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あなたは人間ですか――。日本が誇るロボット研究の第一人者が挑むのは、限りなく人間に近いアンドロイド、自分そっくりの「ジェミノイド」づくりだ。人は鏡と写真のどちらを自分の顔と認識する? ジェミノイドを不気味に感じる境界線は? 人間を“最小限”にデザインすると? ジェミノイドの経年劣化はモデルの自分を修復(整形)? 製作前後の徹底分析で浮かぶ、人間の本質とは。
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Posted by ブクログ
先日、マツコ~が出てる深夜番組に、石黒氏が出ているところをたまたま見かけ、以前本買ってたな、と思い出し、読む。 かなり変人?先生のようで。しかし工学的視点で常に対象となるロボットに向き合い、フィードバックを受けながら改良していく様子がおもしろい。女性ロボを作ろうという発想と行動力が素晴らしい。妄...続きを読む想はするが実行はしなかったりするのが多方だろう。心理学も含めた今後の研究にも興味があるが、先生の日常での行動にも興味が出てきた。本書内では見かけの老化に対抗するため、まず痩せると考え、すぐに腹筋と食事量制限を始めたところが秀逸。ロボット研究ではなく人間研究である、と主張するところも何となく把握できる。 続書も予定とのことなので楽しみである。
友人からのオススメで購入。その前にテレビで見かけていて「ああ、この人があの」という認知でした。製作の動機、試行錯誤と完成、行ったこと、進化と展望などをまとめて読めました。アンドロイドを製作を通して浮き彫りになっていく著者や関係者の心理・思考。とても興味深く、読み始めたら一気に最後まで。 何の練習もな...続きを読むく、いきなり本番からはじまって、どうにかこうにかやっていくのが人との会話。「アンドロイドで練習してから人間との接触を」 そんな時代が来るかもしれない、と夢想しています。
すんごいおもしろくて一気に読んでしまった。人体そのままを再現するのではなく、人が人を認識するための最少要素を抽出して「人」を再発明する試みという感じ。 見かけは全然違うけど「弱いロボット」とも似たことを考えておられるのかなと思いました。意外だけど、納得。
アンドロイドを通して、人間とは何かを考えてしまう。今後益々、人間とは区別つかないアンドロイドが生まれて、生活することになるだろう。きっと、アンドロイド(ロボット)と人間のすみわけが議論になるだろう。その点でみても、石黒さんの考察は参考になる。石黒さんの最新刊も読んでみたい。
<目次> プロローグ 第1章 日常活動型からアンドロイドへ 第2章 遠隔操作型アンドロイドを創る 第3章 サロゲートの世界 第4章 アンドロイドになる 第5章 ジェミノイドに適応する 第6章 ジェミノイドに恋をする 第7章 実体化するもう一人の自分 第8章 人を超える...続きを読むアンドロイド 第9章 人間がアンドロイドに近づく 第10章 持ち運べるジェミノイド 第11章 人間のミニマルデザイン「テレノイド」 第12章 存在感を持つミニマルなメディア「ハグビー」 <内容> ロボット工学の第一人者。しかし、「アシモ」などの二足歩行型よりも見た目に人間に似せた「アンドロイド」にこだわっている。この本で著者は、「知りたいのは「人間とは何か」「自分とは何か」だ」と言っている。なぜそんなことがロボットからわかるかが、この本の骨子だと思う。 したがって、なかなか意味深な言葉が出てくる。たとえば、「自分のことは自分が一番知らない」「鏡に映る顔は自分の顔ではない(鏡像なので、左右反対の顔を見ている)」「見かけのアイデンティティ(アンドロイドを自分に似せて作るとして、何歳の顔が一番自分なのか)」など。 したがって、この本はロボットについて興味を持つ人よりも、心理学に興味を持つ人が読むべきものであろう。心理学的な統計的解析は一切されていないが、そうしたものよりも真実に近い分析がされているかもしれない…
関西万博に出展のパビリオンに行く前に読んでみた。そもそも、学者が何のために特定の人に似せたアンドロイドを製作するのかに興味があった。他の人が興味を持つと言うことだけなら、民間の会社が作れば良い。本書にて、人とは何かという探究であることがわかった。特定の人に似せたロボットだけでなく、テレノイドやハグビ...続きを読むーでの実験である。そこでは、ヒトは他の動物と同様に子孫を存続するために備わった本能のようなものに行きつくようにも感じた。2025.6.16
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