トリツカレ男(新潮文庫)

トリツカレ男(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミetc. そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。無口な少女の名は「ペチカ」。悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが……。まぶしくピュアなラブストーリー。

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トリツカレ男(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何度読んでも心が温まるストーリー。
    一見するとばかげた行いに見えても、それがいつか役に立つ、救いになることを教えてくれる。

    語り口調の優しい文なので、読書のリハビリにもぴったり。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    映画を見たきっかけで本も手に取った。
    映画も本も感動で、途中で涙がでてしまった。
    こんな暖かい本に出会えて本当によかった。
    子供にも進めたいと思った。

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    最初は「トリツカレ男=だいぶヤバイ奴」って印象だったのが、最後まで読むと、優しくてユニークな印象に変わりました。ペチカも結局トリツカレ女だったのがまた面白いです。ジュゼッペ(トリツカレ男)の色んなことに夢中になるところが自分と似ていて、たくさん共感できるところがありました。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    あぁ……涙がとまらない。。。

    『トリツカレ男』

    この本の表紙を初めて見たとき
    〈ホラー〉かぁ…って思ったの。
    だって怖いでしょ…表紙。
    食わず嫌い的に苦手なもんだから…
    それが全然違ってて…
    100%ピュアなラブ・ストーリー❤️

    ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。
    何かに夢中になると、

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    トリツカレること。
    大抵は役に立たないし、自己満足なものだ。だけどとっても"意味のある"ことだと思った。

    役に立つこと、と、意味のあること、はどちらが求められているだろう。大抵、というか、世間が欲してるように見えるのは役に立つこと、の方だと思う。でも役に立つものっていちばんしか

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    同じ作者の「麦ふみクーツェ」が好きすぎて、他の話がなかなか読めなかったのを、この本なら作風が似ていそうなので、えいやと購入。
    確かに、音楽的なリズムや、一部の風物、おとぎ話のようで感動的なストーリーなど、「クーツェ」と共通するところが多かった。
    冒頭の「おーい、ジュゼッペ」の繰り返しから、演劇やミュ

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    何かにとりつかれるように日々を過ごせることは、良くも悪くもそのことに以外を考えずに過ごせそうで良いな、と思った。素晴らしい結末にカンドーした

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    ミュージカルアニメーションで映画化ということで読んでみようと手に取った作品。
    新しいのかと思いきや奥付けを見たら平成十八年と結構古いのに驚いた。

    ページ数も160ページと薄くて隙間時間に読むのにちょうど良い一冊。
    装画も物語自体も童話のような不思議な世界観を感じさせられる。

     こんなにも物事に夢

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    もらった本。

    取り憑かれてしまう男のバイブル。
    なんだか青春みたい。

    青春の真っ只中に読んで、その時いた女の人との思い出が忘れられない、とかそんな物語があって私にくれたんだろうな。

    忘れないでおきます

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    仙台駅にて。東京駅ゆきの東北新幹線の発車時刻を待つあいだ、僕は駅ビルの本屋にいた。とくに目的などはなく、ただ時間潰しを目的に。
    本屋に入れば真っ先に、文庫本の棚を見てまわるのが、いつもの癖で。吸い寄せられるように、文庫本の棚の前に立ち尽くす。目的があれば目の色も変わるけれど、今日はとくに何もない。あ

    0
    2025年09月29日

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