カラマーゾフの兄弟(下)
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カラマーゾフの兄弟(下)

1,155円 (税込)

5pt

父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに結末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。

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カラマーゾフの兄弟 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • カラマーゾフの兄弟(上)
    1,100円 (税込)
    物欲の権化のような父フョードル・カラマーゾフの血を、それぞれ相異なりながらも色濃く引いた三人の兄弟。放蕩無頼な情熱漢ドミートリイ、冷徹な知性人イワン、敬虔な修道者で物語の主人公であるアリョーシャ。そして、フョードルの私生児と噂されるスメルジャコフ。これらの人物の交錯が作り出す愛憎の地獄図絵の中に、神と人間という根本問題を据え置いた世界文学屈指の名作。
  • カラマーゾフの兄弟(中)
    1,045円 (税込)
    19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。
  • カラマーゾフの兄弟(下)
    1,155円 (税込)
    父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに結末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。

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カラマーゾフの兄弟(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いや凄かった。ありとあらゆるテーマ、人間社会の問題や物語のベースとなるものが詰まっている。
    児童虐待、身内殺し、階層社会、宗教の限界を描きつつ物語は最後の法廷劇でクライマックスを迎える。
    正直、父親殺しの話、くらいの知識しかなく読み始めたので、最後までどうなるか分からずハラハラドキドキしながら読みま

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    現代の小説で語られる問題提起の原型がここに全て大集結してるな、という感じがする、とんでもない小説だった。

    昨日の夜、読み終わった直後は、気持ちを全くまとめられる気がしなくて、一晩寝かせた(笑)
    一日経った今、感想を綴りたい!!

    まずびっくりなのは、こんだけ長いのにここまでは実は第1部だったようで

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    長い長い旅でしたね。3ヶ月くらいかかったかな?
    価値観に強い影響を与えられたと言わざるを得ない。
    子供の教育については色々考えちゃうんですけど、アリョーシャに語られるってのが非常に心に響きますね。それがやっぱドストエフスキーのすごいところですわ。
    あ感想書く。
    下巻は主にミーチャの尊属殺人についての

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    100/10
    パンを選ぶか?愛を選ぶか?神を選ぶか?
    人間の本質、愛、憎しみ、信仰、無神論、正義、理性。様々な神や人間への問いかけが、この物語に交差している。登場人物それぞれが、思想も違えば、愛した方も違う、生き方ももちろん違う。そんな多様な人間劇が「カラマーゾフの兄弟」内で行われる。有象無象の映画

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    やっと読み終わった… たぶん亀山訳の方が読みやすいんじゃないかと思うけど、内容的に、どこに向かっているのかわからなくなりがちだったり、人物が一筋縄ではいかない、常に信用できそうなのはアリョーシャだけど、他の人は性格がつかみにくく、少なくともたいていの人が読み慣れている"小説"での

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    何か罪を犯すということは、(たとえだれかに罰せられなくとも)自分で自分を罰してしまう、ほんとうに苦しい( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
    罪を犯して罪悪感で死ぬほど苦しむという夢を,この本を読んだ後は何回も見るようになった(i_i)

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    学生の頃に途中で諦めてしまったが、社会人になってから再度読み直した。

    学生の頃は理屈家だったので、大審問官の章が説明になっていないじゃないかとイライラしてたんだけど…

    社会人になった今、
    ・この世は愛している/愛していないの二元論では無く、不完全な愛というものが存在すること
    ・理性では人間の倫理

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフとともに育ちました。
    高校生の頃は20歳のアリョーシャを随分大人に思っていましたが、気がついたらとうに年上になってます…
    私の棺に入れてほしいくらいの愛読書です!

    この本が書かれた19世紀末の混沌とした時代と、同じくらい現代も混沌としていますが、
    読むたびに、神の存在を信じよう、信じた

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    人類史上最高文学と称される「カラマーゾフの兄弟」

    高野史緒さんの「カラマーゾフの妹」を先日読み、原作であるこちらももう一度読もうと思い飛ばしながら読んでいった。

    実際にしっかりと読破したのは時間を持て余していた3年位前のコロナ禍の時。俗に言われる「カラマーゾフを読んだ側の人間」に40歳を越えてや

    0
    2024年07月18日

    Posted by ブクログ

    暴力的なまでに、
    人間という存在の葛藤を暴いている!

    人間は、神と愛を信じる良心的な存在なのか。
    それとも、神は不在であり、我々はエゴイスティックな生き物なのか。

    どちらかに傾けば、片方の声が聞こえてくる。
    それ故、私たちは一喜一憂しながらも人生を謳歌するのだ。

    我々は皆、「カラマーゾフの兄弟

    0
    2023年06月21日

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