平山瑞穂の作品一覧
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
興味深く読めました。
この本の読者は、「小説を書いていてデビューしたいと思っている人」になるのでしょうか。もしくは「平山氏のファンが作品の制作秘話を知りたいという動機から読む可能性」もありますね。
私の場合、今回初めて新人賞に応募できそうな長編小説を書き切ったので、「自分にもこの本を読んで失敗を学ぶ資格はあるかな」と半ば遠慮がちに手に取りました。
結果的に大いに役立った助言がありました。
「編集者に言われて結末を変えたが、中途半端になってしまい後悔している」という失敗エピソードです。
どこで役に立ったかと言うと、書き切った長編小説に対し、ランサーズの添削サービスを受けた時です。サービス提供者は、それこそ編集のプロの方でした。
添削の結果、「このアドバイスの全部を聞く必要はない」と前置きされたとはいえ、コアの設定部分を「これは辞めた方がいい」と言われてしまったのです。
しかし私が書きたかった動機と密接に関わる設定だったので、添削通りに設定を変える気持ちは湧かず……。
本書の「落とし所を見つけて、抗えばよかった」という平山氏の後悔を思い出し、「そっか、作中でなんでこの設定にしたのか、嫌というほど強調すればいいんだ」と思い直しました。それが私の思いついた「落とし所」でした。
結果、添削前とは比べ物にならないほど完成度を上げる事ができた上に、自分の信念も守る事が出来ました。
そもそも、なかなかデビューなんて出来ないし、本書のアドバイスが役に立つ人材そのものの人数が限られているとは思うのですが、お金さえ出せば「プロの編集者」とはやり取りできる。
真剣に小説を書いている人は読んで損はないと思います。他の書き手には、また違った「失敗エピソード」が役に立つのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
2021/02/07
結構前から気になってた平山瑞穂さん(※男性作家)の作品を、時間をかけてではありますがようやく読み終えることができました。
恋愛もの…とひと括りにしてしまうのは簡単ですが、学生の恋愛を経ての大人の恋愛についてを書いた話だと思っています。
高校生とか大学生の恋愛の話だと、あー青春だよねーとかあー甘酸っぱいねー、とかこういう心情あるあるーとかみたいな形で読み終えられることもありますが、そこからさらに大人、社会人となった時の恋愛まで描いていて、学生時代からのその代わりようが読み進めていてりあるだなーと感じました。
高校時代は地味で目立たないタイプだった桜川衛、友人に衛を紹介される形で出会うことになった都築祥子の2人の人生についての話なのですが、タイトルの通り最終的にはさよならします。(?)
一回交わりかけて、また大きく離れて、また交わりそうになって…を繰り返すのですが、そこまでの経過がそれぞれにリアルだなあと感じました。
小説の女性はなぜダメオーラ全開の男でもくっついていこうとしてしまうのか…。
後味に少しの余韻を残す感じがいいなと思います。