あらすじ
笑って泣いて元気になれる、お仕事小説アンソロジー第1弾!! 漫画家、通信講座講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツ・ライター、ツアー・コンダクター。6人の「働く」女性たちが、ときに悩み、へこみながらも、自分らしい生き方を見つけていく姿をいきいきと描く。漫画家の収入の仕組みや、ディスプレイデザイナーの働く時間、ツアー・コンダクターのスケジュールなども盛り込み、気になる職業の豆知識や裏側も楽しめる。仕事帰りの電車の中で、一日の終わりのベッドの中で、お疲れのアナタを癒やす全6話を収録。人気作家が競作!! 責任編集/書評家・大矢博子。
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大崎梢さん、平山瑞穂さん、青井夏海さん、小路幸也さん、碧野圭さん、近藤史恵さん。
どれも初めての作家さんだったけど、それぞれ小さい苦労をしながら頑張っている女性たちが描かれていて、たくさんの元気がもらえた感じ。
中でもスポーツライターの話は好きだったかな。
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はたらく女性のアンソロジー。頑張る女性への応援アンソロジーとも言えそう。明日も仕事がんばろうと思える以外にも、知らないお仕事の世界も覗けてちょっと知ったかぶれるところも面白いです。
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作家6人による 30代女子お仕事アンソロジー。
あー、よかったぁ。
漫画家や通信講座の講師、プラネタリウム解説員
ツアー・コンダクター、ディスプレイデザイナー にスポーツライターと
馴染みがあるかといわれるとそうでもない職業だけど、
結局、根っこは同じようなことで苦しんだり悩んだりするのだなぁと思う。
お気に入りは小路幸也だなぁ~やっぱり。
6つの作品のにちょこちょこっと共通のお店や関わりがあって
そこが、いろんな職業でも
いろんなところでつながると感じられて嬉しい。
そうなのだ、今日電話したコールセンターの女子も
もしかしたら、チョコ好きかもしれない。
風邪気味だけど、頑張ってるのかもしれない。
星占いが1位だったかもしれない。
星座が同じかも・・・
そんなことだけど、
だけど、人はそれぞれ生きていて、つながるところがある。
そう思うと、明日も元気でいられるかも。
できれはプラス15歳の女子。。。いえ、おばさんで
書いてほしい。
だって、6人の主人公はやっぱり、私から見れば
若いんだもの。
なんでもできるよ!と思うもの。
と、拗ねてみてもダメかしら??
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好きな作家さんたちのお仕事アンソロジー
仕事をしている時には積読していたのに
「今」読みたくなったのでした
仕事っていいな
と素直に感じました
色々ある お客様からも 一緒に働く人たちも
でも、「ありがとう」とか「あなたにまた会いにきます」って言われた時の嬉しさは
全てを吹き飛ばします!!
今私も次の仕事をどうしようか迷っています
少しの充電期間を過ごしています
何の仕事を選んだとしても、この本に出てきた6人の女性たちのように
自分に嘘をつかない まっすぐな仕事をしたいなと感じました!
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お仕事小説アンソロジー。
大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。
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どの短編も迷い悩みながらちゃんと自分の仕事に向き合ってる人が主人公で、読んでてとても羨ましく思った。こんな頑張って働いてたなぁとはるか昔を思い出して、なのにこんななってもたなぁと今の自分を儚んでしまう。
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自分はお仕事小説を結構気に入っているらしい。読みやすいお話ばかりだった。ディスプレイデザイナーの彼女の気持ち、納得がいくまで葛藤があったんだろうなと思った。
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編集者のあとがきにあるように、働く女性を応援する一冊。
色んな職業の話を知れることに加えて、仕事の楽しさと苦悩と複雑な気持ちを読める本。
2.3も読もうと思う。
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お仕事小説アンソロジー。主人公たちはそれぞれ挫折して次への一歩を踏み出す。それぞれの仕事の華やかさ、収入、暗部を描いていて面白かった。「六畳ひと間のLA」の小柴さんには涙が溢れた。人生をやり直したくて英語の勉強を始め、なかなか成果が出ない中でかほり先生とのメール交換は心の支えだったんだろうなぁ。
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今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
読んでて楽しい
でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった
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頑張る女性のお仕事小説アンソロジー。どの作品の主人公にも共感できて面白かった。仕事はしんどいことばかりだが、こういう、この仕事していてよかった!という一瞬のために頑張ってるんだよなと思う。男女平等といわれつつ、どうしても性別で制約をうけることもあるなか、まっすぐに仕事に取り組む女性は格好いい。
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働く女性が苦労するも、頑張る姿を描く短編集。
それぞれの作家がそれぞれの職業を描きます。
平山さんの通信教育の英語講師の話と
近藤さんのツアコンの話が好きです。
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「お仕事小説アンソロジー」ですが、主人公は女性です。働く女性へのエール、なのでしょうか。
自分の才能を頼みに仕事すること、プロフェッショナルとしての技術をもって臨むこと、女性だからといってできない仕事は少なくなったけれど、それでも女性だから悩んでしまうことや、心細い事が、正直あると思います。
作中の彼女たちを知ることで、少しでも共感できれば、気持ちが楽になることがあるかもしれません。そして、明日も仕事頑張って!だから、絶望的なラストはありません。
他の作品に、あの漫画家が登場したり、ちょっとしたお楽しみがあるのも嬉しい。
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6人の人気作家が異なる職業を持つ女性をテーマに書いたアンソロジー。漫画家、通信講座の講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツライター、ツアーコンダクター。
この仕事にはこんな裏側があるのか、と素直に新鮮に感じて面白かったし、何より、働く女性として、「あー、わかる!」という部分がいくつもあった。ツアーコンダクターの小梅ちゃんのように、気持ちに蓋をしながら、ときには仕事しなきゃいけないことだってある。嫉妬することも。
最後に、ちょっとした希望があるのがそれぞれ、とても良かったな。
あとがきが素敵だったので、メモしておく。
「好きで選んだ仕事なのに、やっぱり疲れるときもある。
嫌なことも、思うようにいかなきことなんてしょっちゅう。
他人をひがんだりねたんだりして、でもそんな自分も嫌で、自信なくして。もう休んじゃおうかなって思うこともある。誰だって、あります。
そんなときに読んでほしい本を作りました。
頑張るあなたへ、応援のアンソロジーです。
うん、働くって大変だし、嫌なこともいっぱいあるけど、でもまあ、とりあえず、また明日から元気出していこうかな
読み終わったとき、そう思っていただけたらいいな、と願っています。」
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お仕事小説のアンソロジーシリーズ第一弾。特に良かったのは、『イッツ・ア・スモール・ワールド』かな。最後の『終わった恋とジェット・ラグ』はダイエットと英語の勉強はよく似ている…の冒頭分で通じるものがありストーリーも面白かった。第2弾も愉しみ。
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碧野圭さんの作品が読みたくて借りた本なんだけど、どの著者の作品も良かった!働く人へのエール!ってことで色々な仕事が出てきて面白い☆シリーズ化してるようなので他のも読んでみようっと。
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近藤史恵のラストが良すぎた。元カレ騒動がメインかと思いきや『そっちで締めたか~!』と。やられた。
全体的に『エール!(3)』より好印象。次は(2)を読む。
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職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
(窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果
・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団体旅行添乗員
良作揃いで、甲乙つけがたい。
・デザイナーである主人公の知人達は、すまし汁のような労りに満ちていた。
ささやかな仕事でも、細やかな努力を怠らなければ、周りは評価してくれる、という話。
・登場人物の発想が好みだったのは2012年の天体観測。
三人寄れば文殊の知恵、というのを具現化した物語。
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働く女子への応援小説らしい。確かに少し元気が出るかも。みんな悩んでるんだなあって思うから。短編でどれもカラッとしているのもいいかも。
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「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。
一番良かったのは、やっぱり小路氏の「イッツ・ア・スモール・ワールド」かな。
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軽く楽しく読める本を、と思い選んだ本がピッタリでよかったです。後書きにもありましたが、仕事後寝る前にベッドで読むのに最適でした。
近藤史恵さんのツアコンのお話が好みでした。一番仕事中の話だったからかな? それ以外も粒揃いで楽しく読めました。
お仕事小説は大好きなので、2、3冊目も読みたいと思います。
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好きな作家さんが6人中3人いて思わず手にとりました。別々の人が書いてるのに、さっき読んだ中に出てきた、これ。と思う仕掛けが入ってて、それも面白かった。私は2カ所しか気づかなかったけど。
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働く女性たちを描くアンソロジーの第1弾。
第3弾から読んでしまったせいか、第3弾ほどのワクワク感はなかった。
どちらかと言うと、今作に収められた6編は挫折からの立ち直りがメインであり、「そんなに世の中、上手くいかないよ」と言うのが、一番最初に出て来た感想。
通信教育の添削の仕事は、今まで全く想像もしたこともなかったので、それだけは少し面白く読んだが、ラストがちょっと悲しかった。
近藤史恵の得意分野である旅を描いたツアー・コンダクターの話を一番楽しみにしてたけど、落ちがイマイチだったのが残念…
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ぼちぼちですかね。
読みやすくてあっさりよめたけど、
まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。
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仕事に悩んだ人達に対するエールですね。
各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。
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6篇のお仕事小説アンソロジー。2回に分けて読んだ。どれもうまくいきすぎだろ、とも思うけど。どれも読みやすくて普段本を読まない人にはいいだろう。まぁ、働くのは大変だけど、こういういいこともたまにはあるよなとは思う。早く働かなくてもよくなりたいものだ。目指せ億り人。