原卓也の作品一覧

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作品一覧

2022/12/28更新

ユーザーレビュー

  • クロイツェル・ソナタ 悪魔
    教育の現場において「政治」「宗教」「性」はどれもいまだにタブーだ。中でも「性」は語りにくい。古文の授業で、恋愛の場面を十代の人に詳しく説明するのはやはり憚られる。しかし、芸術や文学において、それは、避けて通れないどころか、むしろ主題とも言うべきものだ。そしてそれが人間にとって普遍的根元的である以上、...続きを読む
  • カラマーゾフの兄弟(下)
    神とは、善と悪、罪への向き合い方、人を赦すこと、愛とは何か、そして家族や友人、恋人との関係などの本質が描かれています。
    こんなに長い小説を読むのは初めてで、読み終わるまで2ヶ月くらいかかりました!
    アリョーシャが好きです。
  • カラマーゾフの兄弟(上)
    私は北海道出身なのだが(アイヌでない)、そもそも北海道は神によって作られた日本の一部なのか、という疑問があった。この作品も、神はいるのか、いないのか、この神なのか、あの神なのか、という堂々巡りが続くものの、なんだか全員が絶望的な終わりを迎えるように記憶している(アリョーシャでさえ、書かれなかった続編...続きを読む
  • カラマーゾフの兄弟(下)
    ついに読み切ることができました!読みたいなと思いつつもなかなか手が出ていなかったけれども、読めて良かった。充実した読書時間を過ごせたし、ドストエフスキーの他の作品も読んでみたくなった。私の読書の世界が広がりそうな予感がして嬉しい。

    下巻では、庶民や大地を肯定するところが印象的だった。ノブレスオブリ...続きを読む
  • カラマーゾフの兄弟(上)
    やっと読み始めることができたのも束の間、なかなか読み進められない日々が続いたが、段々登場人物一人ひとりが魅力的に思え、読み進められた。

    特に印象的だったのは、誇りや卑劣かどうかを重視していること。これは中巻・下巻にも繋がる一つのポイントなのだと思う。誠実でありたいという登場人物たちの思いがこういっ...続きを読む

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