灰の劇場

灰の劇場

880円 (税込)

4pt

「飛び降り2女性の身元わかる」――始まりは、「三面記事」だった……新たな恩田陸ワールド、開幕。文庫版特別収録=「灰の劇場0-+」「文庫版あとがき」。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

灰の劇場 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この小説で、途中までその構成に気づかなかった。え、もしかして、と思った時、すごいなーと思った。
    恩田陸の小説は、蜜蜂と遠雷しか読んだことなかったけど、また全然違う雰囲気。一気に読んでしまいました。おすすめです。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    場面展開が激しく難しいお話でした。
    ずっと小説家や物書きの脳を覗いているような気持ちで読みました。
    芸術の描写はさすがですね。ここを書く恩田陸が好きで作品を選ぶまであります。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    フィクションとノンフィクションの間を行ったり来たりの感覚がとても不思議。
    淡々とした筆致の中に著者さんの執念のような感傷のような、いろんな心が潜んでいるように思えました。
    私はとても好きでしたが、読む感覚を空けると読みにくくなるかもしれません。

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    これは「鎮魂」の物語だ。
    だがそもそも鎮魂とは誰のためのものなのか?という話でもある。
    物語に限らず製作物とは、そこに誕生させた時点で、それ以上のものではなくなる。その意味で、あらゆる可能性を持っていた状態から有限のものに成り下がると言えるのではないか。誕生させた時点で無限にあった可能性と未来を放棄

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    最初は少し読み方に戸惑ったが、慣れればするすると読める。フィクションとノンフィクションの間をずっとゆらゆらしていた。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    今まで何作品も恩田さんの作品を読んできたので、こういうタイプの作品だとすんなり受け入れられました
    場面転換が難しく、誰が語り手なのか混乱しますが「らしさ」を感じます
    あとがきにも出てきた『ライオンハート』はもちろん、『中庭の出来事』もこの作品のタイプに近いような
    この作品で初めて恩田さんの小説に触れ

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    一緒に暮らしていた女性二人が橋から飛び降りて、自殺をしたという事件がずっと残っていた”私”がそのことを調べて小説にしていくというところから始まる、フィクションとノンフィクションパートが交互にくる構成の1冊
    なんというか恩田陸さんのノンフィクション部分が、ある事件をもとにフィクションを制作するというこ

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    「ザリガニ」の隣に堆く積まれてたので、小生初の恩田陸さん。仲良し2人の女性が自殺に至った、原因と考えられる「人生の不都合」を物語る。話を聞いてあげられたらなー、と思いながら読んだ。ラストの構成も圧巻。

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    始まりは、とある三面記事。
    一緒に暮らしていた女性2人が飛び降り自殺を図ったという内容。
    作家である著者は数十年も前に目にしたその記事がずっと心に引っかかっていた。

    著者(ノンフィクション)と記事の女性たち(フィクション)を交差させる物語の運び方に夢と現が混じり合うような不思議な気持ちで読み進めた

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    新聞の隅っこに、ひっそりと載せられた記事。それが棘のように、1人の作家の胸に刺さる。その棘から生み出された作品です。

    名言:本や映画に一定の時間をさくというのは、それだけ孤独を強いられるということでもある。



    0
    2024年08月03日

灰の劇場 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

恩田陸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す