不連続の世界

不連続の世界

小説・文芸
596円 (税込)

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妻と別居中の多聞を、三人の友人が「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。車中、多聞の携帯に何度も無言電話が……。友人は言った。「俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」(「夜明けのガスパール」)――他四篇、『月の裏側』の塚崎多聞、再登場。恩田陸のトラベル・ミステリー!

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不連続の世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    塚崎多聞シリーズ。
    珈琲怪談で語られていた塚崎多聞のエピソードは最後に収録されている。
    こちらは短編集となっておりトラベルミステリーのようなスリラーのような小説。読み終わると少しゾクっとする感覚がある。
    珈琲怪談の塚崎多聞がもっと肉付けされリアリティを感じた。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    塚崎多聞シリーズの2作目です。
    5作の短編集になります。

    この本は紀行文としての一面もあり、私の好きな尾道が舞台になった『幻影キネマ』とても楽しめました(*´ω`*)

    1番怖かったのは『悪魔を憐れむ歌』。
    読んだ後、気味悪さに薄寒くなりました。

    『夜明けのガスパール』を読み何に対しても動じない多聞さんの弱さに触れた様な気がしてますます彼に対して親しみが増しました。
    このお話しにでてきた4人が登場する次作の『珈琲怪談』も楽しみです♪

    0
    2026年04月22日

    Posted by ブクログ

    好きな小説なので、3回目を読み終わりました。

    タイトルにもあるように、不連続の世界なので、普通の世界とは微妙に隔絶されていて、だから現実に理解できるミステリーと、理解し難いミステリーが同時に起こるところが面白い。
    コモリオトコの言葉遊びも好きだし、聞くと死にたくなる音楽の話もいいけれど、最終章が1番ハッとさせられる。そんなハッとする瞬間があるのがこの本の魅力。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    ミステリーのようなホラーのような不思議な感覚。
    大きな謎は、
    ちょっとした偶然と、思い込みと、見る角度によって、思いもよらない壮大なものになり得る。
    そんな風に思った。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    食わず嫌いするなと言われそうだが、短編集となると伸ばした手を引っ込めてしまう。あくまで個人的な好みだから気にしないでほしいが、物語に続くテンションが一回ずつ上がっては下がり、上がっては下がりを続けるので疲れてしまう。
    だが連作となると別だ。一話一話は完結しているように見えて実は、という仕掛けがたまらなく好きだ。予期せず手にした本がそれだと途端にやる気が漲ってくる。
    『月の裏側』の多聞再びだが、シリーズではなく前作と繋がりもない。怖さとは違う不穏で、白昼夢のような世界観。起きてもまだ夢の中にいるような雰囲気がたまらなく好きである。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    audibleにて。うすぼんやりと不気味なような怖いような、1作目ともつながっているようないないような、な連作短編集。1作目と3作目でそんな雰囲気にも慣れて、それをを味わいたくて読んだのでわりと満足。3作の中ではこれが一番好きかなあ。
    死者の歌声の話がなんでそんなことするん…感が不気味で好み。サンライズはいつか乗りたい。鳥取砂丘を2年前に生まれて初めて訪れた時にちょうど能登半島の地震速報が来て、土産物屋では緊迫した様子のテレビのニュースが流れていたりして、なんだか記憶もわやわやしている。砂丘が舞台の作品のあいまいな感じはそういう個人的な記憶にしっくり馴染んだ。

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    「怖い話は、こんなふうに、エレガントに優しい声で語られるべきものなのだ」

    地元の名士が語った山の話が恐ろしい「悪魔を憐れむ歌」この話は、その歌声を聞くと死にたくる歌「山の音」の謎を追う話で、その歌声の主の女性を『珈琲怪談』にも登場する塚崎多聞が追う。

    多聞と友人との会話の中で、『山の音』と言えば、川端康成の小説だよね、という話が出てきて、そうそう私もそう思った。内容ほとんど覚えてないけど、山の音は死を予感する音だったような…

    恩田陸さんの『不連続の世界』、『珈琲怪談』は小説や映画、音楽についての雑談が自然に織り込まれているところも素敵です。登場人物たちの会話を聞いていると、「それ読んだ」「懐かしい」とうなずきたくなりますし、そこからまた新しく読みたい本が増えていくのも楽しいです。

    オムニバス形式のホラーというか、旅先の空気や土地の気配を味わうトラベルミステリーのようでもあり、読んでいるとその土地の風景や温度まで浮かんできます。旅先で読みたい本です。

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    恩田陸作品では珍しい
    キャラクターの共通するシリーズ
    「塚崎多聞シリーズ」の2作目。

    形式は短編集。

    1作目の雰囲気から、
    少し幻想的な、霧に包まれていくような謎体験が得られるかと思って読んだけれど、
    想像よりもずっと明確な解答の用意された短編集だった。

    同名のキャラクターが登場するシリーズもののような扱いだけれど、
    世界観はパラレルで直接つながっているわけではないです。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    月の裏側を先に読んでいたので、本書の世界観に入っていきやすかったです。ただ、世界線は全く同じではないのかなと思うほど、良い意味で月の裏側の話が全然感じられませんでした。本書だけで十分楽しめます。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    『月の裏側』ほどは怖くない。ほんのり、じわっと沁みてくる怖さがあった。「幻影キネマ」のお話と最終話の「夜明けのガスパール」が好きだった。特に「夜明けのガスパール」はひょうひょうとしている多聞さんの感情が大きく揺らぐ姿が新鮮。塚崎多聞ってなんなんだろう…

    0
    2025年11月04日

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