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Posted by ブクログ 2013年01月23日
いしいしんじ氏を表現するなら、
「絵のない絵本」
毎回言ってきたけど、
この本は、その集大成と言っていい。
チープなファンタジーがたくさん散りばめられた、短編集。
昔話などの伝承文学や絵本などは、残酷がつきもの。
この本に収録された数々の物語も、たくさんの残酷が埋め込まれている...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月15日
・・・これ、だいすきなんです・・・!!カラタチとブルーベルにウワアア(´;ω;`)となり、横浜ジェーンのなんともいえぬ極彩色に黙り込み、薄桃色の猫たちに震え上がる。なんておもしろい作家さんなんだ・・・! いままで読まなかったことを公開しました。本当におすすめ。ひとりでも多くの人に読んで欲しいです。い...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
一つ一つが異様に心に残る短編集
どれから読んでもいいけど、
どれから読んでも全部一気には読めない
中でも
「すげ替えられた顔色」がお気に入り
「私の顔じゃない!私はもっと綺麗なはず!」
現在の美を求め続け、ありのままを否定する風潮をあざ笑っているかのように思えた
母曰く「美の市場は永遠に拡...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月02日
なんだか不気味だったり、ほんわかしたり、深い意味があるような、やっぱりなにもないような。いしいしんじさんの作品はなんとも中毒性が高くてやめられない。あれ、自分の方が世界を見逃していたのかな?と感じてついつい読み返してしまう。
太った人ばかりが住んでいる村の朗らかさ、紅葉狩り顛末の爺さまの格好よさが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月08日
万人には到底思いつかないような着眼点で魅せる、ファンタジーでもありリアルでもあり、悲しくもあり愛くるしさもあるショートストーリー集。
こんなにも多面性がある作家さんだったなんてと、驚きの連続。
すごく悩ましいけど、私は「緑春」の発想や言葉の表現と、「太ったひとばかりが住んでいる村」の鮮やかで艶やか...続きを読む
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