図書室の海

図書室の海

605円 (税込)

3pt

あたしは主人公にはなれない――。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる〈サヨコ〉伝説に関わる使命を……。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。

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図書室の海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月17日

    よく分からないのもあったけど、読んでいて引き込まれる作品ばかりだった。個人的には図書室の海がお気に入り。主人公は、私は主人公になれない人生なんだよねってカッコつけてるけど、自分からしたらめちゃくちゃ羨ましい青春送ってるように見えた。
    中学高校時代を思い出して、心が締め付けられる感じを思い出させてくれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月28日

    短編10編を集めた本ですが、他の長編作品のスピン・オフを多く含んでいます。

    「睡蓮」は、『麦の海に沈む果実』(講談社)に登場する水野理瀬の幼年時代を描いたもの。「ピクニックの準備」は、『夜のピクニック』(新潮文庫)の予告編。「図書室の海」は、『六番目の小夜子』(新潮文庫)の番外編になっています。ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月13日

    “恩田陸の予告編コレクション”
    まさに、その通り

    理瀬シリーズの理瀬が幼少期に父親に会う話や
    『六番目の小夜子』『夜のピクニック』の
    番外編があり、ハウルのようなファンタジー、
    回想で核心に近づくドキュメンタリーホラー、
    ノスタルジア…知ってるものは元より、どれも
    続きや周辺を読んでみたくなるもの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月11日

    なんとなく もわっとして…確かに恩田ワールドな短編でした。六番目の小夜子や夜のピクニックとリンクしてる所もなんか?良かった。

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    Posted by ブクログ 2017年08月25日

    再読4回目。
    短編集が好きである。が、当たり外れがあるのもまた、短編集である。これはほぼ当たりの1冊。怪談・ホラー寄りなところがまた宜し。変なファンタジー、というか。

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    Posted by ブクログ 2023年11月16日

    2023.11.15 再読

    *°×*°×*°×*°×*°×*
    『六番目の小夜子』の番外編『図書室の海』


    『夜のピクニック』の前夜のこと『ピクニックの準備』


    『麦の海に沈む果実』の主人公理瀬の幼少時代を描いた『睡蓮』。
    これは、理瀬やその周辺の謎がまた解けて読み応えがあった。


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    Posted by ブクログ 2023年03月27日

    三月シリーズの睡蓮が入ってる。
    理瀬、源氏物語って知ってる?
    百合の骨の番外編て感じかな。
    あと、ココロコ好き。
    いのちのパレードに収録されてる、走り続けろ〜(?)の奴と似てる感じがする。

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    Posted by ブクログ 2024年04月22日

    他の恩田陸さんの著書のスピンオフや前日談の様な内容があるので、ある程度他の作品も読んだ上で本作を読むと面白いかも

    イヤミスのような、最後にぞくっとくる短編もあって面白かった


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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    久しぶりの再読。色んな小説のスピンオフを合わせたような短編集なので、これだけ読むとよくわからないかも。六番目の小夜子を読み返したくなりました。

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    短編集というものをあまり読まないからスパンスパンと読み進められるのが新鮮だった。
    でも自分の読解力の問題で一つ一つの話を読み解いて楽しむって流れができなかった。
    なんなら読み取ろうとしすぎて「この話ってつまりどういうこと?ちょっと読んでみてよ」って人に聞いた。(茶色の小瓶)
    小夜子や夜のピクニックの...続きを読む

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