古代史上の大きな事実をもとに、極限に挑み、木の葉のように翻弄される僧たちの運命を、永遠の相の下に鮮明なイメージとして定着させた画期的な歴史小説。
  • 天平の女帝 孝謙称徳―皇王の遺し文―(新潮文庫)

    天平の女帝 孝謙称徳―皇王の遺し文―(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻869円 (税込)
    奈良時代、二度の皇位についた偉大な女帝、孝謙称徳。彼女は生涯独身を貫き、民のため、国のため、平和な世のために、全力をつくした。大仏開眼供養、遣唐使の派遣。逆臣たちの内乱を抑え、僧道鏡を重用し、九州の民・隼人を侍童として置いた――女帝の突然の死と遺詔の行方、秘められた愛の謎を追い、一人の人間として、そして女性としての人生を求めた女帝の真の姿を描く、感動の歴史小説。(解説・島内景二)
  • 天命探偵シリーズ(全7巻)合本版(新潮文庫)

    天命探偵シリーズ(全7巻)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻5,170円 (税込)
    真田省吾、職業は探偵。養護施設で育ち、元警視庁の敏腕刑事に拾われ事務所に住み込みで働いていた。ある日、謎の美少女から奇妙な依頼が持ち込まれる。「私の夢の中で殺される人を助けて」。彼女は人の死を予見する能力を持ち、それが現実になる可能性、これまで100%──この予知夢に法則はあるのか、そして運命は変えられるのか? 人気絶頂アクション・クライムミステリー!(『タイム・ラッシュ―天命探偵 真田省吾―』の内容紹介文より) ※当電子版は新潮文庫版『天命探偵』シリーズ全7巻をまとめた合本版です。
  • 転落・追放と王国(新潮文庫)

    転落・追放と王国(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻781円 (税込)
    パリでの弁護士生活を捨て、暗い運河の町・アムステルダムに堕ちてきた男、クラマンス。彼の告白を通して、現代における「裁き」の是非を問う、『異邦人』『ペスト』に続くカミュ第三の小説『転落』。不条理な現実、孤独と連帯といったテーマを扱った六篇の物語からなる、最初で最後の短篇集『追放と王国』。なおも鋭利な現代性を孕む、カミュ晩年の二作を併録。
  • 天路の旅人(上下)合本版(新潮文庫)

    天路の旅人(上下)合本版(新潮文庫)

    この希有な旅人のことをどうしても書きたい――。第二次世界大戦末期、敵国の中国大陸奥地まで密偵として潜入した若き日本人がいた。名は西川一三。未知なる世界への好奇心に突き動かされた男は、極寒の雪道、延々と続く砂漠、幾重もの峠、匪賊の襲撃や飢えを乗り越え、八年に亘り中国北部からインドまで果てしなく長い路を歩み続けた。二十五年の歳月を経て結実した超大型ノンフィクション。 ※当電子版は新潮文庫版『天路の旅人』上下巻をまとめた合本版です。
  • テーブルの雲―A Book for a Rainy Day―

    テーブルの雲―A Book for a Rainy Day―

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    漉し餡を愛で、ホーロー調理器具を慈しむ。授業では『平家物語』を朗々全巻読了の熱血ぶり、でも実は鼻喉脆弱で鼻洗滌とマスクは必需必携。愛車を駆り風景観察に興じつつ、何もせぬイギリス的休暇が一番と思う。「運命結婚」し御先祖家族を愛すけど、アノテの話も結構好き。そう、人生は晴雨こもごも……。「三つ子の魂」を集大成し、愛用マックで練り上げた、極上エッセイ73編。
  • ディスコ探偵水曜日(上)

    ディスコ探偵水曜日

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻1,265~1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 迷子専門の米国人探偵ディスコ・ウェンズデイは、東京都調布市で、六歳の山岸梢と暮らしている。ある日、彼の眼前で、梢の体に十七歳の少女が〈侵入〉。人類史上最大の事件の扉が開いた。魂泥棒、悪を体現する黒い鳥の男、円柱状の奇妙な館に集いし名探偵たちの連続死──。「お前が災厄の中心なんだよ」。ジャスト・ファクツ! 真実だけを追い求め、三千世界を駆けめぐれ、ディスコ!! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • ディズニーリゾート150の秘密

    ディズニーリゾート150の秘密

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻693円 (税込)
    絶対に別の場所で同時出演しないミッキー驚異のスケジュール管理の真相は? アルコールOKのディズニーシーで泥酔客を見掛けないのはなぜ? ディズニーランドvs.ディズニーシー、ミッキーに会える確率が高いのはどっち!? など、徹底取材で解明した150の秘密を大公開。やっぱり知りたい舞台裏事情も満載の世界最高権威の研究集団による、究極のディズニー雑学集大成。お出掛け前に読んでおくと、もっとディズニーリゾートが楽しめる!
  • Dの複合

    Dの複合

    小説・文芸
    3.7
    1巻990円 (税込)
    作家の伊瀬忠隆は雑誌の依頼を受けて「僻地に伝説をさぐる旅」の連載を始めた。第一回浦島伝説の取材地丹後半島いらい、彼の赴くところ常に不可解な謎や奇怪な事件が絶えない。そして突然の連載打切り。この企画の背後に潜む隠された意図の存在に気づいたとき、伊瀬は既に事件の渦中に巻き込まれていた。古代史、民俗説話と現代の事件を結ぶ雄大な構想から生れた本格的長編推理小説。
  • デイジー・ミラー(新潮文庫)

    デイジー・ミラー(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.2
    1巻506円 (税込)
    青年はレマン湖畔の美しい町で運命の美女デイジーと出会い、一目で恋に落ちる。その奔放なふるまいは、保守的で狭量な人々からは嫌われていたが、青年は彼女のあとを追うようにして、マラリアの猖獗するローマへと向かう。婚約者と思しき男を紹介され、さらに翻弄されるが、二人の恋路は思いもしない衝撃的な結末を迎えるのだった――。ジェイムズの名声を高めた傑作中編、待望の新訳版。
  • できればムカつかずに生きたい

    できればムカつかずに生きたい

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    どうしたら自分らしく強く生きられるんだろう。14歳の頃からずっと、なんだかうまく生きられないなあ、と思って悩んできた。なんか自分としっくりこないなあ、どうやったら自分がやりたいことにまっすぐ突き進めるのかな。傷つきやすい思春期に体験し考えたことは、いまも現在進行形のままだ――生きにくいこの時代を生き抜くために、自分の頭で考えたヘヴィでリアルな「私」の意見。
  • デス・エンジェル(新潮文庫)

    デス・エンジェル(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.2
    1巻737円 (税込)
    この病院には深い闇が潜んでいる――。北海道から研修医として東京の総合病院にやってきた森永慧介は着任早々、不審を抱く。入院点数の付け替え、いびつな診療体制、連続する高齢入院患者の不可解な急死、そして若い女性患者の自殺。同期の女医と共に真相解明に動きはじめた矢先、慧介にも魔の手が忍び寄る。神奈川での入院患者連続不審死事件を予見したと絶賛された医療サスペンス長編。(解説・堀井憲一郎)
  • デス・ストランディング(上下)合本版(新潮文庫)

    デス・ストランディング(上下)合本版(新潮文庫)

    死者が生者を呑み込み、絶滅に至らしめる謎の現象「デス・ストランディング」によって、国家は崩壊し、人々は分断され孤立して生きていた。死の世界から帰還する能力を持つ伝説の配達人、サム・ポーター・ブリッジズは、育ての母である合衆国最後の大統領・ブリジットから、都市や人々を繋ぎアメリカを再建する任務を託される。ゲーム『DEATH STRANDING』完全ノベライズ! ※当電子版は新潮文庫版『デス・ストランディング』上下巻をまとめた合本版です。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教諭は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。
  • デッドライン(新潮文庫)

    デッドライン(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻572円 (税込)
    2001年の春、僕は大学院に進んだ。専門はフランス現代思想。友人の映画制作を手伝い、親友と深夜にドライブし、行きずりの相手とセックスをする日々を送りながら、修士論文の執筆が始まる。テーマはドゥルーズ――世界は差異からできていると唱えた哲学者だ。だが、途中までしか書けないまま修論の締め切り(デッドライン)が迫ってきて……。気鋭の哲学者が描く青春小説。芥川賞候補、野間文芸新人賞受賞作。(解説・町屋良平)
  • 電車道(新潮文庫)

    電車道(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    ある男は家族を捨て洞窟に棲み着き、やがて小さな塾を始める。またある男は選挙に落選し、雑木林を飛ぶムササビの幻影と恋の傷を抱えたまま、電鉄会社を興す。ふたつの破格の人生が交錯する高台の町を、大震災、敗戦、高度成長と、電車は何代もの人生を乗せて絶え間なく通い、町と世界を変容させる。東京近郊の私鉄沿線の百年の変転に、この国と私たちの人生の姿が立ち現れる魅惑の物語。
  • デンデラ(新潮文庫)

    デンデラ(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻880円 (税込)
    斎藤カユは見知らぬ場所で目醒めた。姥捨ての風習に従い、雪深い『お山』から極楽浄土へ旅立つつもりだったのだが。そこはデンデラ。『村』に棄てられた五十人以上の女により、三十年の歳月をかけて秘かに作りあげられた共同体だった。やがて老婆たちは、猛り狂った巨大な雌羆との対決を迫られる――。生と死が絡み合い、螺旋を描く。あなたが未だ見たことのないアナザーワールド。(解説・法月綸太郎)
  • 東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    東海道新幹線 運転席へようこそ(新潮文庫)

    元新幹線運転士が、あなたを運転台にご招待。まずは、35年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で出発。懐かしのエピソードやウラ話に耳を傾けつつ、桜咲く東海道をご一緒に。復路は現在の新大阪駅より、最新型N700A「のぞみ」号で発進します。日本が誇るハイテク装備やプロフェッショナルから見た車両発達史など、初公開の話題も満載。どなた様も、お乗り遅れなさいませんように! ※当電子版では新潮文庫版掲載の写真は収録しておりません。ご了承ください。
  • 東京カジノパラダイス(新潮文庫)

    東京カジノパラダイス(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻737円 (税込)
    カジノ計画が動き出した東京。元商社マンの杉田義英は、その運営権を獲得したカイザー社に転職。プロジェクトマネージャーのオリバーが、ジャパニーズカジノ成功の秘策は「飲む・打つ・買う」と確信、遊び好きの彼を見込んだのだ。杉田は、世界の超VIPが金を落とす夢のカジノを実現すべく、切れ者でミステリアスな美女・柏木とともに掟破りの作戦に奔走する! 『ラストフロンティア』改題。(解説・香山二三郎)
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

    東京奇譚集(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
  • 東京公園

    東京公園

    小説・文芸
    3.9
    1巻484円 (税込)
    写真家をめざす大学生の圭司は、公園で偶然に出会った男性から、奇妙な依頼を受ける――「妻の百合香を尾行して写真を撮ってほしい」。砧公園、世田谷公園、和田堀公園、井の頭公園……幼い娘を連れて、都内の公園をめぐる百合香を、カメラ越しに見つめる圭司は、いつしか彼女に惹かれていくが。憧れが恋へと成長する直前の、せつなくてもどかしい気持ちを、8つの公園を舞台に描いた、瑞々しい青春小説。
  • TDSレストランぜんぶ食べたガイド 全土産店紹介付

    TDSレストランぜんぶ食べたガイド 全土産店紹介付

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻869円 (税込)
    ワインも頼める豪華コース料理のレストランからチュロスの屋台まで、ディズニーシー全45軒のレストラン&食物販売店のほぼ全メニューを自腹で食べまくって感得した本質とは。35店の全ショップの全商品陳列棚を詳細に吟味してたどり着いた哲学とは。東京ディズニーシー開園以来14年、調査員を引き連れ通い続けた驚愕の男がお送りする、全レストラン&全ショップの全身全霊のガイド。
  • TDLレストランぜんぶ食べたガイド 全土産店紹介付

    TDLレストランぜんぶ食べたガイド 全土産店紹介付

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻869円 (税込)
    ショー付きの豪華なレストランからポップコーン店まで、ディズニーランドの57軒の全レストラン・食物販売店のほぼ全メニューを自腹で食べまくって見えてきた真実。40店以上ある全ショップのすべての商品陳列棚をつぶさに観察して降りてきた叡智とは。東京ディズニーランドを20年間、調査員を率いて調べ続けた奇跡の男がお送りする、全レストラン&全ショップの渾身のガイド。
  • 東京の人(第1)

    東京の人

    小説・文芸
    -
    1~3巻759円 (税込)
    妻の敬子と別れ、慕いよるみね子にも背を向けて孤独の世界へ身を沈めていく島木俊三。青年医師・田部昭男との恋愛に走る敬子。一組の中年夫婦を軸に、愛ゆえに異常な一面を抱きつつそれぞれが孤独の中に生きている人びとを描く長編。月丘夢路、左幸子、滝沢修ら主演により映画化され話題を呼んだ。
  • 東京湾アクアライン十五・一キロの罠

    東京湾アクアライン十五・一キロの罠

    小説・文芸
    2.0
    1巻671円 (税込)
    都内で発見された男性の絞殺死体。傍らに残された「タクサンノヒトガシヌ」という遺書は、大量殺人計画の存在を告げていた。その頃、一本の脅迫電話がかかってくる。東京湾アクアラインを爆破されたくなければ、五億円を用意せよ、と。犯人たちは悪戯でないことを示すため、海底トンネル内に白煙を発生させた。それこそが、首都・東京を守り続ける十津川警部への宣戦布告だった。
  • 峠(上)

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻880~1,045円 (税込)
    幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る。
  • 峠―慶次郎縁側日記―

    峠―慶次郎縁側日記―

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    山深い碓氷峠で、思いがけず人を殺めた薬売りの若者。江戸に逃れ、別の人間になり変わって生きようとするが、過去を嗅ぎつけた者たちに狙われ、底知れぬ運命の変転に呑み込まれることに。一瞬の過ちで人生の「峠」を踏み外し、幸せから遠ざけられて捩れてゆく人間たちに、慶次郎の慈悲の心は届くのか――。晃之助、玄庵、佐七ら、お馴染みの面々の活躍も冴える、好評シリーズ第四弾。
  • 峠(上中下) 合本版

    峠(上中下) 合本版

    小説・文芸
    4.3
    1巻2,860円 (税込)
    幕末、雪深い越後長岡藩から一人の藩士が江戸に出府した。藩の持て余し者でもあったこの男、河井継之助は、いくつかの塾に学びながら、詩文、洋学など単なる知識を得るための勉学は一切せず、歴史や世界の動きなど、ものごとの原理を知ろうと努めるのであった。さらに、江戸の学問にあきたらなくなった河井は、備中松山の藩財政を立て直した山田方谷のもとへ留学するため旅に出る。 ※当電子版は『峠』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。
  • 藤村詩集(新潮文庫)

    藤村詩集(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻539円 (税込)
    〈まだあげ初めし前髪の/林檎のもとに見えしとき/前にさしたる花櫛の/花ある君と思ひけり(初恋)〉〈とほきわかれにたえかねて/このたかどのにのぼるかな(高楼)〉他に『千曲川旅情の歌』『椰子の実』等々、青春の日の抒情と詠嘆を、清新で香り高い調べにのせ、一読忘れがたい印象を残す近代浪漫詩の精華。本書をひもとくことは、在りし日の青春と邂逅することにほかならない。(解説・伊藤信吉)
  • 藤村のパリ

    藤村のパリ

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    姪との「不倫」に苦悩した島崎藤村は、逃げるようにしてフランスへ渡った。折しも勃発した第一次世界大戦に濃く色どられた約三年間のパリ生活で、藤村は何を観、何を聴き、どんな事態を体験したのか? 下宿の女主人との関係は? 河上肇や藤田嗣治ら、パリの日本人たちとの交友は? 人間への好奇心、その飽くなき情熱が生き生きと蘇えらせる、藤村の歩いたパリ。読売文学賞受賞。
  • 盗賊会社

    盗賊会社

    小説・文芸
    4.1
    1巻572円 (税込)
    私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」はじめ、斬新かつ奇抜なアイデアで、現代社会を鋭く、しかもユーモラスに風刺する36編のショートショートを収録。
  • 東大助手物語(新潮文庫)

    東大助手物語(新潮文庫)

    「きみのあの態度は何だ!」 15年間の大学生活、ウィーンへの私費留学……。出口のない生活から私を救い、東大助手に採用してくれた教授の一言から「いじめ」は始まった。「髭を剃ったらどうか?」私を助教授にするため、あれこれ画策してくれる「恩人」から数カ月に及ぶ罵声と執拗な攻撃を受けながら、大学とは、学界とはなんたるかを知るまでを描く壮絶な「アカデミズムの最底辺」体験記。
  • 東大なんか入らなきゃよかった(新潮文庫)

    東大なんか入らなきゃよかった(新潮文庫)

    東大卒業後に待ち受けていたのは、メガバンクでのつるし上げ、ブラックな官僚人生、市役所での壮絶ないじめ、終わらない大学院生活、地下街の警備員暮らし。華やかな未来とは程遠い現実に苛まれる卒業生を徹底ルポ。そんな東大入学を後悔する5人の姿から見えてきたものとは? 天才型・秀才型・要領型という「東大生の3タイプ」や学生の家庭環境など、知られざる東大の実態についても紹介する。
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

    冬虫夏草(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.4
    1巻693円 (税込)
    亡き友の家を守る物書き、綿貫征四郎。姿を消した忠犬ゴローを探すため、鈴鹿の山中へ旅に出た彼は、道道で印象深い邂逅を経験する。河童の少年。秋の花実。異郷から来た老女。天狗。お産で命を落とした若妻。荘厳な滝。赤竜の化身。宿を営むイワナの夫婦。人間と精たちとがともに暮らす清澄な山で、果たして再びゴローに会えるのか。『家守綺譚』の主人公による、ささやかで豊饒な冒険譚。
  • 東電OL症候群(シンドローム)

    東電OL症候群(シンドローム)

    女なら誰しもがもっているんじゃないかしら、そういう堕ちてみたいといった感情を――。『東電OL殺人事件』に自らを投影した女たちの肉声、赤裸に語られた事柄は胸が潰れるほどの真摯な性だった。「逆転有罪」で迷走を続ける法廷、新たに起きる事件。死してなお強い磁力を発するエリートOLの眼差しが、日本社会の闇までをも浮き彫りにする。もはや瞠目するしかない、渾身のルポ。
  • 逃亡(上)

    逃亡

    小説・文芸
    4.4
    1~2巻935~1,100円 (税込)
    1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた――。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった……。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。
  • 逃亡者

    逃亡者

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    25年前、空襲の混乱にまぎれて刑務所を脱走した男を追っている刑事と、刑事の訪問で逃亡者にまつわる戦時中の記憶を蘇らせる守衛。二人の対話を通して、戦争の残影を凝視した表題作。子供のころに怪我をさせた人物から借金を強要され、それまで見向きもしなかったリベートに手を出してしまう男が、苦い胸中を吐露した「カカオ・フィーズの味」など、単行本未収録の8編を収める。
  • 透明な迷宮

    透明な迷宮

    小説・文芸
    3.9
    1巻572円 (税込)
    深夜のブタペストで監禁された初対面の男女。見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。その意外な顛末は……。表題作「透明な迷宮」のほか、事故で恋人を失い、九死に一生を得た劇作家の奇妙な時間体験を描いた「Re:依田氏からの依頼」など、孤独な現代人の悲喜劇を官能的な筆致で結晶化した傑作短編集。
  • 遠い声、遠い部屋(新潮文庫)

    遠い声、遠い部屋(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    13歳の誕生日、ジョエルのもとに手紙が届く。母を亡くした彼を生き別れた父が引き取るという。父のいる南部の古い屋敷で待っていたのは、ミス・エイミーとその従兄弟のランドルフ。アイダベルという風変わりな少女とも親しくなるが、なぜか父は姿を現さず、屋敷では奇妙なことが続き……。早熟の天才・カポーティのデビュー長編にして幻想的魅力をまとう米文学の記念碑的作品を、村上春樹が新訳。
  • 遠すぎた輝き、今ここを照らす光

    遠すぎた輝き、今ここを照らす光

    小説・文芸
    4.2
    1巻715円 (税込)
    月刊誌記者として働く小坂井夏輝、31歳。取材先で中学の同級生・瀧光平と再会する。かつて周囲を見下していた瀧を夏輝は疎んじ、片や誰彼なく優しくする夏輝を瀧は偽善者と嫌っていた。だが次第に夏輝は瀧が抱える痛みを、瀧は夏輝の葛藤を知るようになる。過去を受け止め、前を向いて歩くために、二人はある行動に出る。逃げたくなる自分の背中をそっと押してくれる、優しい物語。
  • 時の名残り(新潮文庫)

    時の名残り(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻605円 (税込)
    作家として立つために夫・吉村昭とともに必死で小説を書き続けた若い頃。戦時中の青春。長崎、三陸、北海道、湯沢、日暮里、吉祥寺など、仕事以外には旅をしない夫の取材に連れ立った思い出の地と、移り住んだ土地。「戦艦武蔵」「星への旅」「海鳴」「流星雨」など、それぞれが生み出した作品の創作秘話。そして、故郷・福井への思い。昭和三年生れの著者が人生の軌跡を綴った珠玉の随筆五十三篇。(解説・松田哲夫)
  • 研ぎ師太吉(新潮文庫)

    研ぎ師太吉(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.6
    1巻649円 (税込)
    深川黒江町の長屋で、刃物の研ぎを生業とする太吉、ひとり者。ある夏の日、裏店にひとりの若い女が訪ねて来る。料理人だった父親の形見である出刃庖丁を、供養として研いでほしいという。快く引き受けた太吉に、かおりと名乗るその娘は、妙なことを口走る。「おとっつあんは、殺されたんです」――。一本の庖丁が暴いていく、切ない事件の真相とは。切れ味抜群の深川人情推理帖!(解説・末國善己)
  • 特命金融捜査官(新潮文庫)

    特命金融捜査官(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻825円 (税込)
    ひとりの男が失踪した。金融庁長官の特命を帯びた捜査官の伊地知耕介がマークしているベンチャー銀行の専務だった。銀行の急所を突く証拠と共に消えた金庫番を探し出し、伊地知は不正を暴くことができるのか。野望実現に驀進する会長の坂巻、銀行に巣くう闇の暴力組織。男たちは沖縄の離島へ飛ぶ……。金融界を熟知した著者が放つハードボイルド金融エンターテインメント! 『鬼忘島』改題。
  • 土佐くろしお鉄道殺人事件(新潮文庫)

    土佐くろしお鉄道殺人事件(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻737円 (税込)
    JR土讃線・土佐くろしお鉄道を、高知から宿毛(すくも)まで走る特急「あしずり九号」。その車内でコロナ担当大臣が毒殺された。この殺人を発端に、各地で事件が続発する。しかし、被害者に世直しを求める手紙を送る容疑者には常に確実なアリバイがあった。手紙と姿を見せない犯人との関連性は? 捜査を進めるほどに深まっていく謎に、十津川警部はどう立ち向かうのか。「地方鉄道」シリーズ、最後の事件。
  • 都市の遺言

    都市の遺言

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    深夜、同じ番号にかかった電話が、偶然全てつながった。複数での会話が可能なことに気づいた5人の若者は、以来「混線クラブ」と称し、声だけの交遊を続けてきた。そのメンバー、新野とみゆきが次々に死体で発見された時、残された3人は初めて顔を合わせ、事件の調査に乗り出した。そして新野の同性愛、みゆきの売春などの秘密を知るのだが……。孤絶した都会人の歪んだ病巣を描く。
  • 図書準備室(新潮文庫)

    図書準備室(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.4
    1巻506円 (税込)
    なぜ30歳を過ぎても、私は働かず母の金で酒を飲んでいるのか。それはあの目に出会ってしまったから。中学の古参教師に告白させた生涯の罪を、虚無的に冷笑しつつ、不敵な価値転倒を企てる野心的表題作。級友たちの生け贄として凄惨ないじめの標的にされた少年が、独自の「論理」を通じて生存の暗部に迫る、新潮新人賞受賞作「冷たい水の羊」を併録。気鋭の作家、鮮烈のデビュー作品集。
  • 特急「あさしお3号」殺人事件

    特急「あさしお3号」殺人事件

    小説・文芸
    3.0
    1巻484円 (税込)
    京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村敬をマークする。しかし、滝村にはアリバイがあった。「あさしお3号」より十四分前に城崎に到着した特急「北近畿5号」から降りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか? 表題作など三編。
  • トットの欠落帖(新潮文庫)

    トットの欠落帖(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.5
    1巻781円 (税込)
    何かひとつ自分だけの才能を見つけようとあらゆる事に努力し挑戦したトット。クラシック・バレー、犬の調教、オペラの演出、九官鳥の言葉の先生etc. そして、音楽学校を卒業したトットは、NHKのテレビ女優としてデビュー。ある日突然、予想もしない悲しいことに気がついた=欠落人間だ! しかし、トットの発想にはそれなりの訳があるのだ。いま、噂の魅惑の欠落ぶりを自ら正しく伝えます。(解説・久米宏)
  • トットひとり(新潮文庫)

    トットひとり(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻693円 (税込)
    「ザ・ベストテン」時代の舞台裏。毎日共に過ごした向田邦子、母と慕った沢村貞子、頼りになる兄貴の渥美清、「一回どう?」と誘った森繁久彌など、大好きな人たちとの交流。トモエ学園やパンダの研究、テレビ草創期、ニューヨーク留学、結婚未遂、ヌード写真などの思い出。そして友人たちを見送った今なお、ひとり活躍を続けるエンタテイナーが綴る珠玉の回想録。永六輔への弔辞を全文収録。
  • 海馬(トド)

    海馬(トド)

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    雪と流氷に閉ざされる羅臼の町で、トド撃ちに執念を燃やす老人と、町を捨て上京した娘との確執を描く表題作。浮気をした妻を刺した過去を背負い天然鰻漁でひっそりと暮らす男と、彼に寄り添おうと静かに情熱を傾ける女の物語「闇にひらめく」など全7編。動物を仲立ちに自然とともに生きる人びとを、動物の生態や習性の綿密な取材に基づいて、愛情をこめて描き出した動物小説集。
  • 隣のずこずこ(新潮文庫)

    隣のずこずこ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻693円 (税込)
    「村を壊します。あなたたちは丸呑みです。ごめんね」二足歩行の巨大な狸とともにやってきたあかりさんはそう告げた。村を焼き、村人を呑み込む〈権三郎狸〉の伝説は、古くからこの地に語り継がれている。あれはただの昔話ではなかったのか。中学3年生の住谷はじめは、戸惑いながらも抗おうとするが――。恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が絶賛した、日本ファンタジーノベル大賞2017受賞作!(解説・森見登美彦)
  • トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す

    小説・文芸
    4.0
    1巻649円 (税込)
    精神と肉体、芸術と生活の相対立する二つの力の間を彷徨しつつ、そのどちらにも完全に屈服することなく創作活動を続けていた初期のマンの代表作2編。憂鬱で思索型の一面と、優美で感性的な一面をもつ青年を主人公に、孤立ゆえの苦悩とそれに耐えつつ芸術性をたよりに生をささえてゆく姿を描いた「トニオ・クレーゲル」、死に魅惑されて没落する初老の芸術家の悲劇「ヴェニスに死す」。
  • とにかくうちに帰ります

    とにかくうちに帰ります

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい――。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六篇。
  • 殿様の通信簿(新潮文庫)

    殿様の通信簿(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻693円 (税込)
    史料「土芥寇讎記」――それは、元禄時代に大名の行状を秘かに探索した報告書だったのか。名君の誉れ高い水戸の黄門様は、じつは悪所通いをしていたと記され、あの赤穂事件の浅野内匠頭は、女色に耽るひきこもりで、事件前から家を滅ぼすと予言されていた。各種の史料も併用しながら、従来の評価を一変させる大名たちの生々しすぎる姿を史学界の俊秀が活写する歴史エッセイの傑作。
  • 賭博者

    賭博者

    小説・文芸
    3.9
    1巻693円 (税込)
    ドイツのある観光地に滞在する将軍家の家庭教師をしながら、ルーレットの魅力にとりつかれ身を滅ぼしてゆく青年を通して、ロシア人に特有な病的性格を浮彫りにする。ドストエフスキーは、本書に描かれたのとほぼ同一の体験をしており、己れ自身の体験に裏打ちされた叙述は、人間の深層心理を鋭く照射し、ドストエフスキーの全著作の中でも特異な位置を占める作品である。
  • 飛ぶ男(新潮文庫)

    飛ぶ男(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻649円 (税込)
    ある夏の朝。時速2、3キロで滑空する物体がいた。《飛ぶ男》の出現である。目撃者は3人。暴力団の男、男性不信の女、とある中学教師……。突如発射された2発の銃弾は、飛ぶ男と中学教師を強く結び付け、奇妙な部屋へと女を誘う。世界文学の最先端として存在し続けた作家が、最期に創造した不条理な世界とは。死後フロッピーディスクに遺されていた表題作のほか「さまざまな父」を収録。(解説・福岡伸一)
  • 杜甫ノート

    杜甫ノート

    小説・文芸
    -
    1巻572円 (税込)
    詩仙・李白と並んで名声を馳せた詩聖・杜甫の、窮乏と孤独と漂泊の生涯と、その代表的な詩編『九日』『月夜』『鼓角』『勝跡』『桜桃』『春雨』『倦夜』を選び、豊富な古今の文献をあげて、解説し鑑賞した完璧な研究書。ここには、現代人の憂愁をもののみごとに先取りした千年前の詩人の言葉が、昨日の歌のように息づいている。『杜甫小伝』『杜甫と飲酒』『杜甫について』を併録。
  • トム・ソーヤーの冒険

    トム・ソーヤーの冒険

    小説・文芸
    4.2
    1巻737円 (税込)
    ポリー伯母さんに塀塗りを言いつけられたわんぱく小僧のトム・ソーヤー。転んでもタダでは起きぬ彼のこと、いかにも意味ありげに塀を塗ってみせれば皆がぼくにもやらせてとやってきて、林檎も凧もせしめてしまう。ある夜親友のハックと墓場に忍び込んだら……殺人事件を目撃! さて彼らは──。時に社会に皮肉な視線を投げかけつつ、少年時代をいきいきと描く名作を名翻訳家が新訳。
  • 友達・棒になった男(新潮文庫)

    友達・棒になった男(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    平凡な男の部屋に闖入して来た9人の家族。善意に満ちた笑顔で隣人愛を唱え続ける彼らの真意とは? どす黒い笑いの中から他者との関係を暴き出す傑作「友達」〈改訂版〉(谷崎潤一郎賞受賞)。日常に潜む底知れぬ裂け目を三つの奇妙なエピソードで構成した「棒になった男」。激動の幕末を生きた人物の歴史的評価に新たな光を当てた「榎本武揚」。斬新な感性で“現代”を鋭く照射する、著者の代表的戯曲3編を収録。(解説・中野孝次)
  • 伴連れ

    伴連れ

    小説・文芸
    3.9
    1巻781円 (税込)
    高野が警察手帳を紛失したらしい。柴崎警部は頭を抱えた。彼女はその事実をあっさり認める。だが捜査を続けるうち、不祥事は全く別の貌を見せはじめた。少年犯罪、ストーカー、老夫婦宅への強盗事件。盗犯第二係・高野朋美巡査は柴崎の庇護のもと、坂元真紀署長らとぶつかりながら刑事として覚醒してゆく。迫真のリアリティ。心の奥底に潜むミステリ。警察小説の最高峰がここに。
  • 富山地方鉄道殺人事件(新潮文庫)

    富山地方鉄道殺人事件(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.3
    1巻649円 (税込)
    「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか? そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。好評「地方鉄道」シリーズ。
  • トヨタ物語(新潮文庫)

    トヨタ物語(新潮文庫)

    同じような部品や機械を使っても、できあがった自動車の性能はまったく違うものになる。その違いを生むのは生産方式だ。「ジャスト・イン・タイム」「かんばん方式」――トヨタ自動車は「トヨタ生産方式(TPS)」に則り優れた自動車を作り続けてきた。「日本人が作った車で生活が豊かになる」と夢見た三河の自動織機会社が世界のトヨタになるまで。TPSの最深部を描き切った巨編ノンフィクション。(解説・千住博)
  • とりあたま事変

    とりあたま事変

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    無頼派まんが家西原理恵子と、知の巨人にして前科者の佐藤優。この最凶コンビにかかれば、政治も経済も実に明快。高額納税企業の経営者を議員にしろ! 税金取る前に官僚の金銭感覚なんとかせい。東京五輪が来たら歌舞伎町は解散? 自由は有料、老若男女みな働け。外務省はちゃんと竹島守れ! 二人ならではの暴論=正論がてんこもり、過激コラム集。『週刊とりあたまニュース―最強コンビ結成!編―』改題。
  • とりあたまJAPAN

    とりあたまJAPAN

    小説・文芸
    4.3
    1巻814円 (税込)
    無敵の漫画家・サイバラと、知の怪人・佐藤優の二人が、日本人に送る過激なエール! 国際社会になめられないよう、ひたすら復興を目指せ。スマホは知的活動の障害になるかも。嫌韓の原因は弱日か? フェイスブックは人間のマルチ商法。北方領土に尖閣、竹島……領土問題はヤクザのシマ取りに学ぶべし! 読むと世間がよくわかる、「週刊新潮」連載の爆笑マンガ&本音コラム全65本。
  • とりあたま帝国

    とりあたま帝国

    小説・文芸
    3.0
    1巻869円 (税込)
    熟年交際発覚で私生活も絶好調のマンガ家西原理恵子と、ベストセラー作家にして前科者の佐藤優。最凶コンビが震災後の混迷する社会に物申す! サイバラの放送禁止用語発言による番組降板騒動。アベノミクスって何なの? 原発がOKで生レバー禁止の理不尽。キラキラネームの責任は誰にある。いじめや体罰を真剣に考える。過激な正論に思わず納得!? 「週刊新潮」の人気コラム集。
  • トリツカレ男(新潮文庫)

    トリツカレ男(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻572円 (税込)
    ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミetc. そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。無口な少女の名は「ペチカ」。悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが……。まぶしくピュアなラブストーリー。
  • 鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

    鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    「土地の名まえ」の背景には、いつも物語がある。そこに暮らす、人々の息遣いがある。峠や湖川など、地形に結びついた名まえ。植物や動物に由来する地名。街道や国境など、人の営みをめぐる地名。音やまなざしから付けられた名まえ。消えた地名、新たに生まれた地名……。空を行き交う鳥や風のように伸びやかに、旅した土地の名まえから喚起される思いを綴る、二作の葉篇随筆を合本した文庫版。(解説・吉田篤弘)
  • トリニティ(新潮文庫)

    トリニティ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    仕事、結婚、男、子ども……私はすべて手に入れたい。欲張りだと謗られても――。1960年代、出版社で出会った三人の女。ライターの登紀子は、時代を牽引する雑誌で活躍。イラストレーターの妙子は、才能を見出され若くして売れっ子に。そして編集雑務の鈴子は、結婚を機に専業主婦となる。変わりゆく時代の中で、彼女たちが得たもの、失ったもの、そして未来につなぐものとは。渾身の長編小説。(解説・梯久美子)
  • 鳥の影

    鳥の影

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    平穏な日常生活にふとよぎる狂気の影……。大企業の課長代理、テレビ・ディレクター、大学教師など、失われた青春の癒しがたい傷を抱きつつ、現代の第一線で活動する知識人たちが、あることをきっかけとして突如、情念の押えがたい噴出に襲われる。狂気の世界へとつき進んでいく彼等のありさまを通して、捉えどころのない現代の生に、鮮明な光をあてようとする意欲的連作小説集。
  • とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)

    とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻781円 (税込)
    蔦屋重三郎の店「耕書堂」に集う男たち。のちに十返舎一九に曲亭馬琴、東洲斎写楽、葛飾北斎となる彼らだが、今はまだ才能の開花を待つ、何者でもない若者たちだった。金はないけど、夢はある。元気もある。お上ににらまれているけれど怖いものなし! だが、偶然発見した「死体」から一波乱が巻き起こる。創作者たちの熱い魂が胸をすく痛快青春出版物語。『とんちき 耕書堂青春譜』改題。(解説・細谷正充)
  • ドイル傑作集 冒険編

    ドイル傑作集

    小説・文芸
    -
    1~7巻220~605円 (税込)
    コナン・ドイルはホームズシリーズの数倍にもおよぶ作品をのこしている。ここには、冒険をテーマにした短編を収録した。エジプト山岳地帯での実に滑稽な冒険談「ヒラリ・ジョイス中尉の初陣」、山奥の孤独な放浪者を驚惑させたひとつの不条理な人生図「ガスタ山の医師」、ジプシー部落での武勇伝「借りものの情景」、荒海の冒険「アーケーンジェルから来た男」、世紀の発明をめぐる皮肉な結末「ブラウン・ペリコード発動機」、著者の若いころの感傷的な作品「開かずの部屋」の6編。
  • ドイル傑作集 失なわれた世界

    ドイル傑作集 失なわれた世界

    ガゼット新聞記者マローンは愛人の理想の男性たらんとして、奇人チャレンジャ教授一行の南米探検隊に加わってアマゾン河上流の秘境に分け入る。同勢四人、未踏の森林地帯に入ればそこはダンテの地獄篇さながら、有史以前の怪獣奇獣たちが風を巻き起して人間どもに襲いかかってくる――ドイルの科学小説中の傑作である。
  • 道元の冒険

    道元の冒険

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    お互いの夢の中の存在である禁欲の仏教者道元と現代の色情狂患者。夢の二重構造をみごとに劇化しつつ、日本の精神風土を痛烈に笑いとばした表題作。人間に頼るよりも自由気ままに生きようと放浪する野良猫たちが、自分たちの楽園を築くまでとその行きつくさきを描く『十一ぴきのネコ』――ことばのもつ生命力を十二分に駆使して、日本語に新しい響きを甦らせた抱腹絶倒の喜劇2編。
  • どうしてもコメの話

    どうしてもコメの話

    ビジネス・実用
    -
    1巻594円 (税込)
    日本のコメが危ない。押し寄せる関税化・自由化の波に、現実になった大凶作、緊急輸入――。いまこそ日本のコメや農村の重要性を認識し、地球に優しい水田を守っていくときである。一粒のコメをつぶさに見つめ、児孫のために美田を残す道を探る。コメをめぐるあらゆる迷信を覆し、日本の進むべき新たな指針を示す。
  • 同時代ゲーム

    同時代ゲーム

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    海に向って追放された武士の集団が、川を遡って、四国の山奥に《村=国=家=小宇宙》を創建し、長い〈自由時代〉のあと、大日本帝国と全面戦争に突入した!? 壊す人、アポ爺、ペリ爺、オシコメ、シリメ、「木から降りん人」等々、奇体な人物を操り出しながら、父=神主の息子〈僕〉が双生児の妹に向けて語る、一族の神話と歴史。得意な作家的想像力が構築した、現代文学の収穫1000枚。
  • 童子の輪舞曲―僕僕先生―

    童子の輪舞曲―僕僕先生―

    小説・文芸
    3.7
    1巻572円 (税込)
    道士・司馬承禎と暮らす那那と這這の大活躍。変幻自在な旅のお供・第狸奴(だいりど)の生態。劉欣の苦悩と、秘められた優しさ。シリーズ第七弾は、僕僕ワールドのキャラクター総登場の豪華短編集! そして、最後に明かされるのは、美少女仙人・僕僕の秘密。ふと気づけば、先生によく似た女性と結婚していたが、彼女は老衰で死にかけていて……。謎が謎を呼ぶ、魅惑のファンタジー六編。
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

    同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.2
    1巻649円 (税込)
    喜びも悲しみも、分かち合っていけたら――。1927年、関東大震災で妹を亡くした八重は妹の婚約者竹井と結婚し、同潤会アパートへ。最新式の住宅にも、自分同様に無口な夫にも戸惑う八重だったが、ある日、妹が竹井に送った手紙を見つけ……。時代の激流に翻弄されながらも、心通わせる相手と出会い家族をつくり、支え合って生きた四世代、70年の歴史。あたたかな気持ちで満たされる家族小説。(解説・北上次郎)
  • どうすれば「人」を創れるか―アンドロイドになった私―

    どうすれば「人」を創れるか―アンドロイドになった私―

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻671円 (税込)
    あなたは人間ですか――。日本が誇るロボット研究の第一人者が挑むのは、限りなく人間に近いアンドロイド、自分そっくりの「ジェミノイド」づくりだ。人は鏡と写真のどちらを自分の顔と認識する? ジェミノイドを不気味に感じる境界線は? 人間を“最小限”にデザインすると? ジェミノイドの経年劣化はモデルの自分を修復(整形)? 製作前後の徹底分析で浮かぶ、人間の本質とは。
  • どうせ、あちらへは手ぶらで行く

    どうせ、あちらへは手ぶらで行く

    小説・文芸
    4.3
    1巻407円 (税込)
    「五月十六日 『楽しく楽に』を最優先。不快、厄介、後廻し。楽々鈍で、どんどん楽」──作家が手帳に記していた晩年の日録には、自身の老いを自覚し、見つめながら、限られた人生を最期まで豊かにしようとする姿があった。執筆への意気込み、友との交遊の楽しさ、家族への愛情、そして妻を亡くした悲しみなど、作家が世を去る三ヶ月前まで、九年間にわたって綴っていた感動の記録。
  • 道頓堀川

    道頓堀川

    小説・文芸
    3.9
    1巻737円 (税込)
    両親を亡くした大学生の邦彦は、生活の糧を求めて道頓堀の喫茶店に住み込んだ。邦彦に優しい目を向ける店主の武内は、かつて玉突きに命をかけ、妻に去られた無頼の過去をもっていた。――夜は華やかなネオンの光に染まり、昼は街の汚濁を川面に浮かべて流れる道頓堀川。その歓楽の街に生きる男と女たちの人情の機微、秘めた情熱と屈折した思いを、青年の真率な視線でとらえた秀作。
  • 動物たちのまーまー(新潮文庫)

    動物たちのまーまー(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    耳を澄ませ。何かが聞こえる――。テノリネコが膨らむ音が。徘徊するネコビトたちの呟きが。貝殻プールのラッコの水音が。盗んだトウモロコシをゆでる熊のご機嫌な鼻歌が。そして、吸血鬼(バンパイア)の奏でる陽気なラグタイムピアノが……。混沌と不条理の中に、世界の裏側へと読者を誘う魅惑的な企みが潜む。デビュー作『レプリカたちの夜』で大ブレイクした鬼才による、異彩を放つ傑作オリジナル短篇集。(解説・杉江松恋)
  • どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

    どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか(新潮文庫)

    人は必ず死ぬ。その事実から逆算すれば、悩みはもっと軽くなる。お金とは→義理と金は誰かのために使ってこそ。結婚とは→相手とちゃんと言葉で褒め合うこと。運とは→人との縁がもたらすもの。人生とは→大きな目的を持つのは危険。仕事とは→人生の本業ではなく暇つぶし。命とは→生に執着するほど死が怖くなる。下ネタやダジャレの中にきらめく真理、才人ふたりが考える「人生の作法」。
  • 読書と人生

    読書と人生

    小説・文芸
    4.0
    1巻275円 (税込)
    近代日本の歴史哲学の草分け・三木清は、ヨーロッパ・ニヒリズムの思想的意味に目覚め、次第に激化しつつあった日本ファシズムに抗し、無法な拘禁の下に獄死した――。本書は、その著者の生き方、思索の足跡を偲ばせると共に、ある時は青春を、ある時は読書遍歴を、またある時は哲学の手引きを、真摯な筆致で読者に親しく語りかける。若い人々への読書案内として、必読の名著。
  • ドクダミと桜(新潮文庫)

    ドクダミと桜(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.0
    1巻825円 (税込)
    三津谷咲良、結婚4年目の34歳。成功しない不妊治療に焦燥を感じ、大学講師の夫とは微妙な関係に。徳永多実、咲良の小学生時代の親友。恵まれた家庭に育った優等生の咲良と異なり、高校を1年で中退、パートで働くシングルマザー。二人が19年ぶりに再会し、止まっていた刻(とき)が再び動き始めたら――生まれも育ちも、そして住む世界も違う二人の女性の友情と葛藤と再生を描く、感動の書下ろし。(解説・大矢博子)
  • どくとるマンボウ航海記

    どくとるマンボウ航海記

    小説・文芸
    3.9
    1巻572円 (税込)
    水産庁の漁業調査船に船医として乗りこみ、5カ月間、世界を回遊した作者の興味あふれる航海記。航海生活、寄港したアジア、アフリカ、ヨーロッパ各地の生活と風景、成功談と失敗談などを、独特の軽妙なユーモアと卓抜な文明批評を織りこんで描く型破りの旅行記である。のびやかなスタイルと奔放な精神とで、笑いさざめく航跡のなかに、青春の純潔を浮彫りにしたさわやかな作品。
  • どくとるマンボウ昆虫記

    どくとるマンボウ昆虫記

    小説・文芸
    4.0
    1巻572円 (税込)
    虫に関する思い出や伝説や空想を自然の観察を織りまぜて語り、美醜さまざまの虫と人間が同居する地球の豊かさを味わえるエッセイ。
  • どくとるマンボウ青春記

    どくとるマンボウ青春記

    小説・文芸
    4.0
    1巻781円 (税込)
    18歳のマンボウ氏は、バンカラとカンゲキの旧制高校生活で何を考えたか――。個性的な教師たちと大胆不敵な生徒たちが生み出す、独特の熱気と喧騒に身をまかせながら、ひそかに文学への夢を紡いでいったかけがえのない日々は、時を経てなお輝き続ける。爆笑を呼ぶユーモア、心にしみいる抒情、当時の日記や詩も公開、若き日のマンボウ氏がいっぱいにつまった、永遠の青春の記録。
  • 毒母ですが、なにか(新潮文庫)

    毒母ですが、なにか(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.1
    1巻737円 (税込)
    16歳で両親が事故死し孤児となったりつ子は、絶縁状態だった父の生家・財閥の玉垣家に引き取られる。贅沢な生活を送りながらも常に〈よそ者〉でしかない孤独感を紛らわすかのように勉強に励み、東大に合格。卒業後は名家の御曹司と結婚し、双子を出産する。すべてを手に入れたりつ子が次に欲したのは、子どもたちの成功だった――。永遠にわかりあえない母娘を克明に描き出す圧巻の長編!(解説・斎藤環)

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