寮美千子の作品一覧

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作品一覧

2024/01/29更新

ユーザーレビュー

  • 名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    奈良少年刑務所詩集第二弾
    ここにあるのは封じ込めていた愛への渇望。
    ☆愛を欲しい自分 愛を与えたい自分に 気がついたから これからは 「与えてもらえる人になるため 人に与えていきたい」って思う
    ☆刑務所の監房の扉の内側にはドアノブがありません。自分で扉を開けるということが一切ないからです。
    ☆詩の力...続きを読む
  • 名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    圧倒的に苦しい
    これを読むことが彼らを救うことに、なるのかは分からない。彼らの向こうには彼らの犯したことによる被害者もいる。

    でも彼らの絞り出した言葉を誰かれが読んで受け止める意味はあると思う
    胸が締め付けられるけど、目を逸らしちゃいけないような、そんな本
  • 名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    心に鎧をまとった青少年の詩を読んで、彼らが特別な存在ではないと感じた。私も彼らと一緒。彼らは私と一緒。
    人とのつながり、愛を求めている。ただそれだけなのだ。

    人は、本音を吐いてくれると心の距離が縮まったと感じる。人が本音を吐くには相手が安心できる相手かどうか見定めなければならない。心を閉ざしている...続きを読む
  • 名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    奈良少年刑務所の社会性涵養プログラムの中で紡がれた、少年たちの詩集。

    言葉として表現されたものの向こう側にある情景を想像して、胸が締め付けられます。

    罪を犯すことのない人生を、彼らが選べていたのなら。

    少年たちの置かれていた過酷な現実が詩の向こう側に浮かび、言葉にならない悲しみを感じます。
  • 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    自分の将来の夢を明確にしてくれた本。
    号泣。自分と重なる所もあって共感したり、自分でも気づいたなかった自分の気持ちが少しわかった気がする。
    本来救われる立場の人間が犯罪者になるこの世の中に嫌悪感。誰もが幸せな世界になればいいのに

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