木曜組曲 〈新装版〉

木曜組曲 〈新装版〉

715円 (税込)

3pt

耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げて四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。重松時子の死は、はたして自殺か、他殺か──? 傑作心理ミステリー。

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木曜組曲 〈新装版〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    憧憬と悪意の混在。
    したたかさと利己主義も混在。
    女性ならではっていうのかな。
    これが全員男性だったら
    ここまでの爽やかさや清々しさは出ないだろうなとか。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    読み進むにつれてそれぞれに隠し事が次から次へと出てきてぞわぞわしながらもページを捲る手が止まらず一気読み。
    はっきりとした真相はわからないものの、被害者がそんなことを考えてたの…?!という結末にはゾーッとしました。物書きの人で女性ばっかりで集まると会話がにぎやかで読んでて楽しい。
    トマトと茄子のスパ

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    安心して最後まで読めました。
    出てくる料理が美味しそうで、恩田さんもおいしいものが好きなのかな…と想像してしまいます。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    2025年一冊目は大好きな恩田陸さん
    間違いなく面白かった!
    美味しい食事をしながら、大作家の突然の死の謎について、思うところを四年越しで吐露し合う頭の良い女性達の会話が大好き
    刺激し合える女友達に会いたくなる

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    たしかに組曲だった。主題が次々と変わるが、全体が時子さんで美しくまとまっている。

    "好人物が実は猟奇殺人犯"みたいな不協和音が入る余地がないから、安心して読めるし、緻密なプロットを楽しめる。

    話の本筋ではないが、
    ・全ハードボイルド小説共通の粗筋
    ・茄子とトマトのスパゲッティ

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

    久々のミステリーとてもよかった!
    女子会でずっと飲み食いしつつ、時子の死の原因をお互い疑心暗鬼になりながら議論する様子がおもしろい。みんなしたたかな女で素敵。
    視点がコロコロ入れ替わるから、5人のキャラがちゃんと認識できるか心配だったけど、意外とついていけた。物書きの会合楽しそう。
    ラストも良い。

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    ひょんなことから過去の事件を振り返り、その真相を推理していく物語。
    展開が二転三転し、正直どれが真実なのか、誰を信じればいいのか分からなくなる場面も多かった。

    それでもテンポよく読み進められ、最後まで面白く読めた一冊だった。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    亡くなった作家、重松時子を偲んで彼女に縁のある女性5人が一年に一度、木曜日を挟んだ3日間、彼女の家に集うーという設定だけでおもしろそうと思ったし、実際おもしろかったです。
    ひとつの家に何日間か集まるというのは恩田陸さんの作品のなかでも「蛇行する川のほとり」「ネバーランド」も似ていて、私はこういう設定

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    薬物によって亡くなった作家・重松時子にゆかりのある五人の女性が、その死の真相を推理する物語。

    ノンフィクションライター、純文学作家、流行作家、編集者、出版プロダクション経営者といった、物書き関連の職業に就いた女性の視点による言葉が、作者の想いを投影しているようで、興味深いものがありました。

    また

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    天才作家、時子の死について。時子の縁者の物書きが集まり語り合う。様々な出来事や隠し事の告白に不穏な空気が流れてあれやこれやと想像しハラハラしました。最後はそうかぁ、やっぱりベテラン女子怖ーい、です。

    0
    2025年03月01日

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