作品一覧

  • カラマーゾフの兄弟(上)

    カラマーゾフの兄弟

    小説・文芸

    4.2
    1~3巻1,045~1,155円 (税込)
    物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

    クロイツェル・ソナタ 悪魔

    小説・文芸

    4.2
    1巻605円 (税込)
    嫉妬のため妻を殺した男の告白を通して、惨劇の理由を迫真の筆に描き、性問題に対する社会の堕落を痛烈に批判した『クロイツェル・ソナタ』、実在の事件に自身の過去の苦い経験を交えて懺悔の気持をこめて書いた『悪魔』。性的欲望こそ人間生活のさまざまな悪や不幸、悲劇の源であるとして、性に関するきわめてストイックな考えと絶対的な純潔の理想とを披瀝した中編2作。
  • 幼年時代

    幼年時代

    小説・文芸

    4.0
    1巻330円 (税込)
    10歳になったわたしは、父の領地で何不自由のない生活をしていたが、勉強のために、兄と一緒にモスクワで暮すことになった。最後の狩、母との別れ、都会での貴族的な生活、そして母の死――。みずみずしさ、屈託のなさ、愛への渇望、純粋な信仰心に満ちた、人生における最も美しい時代を描きながら、のちのトルストイ文学の特質をあますところなく備えもつ、自伝的処女中編である。
  • 賭博者

    賭博者

    小説・文芸

    3.9
    1巻693円 (税込)
    ドイツのある観光地に滞在する将軍家の家庭教師をしながら、ルーレットの魅力にとりつかれ身を滅ぼしてゆく青年を通して、ロシア人に特有な病的性格を浮彫りにする。ドストエフスキーは、本書に描かれたのとほぼ同一の体験をしており、己れ自身の体験に裏打ちされた叙述は、人間の深層心理を鋭く照射し、ドストエフスキーの全著作の中でも特異な位置を占める作品である。
  • 人生論

    人生論

    小説・文芸

    3.9
    1巻649円 (税込)
    いっさいの自己愛を捨て、理性的意識に生きることによってのみ、人間は真の幸福を獲得することができる――人間いかに生きるべきか? 現世において人間をみちびく真理とは何か? 永年にわたる苦悩と煩悶のすえ、トルストイ自身のこの永遠の問いは、本書にみごとに結実した。誤ることのない鋭い観察力と、愛の直感と心の目で綴った、人生についての内面的、哲学的な考察。
  • 狩場の悲劇

    狩場の悲劇

    小説・文芸

    3.2
    1巻1,100円 (税込)
    「五月の朝に詩的な《赤いワンピースの娘》に出会って以来、おびただしい数の犠牲者が、人生の暗い波間に、永久に姿を消し去った」……モスクワの新聞社へ持ち込まれた、ある殺人事件をめぐる小説原稿。そのテクストの裏に隠された「おそろしい秘密」、そして読み終えてなお残り続ける「もう一つの謎」とは何か? 近代ロシア文学を代表する作家が若き日に書いた唯一の長篇小説にして、世界ミステリ史上に残る大トリックを駆使した恋愛心理物語の古典。巻末に、江戸川乱歩による評論を収録。 江戸川乱歩――「チェーホフともあろう作家の、こういう作品を知らなかったのだから、われわれの全く気づかない面白い探偵小説が、まだどれほど残っているかと思うと楽しくなる。……探偵小説のトリックの歴史から考えても、相当大きな意味を持つ」。 解説・佐々木敦
  • カラマーゾフの兄弟(上中下)合本版(新潮文庫)

    カラマーゾフの兄弟(上中下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    -
    1巻3,300円 (税込)
    物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。 ※当電子版は新潮文庫版『カラマーゾフの兄弟』上中下巻をまとめた合本版です。
  • チェーホフ四大戯曲(分冊版) 桜の園

    チェーホフ四大戯曲(分冊版)

    ビジネス・実用

    -
    1~4巻440~550円 (税込)
    南ロシアの地主であるラネーフスカヤ夫人は夫と死別後、愛人とパリで暮らしていたが、愛人に裏切られ、経済的にもいきづまって、古い領地に帰ってくる。だが、その領地も抵当に入っており、破産は目前……美しい「桜の園」を舞台に、旧地主・貴族階級の没落とそれに取ってかわる新興ブルジョワジーの台頭を描く。チェーホフ四大戯曲の中でももっとも完璧な作品としてしばしば上演される名作。2004年はチェーホフ没後100年にもあたる。
  • 犬を連れた奥さん

    犬を連れた奥さん

    小説・文芸

    -
    1巻550円 (税込)
    サハリン旅行後メリホヴォ村に落ち着いたチェーホフは、「六号室」にはじまる円熟期の多くの傑作を書いた。本巻に収めた「箱に入った男」「すぐり」「恋について」の連作を含む5編はこの時期の最後のもの(1898年、作者38歳)。肺を病んだ作者は翌年、クリミヤ半島のヤルタに転地、「可愛い女」「犬を連れた奥さん」の晩年の傑作はここで生まれた。

ユーザーレビュー

  • カラマーゾフの兄弟(下)

    Posted by ブクログ

    「カラーマゾフの兄弟」を締めくくるクライマックスの巻。
    いよいよ父殺しの容疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。
    イワン、アリョーシャの供述、心の動き。
    裁判の進展は、いよいよ読み進めるのが止まらなくなる。
    何度読んでも読みごたえがある名作中の名作。

    0
    2026年09月10日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの大作、「カラマーゾフの兄弟」の中編。

    前半は、ゾシマ長老が亡くなることに関する物語が書かれ、後半は、父フョードルが殺され、ドミートリィが尋問され、容疑者として連行されることが書かれる。

    前半の内容も圧倒されるが、後半になるにつれ、読むのが止まらなくなる。ドミートリィの言葉一つ一つが、次は何を話すのかと惹きこまれる。
    何度読んでもおもしろい。

    0
    2026年09月02日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終えてから感想を書くまで間をあけすぎて細かいところを忘れてしまったが、珍しく最初から最後まで一日で読み終える面白さだった。
    特に、ドミートリイが金を工面するために最後の頼みの綱としてホフラコワ夫人にお願いするのだが、夫人はひたすらあなたには鉱山しかないわ!金鉱をたくさん見つけて儲けて、実業家になるしかないわ!と、鉱山をゴリ押ししていて面白かった。


    第五編・プロとコントラ(続)
    イワンにチェルマーシニャへ行けという意味深なスメルジャコフの警告。ドミートリイに合図を教えてしまったと告白。手筈は整った。

    第六編・ロシアの修行僧
    ゾシマ長老の生い立ちから、今に至るまでの流れ。
    アレクセイ・カ

    0
    2026年09月01日
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

    Posted by ブクログ

    個人的には《悪魔》の方が印象に残りました。倫理や理想論では人は生きていけないのです。苦しいですね。。

    0
    2026年08月27日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの作品の中で、「罪と罰」の次に読み、圧倒的な奥深さを感じた名作中の名作。

    アリョーシャが物語の主人公ということだが、それ以外にも、父や3人兄弟など、カラマーゾフ家のそれぞれの個性が大変強く、読むたびに、新たに印象深い言葉やフレーズが出てくる。

    また、読み返すごとに、父や兄弟それぞれの視点にたって、読む楽しみがある。

    話題の「大審問官」の部分も、この書に含まれる。

    0
    2026年08月20日

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