無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年02月05日
剣道で何回打ち込んでも軽く否され、鮮やかな一本を返される、そんな心境だ。この本を読んだのが3回目か4回目、正確には何度目か覚えていない。いつも、ドフトエスキーが新婚旅行で癲癇を起こしながら借金に追われて博打に狂う場面で「そうだそうだ、こんな酷い無茶苦茶な奴だったんだドフトエスキーは」と前に読んだこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月29日
狷介極まりない批評家と対峙すると、読者も鎧を着てしまうものだ。そんな先入観の中、ドストエフスキイというこれも一筋縄ではいかないロシアの文豪の歴史を紐解いた当該作品は、より本質を掴もうとする批評家、小林秀雄の姿勢が感じられ感銘を受けた。ドストエフスキイの作品は2〜3作読みもしたが、このような評伝に接っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月17日
小林秀雄 「 ドストエフスキイの生活 」 人物評価的な略伝のカテゴリーに入ると思う
著者のドストエフスキー像は逆説的な表現が多い
*人間は作品の原因なのでない〜むしろ、人間は作品の結果なのである
*事件は彼にふりかかったのでなく、彼の運命が事件を希望したのである
キーワードは、生活、病者の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。