月の裏側

月の裏側

677円 (税込)

3pt

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも? 事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは〈人間もどき〉の存在に気づく……。

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月の裏側 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    珈琲怪談を買ったのですが、関連書籍と聞いてこちらの作品と不連続の世界も購入。
    恩田陸さんの作品を読むのは初めてでしたが、読みやすくてすごく面白かったです。町のじっとりとした空気感や仄暗い雰囲気が終始目に浮かぶようで、設定も文章もすごく惹き込まれるものがあり他の作品もとっても気になって積読が増えました

    1
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    多聞さんまで盗まれたいたとは 予想外の展開でした

    掌に握られていた鳩笛 藍子も同じ鳩笛を握りしめていたのは何故?

    得体のしれない あれの存在にビクビクしながら
    楽しんで読みました

    1
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

     月は夜空に浮かぶ。いつも月を見ているが、しかし、地球から月の裏側は見えない。それでも、月を見て、月は知っているような気になる。しかし、見えていない月の裏側で何が行われているのか?

     この物語は、見えていることだけでなく、実は見えていないものが、知らない間に存在し、それが現在の見えている世界に関与

    1
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    お手本のようなSFモダンホラーだ。間違いない。未読の方は幸せだ。情報など欠片も仕入れずにこの本を手に取り、頁を開け。夢か現かわからない悪夢にうなされる事は間違いない。保証する。
    20年振りに再読してもなお、本書は新鮮だ。奇妙な出来事に直面した登場人物たち、彼らが追っていく事件の一つ一つ、そして明らか

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    ●所感
    2025年、最も、考えさせられる小説かもしれません。

    いや、小説という括りが適当ではない書籍といえるかもしれません。

    感想は後日改めます。
    簡単には、書けないからです。
    ------------
    ●2025年12月記録 感想
    1.世界観
    『月の裏側』は、私たちを日常の裏側に潜む不確かな世

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    行方不明になったかと思うと、何事もなかったかのように帰ってくる。それも町中のみんなが。。
    帰ってきたのは人間なのか生産されたそれなのか。。果たして私は本物の私なのか、それとも、、、

    視覚的な恐怖はもちろん、臓物から湧き上がる心理恐怖の板挟みで発狂してしまいそうでした。


    人気「夜のピクニック」よ

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    水郷都市・箭納倉で3件の失踪事件が起きていた
    箭納倉に住むかつての恩師協一郎に呼ばれた多聞は、3件の失踪事件が全て堀に面した家で起きていること、しばらくしてから怪我もなく無事に戻るが失踪している期間の記憶がないことを説明される
    多聞たちはこの不思議な事件を思考し始めると、ある仮説に思い当たる…
    .

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    ゾクゾクした。
    そんなわけない。と思いながらも、もしかしたら…?と思ってしまうような、不思議なお話。
    ミステリー?ホラー?

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    まだらに読んでいる恩田陸さんの作品で
    どちらかというと読んでいるものの方が多い中で
    なんとなくスルーしていた作品。

    塚崎多聞という主人公を据えた
    シリーズとして読める作品ということを知って読んでみた。

    内容としてはthe恩田陸。
    水路の走る町。
    老人の行方不明事件。
    少し不思議などこかホラーな、

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    のどかな水郷都市で次々と起こる不可解な出来事を描いた物語。

    何か得体の知れないものが音を立てずに忍び寄る、そんな不気味さと怖さを演出する手法が見事です。

    現実の不確かさや曖昧さを意識させる幻想的な雰囲気もあり、読後は長い夢を見ていたかのような気持ちになりました。

    0
    2025年08月14日

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